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ストーカー対策|ゴミ出しのリスクと予防策、被害時の正しい対処法

ストーカー被害は、つきまといのように目に見える行動だけで済むとは限りません。

ストーカーは「情報を収集する」「接触の機会を作る」「自分の存在を誇示する」「嫌がらせをする」といった目的を段階的に重ねながら行動します。

ゴミには個人情報だけでなく生活の手がかりも混ざりやすいものです。ストーカーがゴミを繰り返し拾えるようになると、生活圏や生活リズムを具体的に推測されてしまいます。したがって、ゴミ対策は中身の処理だけでなく、出し方や周辺環境まで含めて対策する必要があります。

ストーカー被害は性別を問わず発生しますが、特に一人暮らしの女性や生活情報が外部から把握されやすい環境では注意が必要です。

この記事では、ストーカーがゴミ出しを狙う理由、狙われやすいゴミの種類とその対策、警察への相談方法などを詳しくご紹介します。

この記事を読むことで、以下のことがわかります。

・ゴミ出し対策が必要な理由
・ストーカーが狙っているゴミの種類
・ストーカー対策になるゴミ出しの工夫

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なぜストーカーはゴミ出しを狙う?対策が必要な理由

ストーカー被害では、「ゴミ袋が破られている」「中身が抜き取られた形跡がある」「ゴミを出すタイミングを待ち伏せされている」といったケースは決して珍しくありません。

では、なぜストーカーはこのような行為に及ぶのでしょうか。その背景には、対象者へ強く執着する心理が関係しています。

  • 相手の個人情報や私生活を把握したい
  • 関係性を維持している感覚を得たい
  • 自分の存在を意識させ続けたい

こうした欲求を満たす手段として、ゴミやゴミ出しは狙われやすいのです。しかし本当の問題は、ストーカー行動が成功することで、加害行為がエスカレートしやすい点です。

そのため、早い段階でゴミ出し対策を行うことが欠かせません。加害行動の進行を抑え、通報や相談、環境調整といった対処の時間を確保することが重要になります。

ゴミから個人情報や生活情報が漏れる可能性がある

ゴミが狙われる最大の理由は、個人情報や生活情報が容易に取得できるからです。

ストーカーは、住所や名前の個人情報、レシートや包装物などの私生活に関わるゴミから、次のような生活情報を推測します

  • 生活リズム
  • 行動パターン
  • 趣味趣向
  • 交友関係

ストーカーには、相手の生活を把握することで、「相手と関係性がある」といった満足を得る傾向がみられます。

ゴミは日常的に無防備な状態で出されるため、容易に情報収集ができます。さらに「捨てられた物」という歪んだ理屈によってストーカー本人の罪悪感や抵抗感が弱まる傾向もあります。

このため、ゴミ出し対策として、個人情報や生活情報が把握できないようにすることが重要になります。

ゴミ出しの行動そのものが狙われることがある

ゴミを出すという行動は、日常生活の動線や時間帯を利用し、偶然を装った接触を図るために利用される場合があります。たとえば、次のような特徴を持ちます。

  • 時間帯や行動パターンを予測しやすい
  • 不審に思われても偶然を装いやすい
  • 被害者側の警戒が緩みやすい

また、こうした接近や接触が繰り返されると、直接的な加害行為へ発展する可能性もあります。身体的リスクを伴う接触へ発展する可能性も否定できません。

このため、ゴミ出しにおいては、行動パターンが固定化しない工夫や、第三者の目を置くなどの防犯対策が重要になります。

ストーカーが狙っているゴミの種類

ストーカーは、無差別にゴミを漁っているわけではありません。対象者の私生活や行動を把握できる情報が含まれるゴミを意識的に狙う傾向があります。

一見するとただのゴミであっても、複数の情報が組み合わされることで、生活の状況や行動パターンが推測されてしまう場合があります。

そのため、狙われやすいゴミの種類を把握しておくことが重要になります。

はがきや郵便物など個人情報が載っているもの

郵便物や通知物には、個人情報や契約内容、利用サービスに関する情報が含まれています。こうした情報は、勤務先や生活圏、人間関係の把握につながる可能性もあります。

特に見落とされやすいのは、役所や保険会社からの郵送物です。内容を意識せず廃棄してしまうケースも多く、情報が無防備な状態で外部へ出てしまうことがあるため注意が必要です。

・はがきや封書
・宅配便の送り状
・公共料金などの利用明細
・役所や保険会社からの郵送物

レシートなど生活リズムが分かるもの

レシートや配送関連の包装物も注意が必要です。利用店舗や時間帯といった情報は、対象者の行動パターンを推測する材料になります。

特に、同じ行動が繰り返されていることが分かると、生活リズムや外出傾向が把握される可能性があります。

・レシート
・定期購入の箱
・出前や宅配サービスの袋

行動範囲や趣味が分かるもの

趣味や関心が分かるゴミにも警戒が必要です。これらのゴミからは、対象者の行動範囲や関心領域が推測される場合があります。

こうした情報は、偶然を装った遭遇や接近のリスクにつながる場合があります。

・イベントの半券
・ファンクラブ郵送物
・学校や習い事のプリント
・地域施設の案内

下着や衣類などの身の回り品

衣類や身の回り品は、情報とは異なる意味で狙われるケースがあります。下着や女性の生理用品などは、ストーカーの歪んだ執着を刺激する対象になり得ます

こうしたゴミを集めることで、心理的な距離を縮めたと錯覚する傾向も見られます。

・下着
・生理用品
・子ども用衣類
・名前が書かれたタグ付き衣類

USBやDVDなどのデジタル記録媒体

見落とされやすいのが、デジタル記録媒体です。USBメモリやDVDなどには、大量の個人情報や記録データが保存されていることが多くあります。

写真や書類、連絡先データなどが残っている場合は、深刻な被害につながる可能性があります。

・USBメモリ
・DVDやCD
・SDカード

ストーカー対策になるゴミ出しの工夫(中身対策)

ゴミ出しの対策で重要なのは、漁られても問題ない状態にしてから捨てることです。ストーカーは住所の一部や店舗名、日時などの断片から行動を推測します。

そのため、紙類は「復元されない」「推測に使われない」状態になるように処理してから捨てるようにしましょう。また、身の回り品やデジタル媒体は、目的物として成り立たない状態にしてから処分することが重要です。

個人情報が載った紙は復元できない形にする

個人情報は、住所や氏名が一部残るだけでも利用価値が生まれます。対策の基本は、読めない状態にすることです。あわせて、同じゴミ袋にまとめたり同じ日にまとめて捨てたりしないようにしましょう。

可能であれば、水に浸して繊維状にするか、油性ペンで黒塗りする方法でも効果があります。

対策注意点・効果
油性ペンで黒塗り多方向から複数回、裏面からも塗る。黒塗りが甘いと、素材や光の当たり方で文字が見える
シュレッダーゴミ袋や出す日を分散させて捨てる。細かくするだけでは復元される可能性がある
水に浸す水に浸して繊維状に崩すと、復元できなくなる

レシートなど行動が読める紙は情報を欠落させる

ストーカーが見ているのは購入履歴だけではなく、どこで・いつ・どの頻度で動いているかです。店舗名・日時・頻度が揃うと、生活リズムや行動パターンの推測材料になります。

大事なのは情報を推測させる材料を与えないことです。

対策注意点・効果
情報を欠落させて分散して捨てる店舗名+日時が残ると推測に使われやすい。該当部分だけでも欠落させると情報価値が下がる。ゴミ袋や曜日は分散して捨てる
水に浸す水に浸して繊維状に崩すと、復元できなくなる

下着・衣類は判別できない状態にして捨てる

下着や衣類は、ゴミの中でも特に狙われやすいです。できるだけ細かく刻むなどしてゴミに出しましょう。子ども用衣類などは、家族構成を推測する材料にもなります。

また、成人女性の下着の場合は、メーカーの回収サービスを利用する方法もあります。

対策注意点・効果
できるだけ細かく刻む原型が分からなくなるようにする。金属部分に注意。
紙や袋で包んでからゴミ袋に入れる外部から内容を視認しにくくできる。心理的ターゲット化を防ぎやすい。
名前が書かれたタグは切り取って別に処理する名前・所属・学校情報などが直接露出するリスクを避けられる。
メーカーの下着回収サービスを利用する回収先が限られている。

デジタル記録媒体は初期化だけで終わらせない

USBメモリやSDカード、DVDなどの記録媒体は、紙よりも危険度が跳ね上がります。媒体に写真・動画・連絡先・書類などのデータがまとまっている可能性があるためです。

初期化や削除だけでは、復元可能な状態でデータが残るケースがあります。そのため、読み取りできない状態まで破壊するか、可能であれば回収サービスの利用を推奨します。

重要なのは「情報が残らない」状態にすることです。

対策注意点・効果
読み取りができないように破壊する破壊が不十分だと、読み込める可能性がある。
回収サービスを利用する安全性が高い。

ストーカーにゴミを漁られにくくする出し方(行動対策)

ストーカー行為の特徴のひとつに「観察行動」があります。ストーカーは対象者の生活リズムや行動パターンを継続的に確認し、接近や監視、嫌がらせの機会を探る傾向があります。

ゴミ出しには次のような特徴があり、ストーカーにとって観察しやすい条件が揃っています。

  • 時間帯が推測しやすい
  • 屋外での単独行動になりやすい
  • 自宅周辺での短時間作業のため警戒心が低くなる

また、ストーカーは「容易にできること」「人目につきにくい状況」「予測しやすい行動」を好みます。ゴミ出しを工夫することで、こうした条件が成立しにくくなります。

重要なのは、ストーカーにとって都合のよい状況を作らないことです。

出したゴミ袋の中身を見えにくくする

透明・半透明のゴミ袋は中身が見えるため、「特定の人物のゴミ」だと判別されやすくなります。この視認性そのものが、ゴミを漁る行為を助長する要因になり得ます。

対策として、袋を二重にする、中身を別の袋で包んでからゴミ袋に入れるといった方法が有効です。目的のゴミ袋だと認識されにくくすることで、心理的な刺激を減らせます

また、確認に手間や時間がかかる状況を作ることで、行為を諦めさせる効果も期待できます

ゴミ出しの時間帯を調整する

ゴミ出しは、行動時間や間隔、移動パターンが表れやすく、ストーカーに予測されやすい行動です。そのため、次のような対策で予測性を下げる効果が期待できます。

  • ゴミ出しの時間帯をずらす
  • ルートを時々変える
  • ゴミが回収される直前に出す

可能な範囲で時間帯や行動パターンに変化を持たせる工夫が有効です。重要なのは「読まれる行動」を作らないことです。規則性を崩すこと自体が、防犯対策になります。

管理会社への相談や防犯カメラの設置

集合住宅のゴミ置き場は共用スペースです。そこで発生している問題は、個人の問題ではなく建物管理上の問題として扱われます。そのため、管理会社や大家、管理組合への相談は有効な対処法になります。

相談の際は、建物内で発生している異常や住民トラブルにつながる可能性として説明することが重要です。たとえば、次のような状況は管理上の問題として共有しやすくなります。

  • ゴミ袋が繰り返し荒らされている
  • ゴミ置き場付近で不審な人物を見かける
  • 住民トラブルにつながるおそれがある状況

防犯カメラの設置は建物の状況や管理方針によって判断が分かれます。しかし、掲示物の設置や注意喚起、回覧による情報共有などの対策も効果的です。

ストーカーは、人の視線を避けようとする傾向が見られます。掲示物や注意喚起があるだけでも、行動を妨げる効果が期待できます。

自治体の処理施設へ直接持ち込む

多くの自治体では、集積所へのゴミ回収のほか、処理施設への直接持ち込みを受け付けています。受付時間や利用方法は自治体によって異なるので、お住まいの自治体のホームページなどを確認しましょう。

持ち込みには手間や時間がかかりますが、ストーカーによるゴミ漁りを完全に防げる確実な方法です。

ストーカーにゴミを漁られたときの対応

ゴミ袋が破られている、中身が散乱しているなどの異変に気づいた場合は、まず安全の確保を意識しましょう。ゴミ漁りは屋外や人目の少ない場所で発生しやすく、加害者と直接対峙することは危険を伴います

次の4つの対応が基本的な考え方です。

  • 相手に接触しない
  • 証拠を撮影して残す
  • 状況をメモする
  • 第三者に共有・相談する

また、直接の注意などの対立は、ストーカーの心理を強く刺激する場合があります。

安全確保を最優先に考えることが重要です。

現場に出くわしても相手に接触しない

ストーカー行為の現場に出くわしても、自分から接触することはおすすめできません。

人は予期しない状況で声をかけられると、防御的あるいは攻撃的に反応することがあります。とくに女性の場合、身体的な被害リスクが高くなるので注意しましょう。

また、ストーカー行為は相手との接点をきっかけにエスカレートする傾向もあります。注意や抗議であっても、「関心を向けられた」と受け取られる場合があります。

最も重要なのは安全確保です。その場から速やかに離れ、人気のある場所や安全な環境へ移動しましょう

荒らされた状態を写真や動画で記録する

ゴミを漁られた形跡を見つけた場合は、状況を記録しておくことが重要です。写真や動画は客観的な証拠となり、後の相談や対応時に有効な材料となります。

現場の状態はできるだけそのままにし、撮影前に片付けたり触れたりしないようにしましょう。記録は、「全体の状況」「周囲の環境」「荒らされた箇所の詳細」という順序で残すと、状況が正確に伝わりやすくなります。

撮影の際は身の安全が最優先です。周囲にストーカーがいる可能性もあるため、違和感を覚えた場合は無理に近づいてはいけません。

日時や状況を時系列でメモする

日時や状況は、時系列で整理して記録しておくことが有効です。出来事を発見順にまとめておくことで、異変の継続性や変化を把握しやすくなります。

たとえば、発見日時、場所、具体的な状態、気づいた点などを簡潔に残しておくと、後の相談や対応時に状況を正確に説明しやすくなります。

記録の際は、主観的な印象ではなく、確認できた客観的な事実を中心に整理することがポイントです。

管理会社や信頼できる相手に共有・相談する

ゴミ漁りのような異変は、単発の事象だけでは原因の特定が難しい場合があります。動物や偶発的な要因なども考えられるため、直ちに犯罪行為として判断できないケースも少なくありません。

そのため、管理会社や信頼できる相手へ状況を共有し、相談しておくことが有効です。あわせて、やり取りや発生状況の記録をおすすめします。第三者へ情報を共有しておくことで、後の相談時に経緯を正確に説明しやすくなり、状況の客観性を補強する効果が期待できます。

なお、被害が継続する場合や身の危険を感じる場合には、速やかに警察への相談を検討してください

ゴミ漁りは違法?どこからがストーカー行為になる?

ゴミを漁る行為は、直ちに違法として扱われるわけではありません。しかし、違法行為として問題になる可能性が非常に高いです。

特に、敷地への無断立ち入りや、特定の人物を狙った被害が継続していることが確認される場合は、ストーカー規制法の対象や他の犯罪に該当したりする可能性があります

ここでは、ゴミ漁りがどのような場合に法的に問題になるのか、どこからがストーカー行為として扱われるのかをご紹介します。

ゴミ漁りが問題になりやすいケース

ゴミ漁りが単発の場合は、原因を特定しにくいことがあります。一方で、継続性や悪質性が疑われる場合は、安全上の問題として扱われやすくなります。そのため、管理会社や信頼できる相手に状況を共有し、記録が残る形で相談しておくことが有効です。

記録を残しておくことで、警察へ相談する際にも、必要な対応につなげやすくなります。

ケース判断ポイント解説
ゴミ置き場が敷地内・建物内にある場合私有地・オートロック内・敷地内など。「無断での立ち入り」は、管理会社の管理領域でもあり、警察相談の材料にもなりやすい。
ゴミ袋の破損や干渉が継続的で、かつ明確な場合破る、散乱させる、持ち去るなど。人為的な干渉が明確で、継続する場合は悪質性や標的性の判断材料になりやすい。
他の行為と同時に起きている場合見張り・待ち伏せ・声かけ・つきまとい等がゴミ漁りと並行して起きている。監視・接触行動の一部として、ストーカー規制法の対象行為として扱われやすい。
意図的な示威・干渉が疑われる行為特定物のみの抜き取り、荒らしたゴミを見せる形で置くなど。単なる散乱より不安を与える意図が説明しやすく、継続性があるほど重く見られやすい。

これらのケースで特に問題視されるのが、ゴミ漁りが単独の出来事ではなく、見張りや待ち伏せ、つきまといなど他の行為と結びついている場合です。

ストーカー規制法の対象行為一覧

警視庁では、ストーカー行為を「同一の者に対して『つきまとい等』や『位置情報無承諾取得等』を繰り返すこと」と説明しています。また、「つきまとい等」の代表的な類型は、政府広報でも一覧化されています。

たとえば、次のような行為が対象になり得ます。

ストーカー規制法の対象行為対象行為の一例根拠となるストーカー規制法
つきまとい・待ち伏せ・押しかけ・うろつき見張る、進路に立ちふさがる。第2条第1項第1号
「監視している」と告げる行為
行動や服装、監視していることを告げる。
第2条第1項第2号
面会や交際、プレゼントの受取要求拒否しているのに繰り返す。第2条第1項第3号
乱暴な言動暴言や粗暴な内容のメール、家の前で車のクラクションを鳴らす。第2条第1項第4号
無言電話や拒否後の連続した電話・メッセージ・メール等携帯電話や会社、自宅に何度も電話をかけてくる。第2条第1項第5号
汚物等の送付
汚物や動物の死体等、不快感や嫌悪感を与えるものを自宅や職場等に送り付ける。
第2条第1項第6号
名誉を傷つける行為
中傷や名誉を傷つけるような内容を告げる

第2条第1項第7号
性的羞恥心の侵害わいせつな写真やを送る、言葉を告げる
第2条第1項第8号
承諾なく、GPS機器等や紛失防止タグ等で位置情報を取得する承諾なく、私物にGPSをつける、位置情報を画面上に表示させて盗み見る。第2条第3項第1号第2条第3項第3号

※類型によっては「不安を覚えさせるような方法で行われた場合に限る」といった記載あり

ゴミ漁り自体が、この一覧にそのまま載っているわけではありません。ただし、ゴミ漁りが「見張り」「待ち伏せ」「接触の試み」などと結びつくと、行為全体がストーカー事案として評価されやすくなります

つまり、単発のゴミ荒らしで終わっているか、それとも他の行動と並行して行われているかが、警戒の目安になります。

出典:
【政府広報オンライン】ストーカーは犯罪です!被害を受けたらすぐ警察に相談を
【警視庁】ストーカー規制法

警察が介入する目安

ゴミ漁りやストーカー行為に警察が介入する目安は、状況や地域によって異なります。一般的に警察が介入しやすいのは、継続性や悪質性が疑われ、証拠などの客観的な材料がある場合です。

また、警察への相談は、必ずしも事件化を前提とするものではありません。安全確認や状況の共有を目的とした相談も可能です。判断に迷う場合でも、「大げさではないか」と躊躇する必要はありません。

不安や違和感を覚える状況がある場合は、早い段階での相談をおすすめします。

ストーカー被害は警察に相談できる

ストーカー被害に遭っている場合、「警察に相談してもよいのか」「事件と断定できないのに大丈夫か」と迷う人は少なくありません。しかし警察相談窓口は、被害や不安を感じた段階で利用できる制度です。

確証がない場合でも、継続的な不安や危険を感じているのであれば相談対象になります。ここでは、警察に相談するとどのような対応が取られるのかを説明します。あわせて、相談の流れや準備しておきたいポイント、相談しづらい場合の選択肢もご紹介します。

警察に相談したらどうなるのか

警察に相談した場合、いきなり事件化や逮捕手続きが始まるわけではありません。基本的には次のような対応が取られます。

まずは状況の聞き取りが行われ、行為の態様や継続性、危険性などが整理されます。そのうえで、必要に応じて今後の安全対策に関する助言や、被害防止のための対応が検討されます。

一方で、相談の内容や緊急性に応じて、ストーカーへの警告や禁止命令等の行政措置、検挙が行われるケースもあります。重要なのは、警察によって「現状をどう扱うべきか」が整理される点です。

緊急性が高い場合は110番、緊急ではない相談は警察相談専用電話「#9110」または警察窓口といった相談先が用意されています。

相談の流れと準備しておくもの

警察への相談は、特別な手続きから始まるものではありません。多くの場合、窓口や相談専用電話(#9110)などを通じて状況を伝えるところから始まります。

相談時には、担当者による聞き取りが行われ、現在の状況や経緯が確認されます。ここでは、違法性の判断よりも、発生している事実や不安の内容を整理することが中心となります。

そのため、あらかじめ次のような点を準備しておくと、相談がスムーズになります。

準備しておくこと内容
発生状況の整理いつ頃から、どのような出来事が起きているのか。頻度や変化も含め、時系列で把握しておきます。
相手との関係性相手が特定できる場合は関係性や経緯、不明な場合は気になる背景要素を整理します。
確認できる客観的材料写真、メッセージ履歴、通話記録、メモなど。証拠が十分でなくても問題ありません。
生活への影響・不安要素恐怖や不安、日常生活への支障など、主観的な影響も重要な情報になります。
相談の目的・希望する対応助言を求めたい、安全対策を相談したい、警告を検討してほしい等、自分の意向を明確にしておきます。

警察相談で重要なのは、違法性を自分で判断することではありません。発生している事実と、自分が感じている問題を分けて伝えることが大切です。

ストーカー禁止命令までの一般的な流れ

ストーカー規制法に基づくストーカー禁止命令までの一般的な流れは、段階的に進む仕組みになっています。

(1)相談・申出
まずは被害相談や不安の申し出を通じて、警察による状況把握が行われます。ここでは、違法性の断定よりも、発生している行為や不安要素の整理が重視されます。

(2)事実確認・状況評価
行為の内容、継続性、危険性などが確認されます。特に、反復性や被害者への影響は重要な判断要素となります。

(3)警告
必要と判断された場合、加害者に対して行為の停止を促す警告が行われます。警告は行政的措置であり、問題行為の是正を目的としています。

(4)禁止命令等
警告後も行為が継続する場合や、より強い対応が必要と判断される場合には、禁止命令等の手続きに進む可能性があります。禁止命令は、特定の行為を禁じる行政処分として位置づけられています。

(5)違反時の対応
禁止命令等に違反した場合には、法的措置の対象となります。

なお、実際の対応は事案の性質や緊急性によって異なり、すべてのケースが同一の流れをたどるわけではありません。ただし、早い段階で相談しておくことで、状況に応じた対応が検討されやすくなります。

相談しづらい場合の窓口

ストーカー被害に直面していても、「警察へ相談することに抵抗がある」「相談後の影響が不安」「相手に知られることが怖い」と感じる人は少なくありません。

こうした場合、支援団体や専門窓口へ事前に相談するという選択肢もあります。これらの窓口では、状況整理の助言や心理的支援、安全確保に向けた対応の進め方などについて相談することが可能です。

窓口主な相談内容特徴
みんなの人権110番嫌がらせ、つきまとい、差別、人権侵害など法務省の人権相談窓口。匿名相談も可能
全国被害者支援ネットワーク犯罪被害、ストーカー被害、心理的支援など被害者支援専門の全国組織。各地窓口と連携
全国女性シェルターネットDV・ストーカー被害、緊急避難支援など女性被害者支援に特化した支援ネットワーク

特に、被害の継続による精神的負担が大きい場合や、相談の進め方に迷いがある場合には、第三者的な支援を活用することが有効です。

まとめ:ストーカーのゴミ出し対策は個人情報対策と行動対策が重要

ストーカーによるゴミ漁り対策の本質は、「情報を与えないこと」と「行動を予測させないこと」です。特に重要なのは、個人情報や生活情報が外部に漏れないよう意識し、情報が「推測材料」にならない状態にすることです。

また、行動パターンが固定化すると観察の機会を与えてしまうため、規則性を減らし、予測しにくい行動を心がけましょう。

違和感を感じたら状況を記録し、第三者に共有することで、警察への相談がスムーズになります。ストーカー対策は特別な技術ではなく、生活の中で無理なく実行できる対策を積み重ねることが効果的です。

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1994年生まれ。不用品回収歴は5年で、これまでに30,000件以上の不用品回収・ゴミ屋敷の片付けを担当してきました。 チームで協力して迅速かつ丁寧な作業を心掛け、お客様に見積もりの説明を行う際には、分かりやすさに重点をおいて説明をさせて頂いています。 また、お助けうさぎのYoutubeチャンネルで撮影も行っていますので「お助けうさぎYoutube」で検索してみてください。

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