バッテリーの処分方法6選|無料回収や引き取りについて詳しく解説
不用品別の処分方法「パソコンが壊れてしまったので捨てたい」
「捨てる場合はどこにお願いすれば良いの?」
「処分時にデータなどはどう扱えば良いの?」
今では多くのご家庭で使用されている『パソコン』ですが、意外に問題となるのが処分の対応です。
パソコン自体は簡単に壊れるものではないため、処分をする機会はあまりありませんが、購入からある程度の年数が経過してくると、動作の快適さが失われたり正常に扱うことができなくなることが多いです。
すると、自然と使用する機会が無いまま、OSのサポート期限が切れてしまって放置してしまうということも珍しくありません。このように、誰にでも処分をしなければならない時期が訪れ、その都度処分の扱いについて悩み非常に困ってしまうことが予想されます。
テレワークの普及やPCゲームの需要拡大により、個人でパソコンを所有しているという方は年々増加してきています。
いつかは使えなくなり処分をする時も来ますので、ぜひ本記事をお読みいただき、自身に合ったパソコンの捨て方・処分方法を見つけてみてください。
※当記事ではパソコン全般について解説をいたします。
この記事を読むと以下のことが分かります。
・正しいパソコンの処分方法
・各種回収・処分方法や費用について
・処分の際の注意点
パソコンの処分方法7選
処分の方法によってもご自身に掛かる手間や費用も異なり、それぞれにメリットとデメリットがあるでしょう。また、パソコンの状態によっても選択肢は変わってきます。
そこで今回は、パソコンの処分について7種類の方法をご紹介します。
大前提として、パソコンは資源有効利用促進法により、自治体のゴミ収集では捨てられないことが法律で決まっています。資源有効利用促進法を守らず、通常のゴミと同様にパソコンを捨ててしまうと罰則の対象となりますので絶対に行わないでください。
また、パソコンには大切な個人情報が多く保存されています。パソコン本体に保存されている写真や資料、インターネットを介して保存されているアカウント情報やクレジットカード情報など、漏洩してはならない個人情報が非常に多く詰まっています。
大切な個人情報を守るためにも、パソコンを処分する前にはデータ削除を行って情報漏洩しないよう努めましょう。
上記を踏まえたうえで、不要になったパソコンの処分方法を検討しましょう。
パソコンを処分するための7つの方法
・家電量販店やパソコンショップで処分する
・パソコンのメーカーに依頼して処分する
・専門業者に回収してもらう
・小型家電回収ボックスを利用する
・中古買取店で売却する
・フリマアプリやオークションで売却する
・不用品回収業者で処分する
それぞれ捨て方・処分方法ごとに特色が異なりますので、詳しく解説していきます。
① 家電量販店やパソコンショップで処分する
家電量販店やパソコンショップでは、パソコンの引き取り・回収処分に応じてくれます。パソコンだけではなくキーボードやマウスなど、周辺機器も一緒に引き取ってくれる場合もあります。
ほとんどの場合、回収処分を依頼する場合には処分費用が掛かります。
また、基本的にはお店へ直接パソコンを持ち込むことが前提となります。郵送でパソコンの引き取りが可能な場合は、送料が自己負担となることが多いので気を付けましょう。
多くの店舗では、新しくパソコンを購入する代わりに古いパソコンを無料で引き取ってくれる「買い替えサービス」を行っている場合があります。この場合であれば処分費用は掛からず無料となります。
パソコンの購入に合わせて、古いパソコンを下取りし、値引いてくれるお店もあるでしょう。回収方法や下取りサービスの詳細は事前に店舗のホームページなどで確認をしておきましょう。
また、引き取りと同時にデータ削除を有料で行ってくれる場合もあるので、費用面で困っていなければデータ削除を依頼してみるのも良いかもしれません。
買い替えに合わせて古いパソコン処分する方法は最も一般的な手段でしょう。データ削除などの懸念が無ければ、古いパソコンを渡してしまえば処分は完了です。
② パソコンのメーカーに依頼して処分する
パソコンを製造しているメーカーは、「資源有効利用促進法」に基づいてパソコンを回収する義務があります。
2003年10月以降に販売されたパソコンで「PCリサイクルマーク」がついている製品であれば、無料で回収をしてくれます。PCリサイクルマークが付いていない古いパソコンについては有料で回収処分に応じてくれます。
ただし、他社製品や自作パソコンの場合は回収してくれない場合が多いので気をつけましょう。
メーカーに回収をお願いする場合の一般的な申し込み手順は以下の通りです。
メーカー回収処分の手順
・捨てたいパソコンのメーカーを確認する
・メーカー窓口へ電話または公式サイトから回収の申し込みをする
・メーカーから送付先情報や送付用伝票の案内がくるので受け取る
・パソコンを梱包して発送する
梱包や発送の手間は掛かりますが、基本的には無料でパソコンを処分できるので費用の負担もありません。
気を付けたいのがデータ削除についてです。データ削除については対応していないメーカーが多いです。そのため、パソコンを発送する前にご自分自身でデータの削除を行う必要があります。
③ 専門業者に回収してもらう
パソコンメーカーによっては、既に倒産・廃業してしまっており問い合わせができない場合もあります。また、同様にご自身で作成された自作したパソコンも回収してもらえる当てがありません。
これらの場合、回収を依頼する先のメーカーが存在しないため、処分を依頼することができず困ってしまうでしょう。
そんな時は、パソコン回収の専門業者を利用すれば、どんなパソコンでも回収してもらうことが可能です。メーカーが既に倒産・廃業して問い合わせができない場合や、自作したパソコンなどでも依頼できます。
パソコン回収の専門業者は以下の2つになります。
1. 一般社団法人パソコン3R推進協会
こちらでは、回収先のメーカーが存在しないパソコンの処分を請け負ってもらえます。
こちらを利用する場合は、ご自身でパソコンを郵送する必要があります。そのため、「郵送費」と「回収処分費」が掛かりますので注意しましょう。
その他、回収時には有料のオプションサービスもありますので、対応内容も充実しています。
※参照:一般社団法人パソコン3R推進協会
2. リネットジャパンリサイクル株式会社
こちらでは、どのようなパソコンであっても基本的に無料で回収処分が可能です。
申し込み後、専門の配送業者が回収に来てくれるため、「郵送費」や「回収処分費」は掛からず理想的な処分方法といえるでしょう。
同時に多くの回収を依頼したり、別途料金が必要なオプションサービスを利用すると有料となりますので、ご注意ください。
リネットジャパンリサイクル株式会社は、回収した製品から貴重な金属等を取り出し新たな資源を得る活動をしています。それらから得られた素材等を利益に変えて活動をされています。
④ 小型家電回収ボックスを利用する
各自治体では小型家電のリサイクル専用ボックスを設けている場合があります。役所や公民館など様々な場所で設置がされています。
回収ボックスを利用できれば、費用が掛かる心配もありません。無料で処分を進めることができるでしょう。
自治体によっても回収ボックスの大きさはそれぞれ異なり、小さな家電の回収のみを目的としている場合もありますが、基本的に投入口から入れられるサイズの家電であれば、多くのものを回収してもらえます。
しかし、地域によって設置状況や処分の方針などは異なるため、事前に自治体のホームページで情報を確認してから処分を検討しましょう。
よほど大きなノートパソコンなどでない限りは投入できるでしょう。しかし、大きなデスクトップ用PCの場合には利用できない場合がほとんどです。
⑤ 中古買取店で売却する
機能面に問題がなくまだ使える状態のパソコンであれば、売却をして手放すという処分方法もあります。リサイクルを目的として買取をしてくれるので、まだ使えるパソコンはリサイクルショップに売却することで、使いたい他の人に活用してもらえます。
できるだけ高く買い取ってもらいたい場合には、パソコン関連の製品を多く取り扱うお店で売却をするのが望ましいでしょう。
しかし、パソコン製品は性能が発達するスピードも速く、年々新しい製品が発売されるため、あまり古いパソコンの場合には中古買取店でも需要がなく、買取をしてもらえない可能性があることは覚えておきましょう。
※パソコンの場合、製品のメーカー保証期間や修理サポート期間は査定にあまり考慮されません。それよりも、性能的に価値があるかどうかが重視される傾向があります。
また、買取査定の方法や買取価格は店舗により大きく異なります。そのため、まずは店舗のホームページを見て、査定方法と買取価格の相場を確認しておくと良いでしょう。
買取時にパソコンのデータ確認や削除サービスを行っている店舗も多いです。しかし、こちらは店舗によって対応が異なるため、売却をする場合には事前にご自身でデータ消去を対応をしておくことが望ましいです。
リサイクルショップで中古品を購入した際に、パソコンの中にデータが残っていたということは珍しくありません。売り手になる場合には、個人情報の取り扱いは徹底しましょう。
ハードオフで売却する
パソコンの売却でおすすめのリサイクルショップは『ハードオフ』です。ハードオフの場合、パソコン関連の製品や周辺機器、家電を多く扱っています。
特に注目すべき点は、金額が付かないような価値の低いものであっても無料で引き取ってくれる点です。
そのため、利益を得ることよりも、費用をかけずに処分したい方が多く利用しています。
⑥ フリマアプリやオークションで売却する
フリマアプリやオークションを使って、自分で買い取り手を探すのもパソコンの処分・手放し方の1つです。
パソコンは決して価格が安いものではないため、定価で購入するよりも少しでも安く手に入れたいと考えている人が多いです。そのため、フリマアプリやオークションでの需要も高いです。
フリマアプリやオークションは自分で値段を決められるため、中古買取店よりも高く売れる可能性があるのは嬉しいポイントです。需要とマッチすれば相場より高い値段で落札される可能性が十分にあります。
ただし、個人間での取り引きとなりますので、やり取りの最中にトラブルが起こった場合は自力で対処しなければいけないリスクがあります。また、データの削除、梱包・発送も自分自身で行う必要があることも忘れてはいけません。
まだ使用でき、ある程度新しいパソコンならリサイクルショップよりも、オークションやフリマアプリなどの方が利益が出るでしょう。
⑦ 不用品回収業者で処分する
不用品回収業者なら、パソコンに限らずあらゆる物の処分を依頼できます。
そのため、パソコン本体だけではなく、キーボードやマウスなどの周辺機器や、不要になった机やその他の家具なども同時に処分できるのが魅力的の一つです。
梱包や郵送をする必要もなく依頼すれば業者がすべて運び出してくれるため、手間も労力も掛かりません。また、回収日時も自由に決められるため予定を立てやすいのもポイントです。
業者によっては、申込当日に回収をしてくる場合もあります。急いで処分したい方や、なるべく手間をかけずに処分したい方には、最適な処分方法です。
ただし、多くの不用品回収業者はパソコンの専門業者ではないため、データ削除には対応していないことが多いです。そのため、必ず事前に確認し、必要な場合はご自身でデータ消去を行いましょう。
処分方法ごとの費用や特徴の比較
これまでに紹介した処分方法にはそれぞれの特徴があり、状況によっては利用できる処分方法も異なってきます。
以下の比較表を確認して、ご自身にあった処分方法を検討してみましょう。
処分方法 | 使用 可能 | 使用 不可 | メリット | デメリット |
家電量販店 パソコンショップ | 〇 | 〇 | ・購入と同時に処分可能 ・処分のみも可能 ・下取りサービスもあり | ・処分のみは費用が掛かる ・店舗への持ち込みが必要 |
パソコンメーカー | 〇 | 〇 | ・費用が掛からない ・有償でも処分可能 | ・当該メーカー品に限る ・古いPCは処分費用が必要 ・申込が必要 |
専門業者 (3R推進協会) | 〇 | 〇 | ・どんなPCも処分可能 | ・費用負担が必要 ・費用が高い ・申込が必要 |
専門業者 (リネットジャパン) | 〇 | 〇 | ・どんなPCも処分可能 ・費用が掛からない | ・申込が必要 |
小型家電 回収ボックス | 〇 | 〇 | ・費用が掛からない ・投入できれば処分可能 | ・大きさにより利用できない ・自治体ごとに状況が違う |
中古買取店 | 〇 | △ | ・費用が掛からない ・使用できれば買取可能 | ・店舗への持ち込みが必要 ・故障品は買取不可が多い ・古いと買取不可な場合あり |
フリマアプリ オークション | 〇 | ✖ | ・自宅から処分可能 ・買取店より高く売れる | ・各種手続きが手間 ・売れるまでに時間が掛かる ・故障品は売れない ・古すぎると売れない |
不用品回収業者 | 〇 | 〇 | ・どんなPCも処分可能 ・急いで処分が可能 ・他のものも処分できる | ・費用が高い |
時間と手間を掛ければ、おおむね、処分費用を掛けずに無料で処分できます。引っ越しなどの急ぎの場合や、時間や手間をかけられない場合は、有料となります。
しかし、上記はあくまでも処分のみを考えた場合になるため、後述のデータ消去については別途検討する必要があります。
処分の際はデータ移行・消去が必須
パソコンを処分する前には、忘れてはいけない作業があります。それは、「データの移行と削除」です。
なぜなら、パソコンには様々な個人情報が入っているためからです。そのため、処分する前に新しいパソコンやクラウドにデータを移行させます。移行後は、処分するパソコン内の情報を完全に消去する必要があります。
「写真」「動画」「メール」「各種アカウント情報」「クレジットカード情報」「口座情報」「住所録」といった情報がパソコンの中に保存されている可能性は十分にあります。万が一、他人の手に渡ってしまったら悪用されかねません。
パソコンを捨てる際には絶対に情報を残しておかないよう気を付けてください。
予めバックアップを取ったうえで、以下のいずれかの方法でデータを削除してください。
パソコンのデータを削除する方法
① 専用ソフトウェアを使用する
② 専門業者にお任せする
③ ハードディスクを取り外す
① 専用ソフトウェアを使用する
パソコンのデータを削除する専用のソフトウェアがあります。このソフトウェアを使用すると、元々あったデータに別のデータを上書きするようなかたちでデータ削除が行われます。
こちらの手法でデータ削除を行う場合は、「パソコン3R推進協会」がおすすめをしているソフトウェアを利用すると良いでしょう。
ただし、ソフトウェアを使用してデータが本当に削除されているかどうかの判断は自己責任となります。使用するソフトウェアの特徴を理解した上で利用するようにしましょう。
※参照:パソコン3R推進協会 推奨するデータ消去プログラム
② 専門業者にお任せする
ご自身でのデータ消去に不安がある方は、「データ消去サービス」を提供している業者への依頼を検討してみてください。専門知識のあるプロがデータ削除を行います。そのため、情報漏洩の心配もありません。
特に、ハードディスクを取り出せないノートパソコンの場合は、専門業者に依頼した方が良いでしょう。ご自身で行うデータ削除に不安がある方にはおすすめの処分方法です。
依頼をすることで安心してパソコンを処分することが可能となるため、不安がある場合には必ず利用した方が良いでしょう。
しかしながら、自分の目で見てデータを削除するわけではないので、しっかりと信頼できる業者を選定することが大事になってきます。
各処分方法ごとのデータ消去の依頼可否
処分方法 | 可否 | データ消去の依頼可否 |
家電量販店 PCショップ | △ | ・多くの店舗で対応可能 ・有料の場合が多い |
パソコンメーカー | 〇 | ・原則依頼可能 |
小型家電回収ボックス | × | ・自分でデータを消去する必要あり |
専門業者 | △ | ・多くの企業で対応可能 ・有料の場合が多い |
中古買取店 | △ | ・お店によって対応が異なる ・有料の場合が多い |
不用品回収業者 | △ | ・業者によって対応が異なる ・問い合わせ確認が必要 |
フリマ オークション | × | ・自分でデータを消去する必要あり |
その他、自宅に回ってくる廃品回収業者、チラシで宣伝している業者、空き地で回収している業者など、利用可能な業者は存在しますが、しっかりとした専門業者に頼まないと、安心できない事態に陥ってしまいます。
情報漏洩が起きてしまっては、タダより高い結果になってしまいます。そのため、安易に回収を依頼しないようにしましょう。
③ ハードディスクを取り外す
個人情報が残っている可能性があるハードディスクを搭載したまま、処分や売却をするのは情報漏洩の危険性が高まります。
そのため、可能ならばご自身でハードディスクを取り外してからパソコンの処分しましょう。そうすることで、情報漏洩の危険性がなくなります。
しかし、知識が無ければ簡単にパソコンからハードディスクを取り外すことはできません。パソコンを分解し、ハードディスクを取り出すには手間も掛かり、怪我をする可能性もあります。
パソコンの扱いに慣れていない方は、無理せず他の方法でデータ削除を検討する方が良いかもしれません。
ハードディスクを取り外すことができる場合には、後は個別に処分を進めるだけです。詳しくは関連記事をご参照ください。
パソコンについての豆知識
パソコンってどんなもの?
パソコン(PC)は『パーソナルコンピューター(Personal Computer)』の略称であり、その名の通り「パーソナル(個人が使用する)」な「コンピューター」となります。
内部にはオペレーティングシステム(OS)と呼ばれる制御用のソフトウェアが搭載されており、様々なアプリケーションを動かすことで、インターネットや動画視聴、書類作成などを行うことができます。
主に、ハードウェアとソフトウェアの2つの面が重要となり、性能や動作への影響が出てきます。
パソコンの種類
主にパソコンは、「デスクトップPC」「ノートPC」「タブレットPC」3つの種類に別けることができます。
デスクトップPCは、大きなケース(筐体)に部品が組み込まれており部品を交換することも可能です。拡張性も高く、後から様々な調整をすることもできます。多くの場合、PC本体とモニター・キーボードは分かれています。
逆にノートPCやタブレットPCは、本体も薄くモニターが一体になっています。持ち運ぶことを目的としているため、バッテリーが含まれており、どこでも使用することが可能です。
性能的にはデスクトップPCが一番良いですが、価格的にはノートPCの方が高い場合があります。理由は、より小さく軽いPCの方が製造コストが高いためと考えられます。
寿命はどのくらいか?
パソコンは、多くの新商品が毎年発売されるため、より良い製品が次々と登場してきます。
その都度、より性能がアップしたハードウェアが搭載されることがほとんどであるため、過去に販売されているパソコンとの性能差は必ず出てきます。
また、現行の最新パソコンを基準に動作の目安を設けている傾向もあるため、古いパソコンは徐々に使い勝手が悪くなっていきます。
一度購入したパソコンを長期間に渡って使用し続けることも可能ではありますが、現実的にはあまり長くは使用できず、平均寿命は5~7年といわれています。
パソコン自体も高価なものなので、一度購入した後は余程の不備が無い限り、ある程度の期間は使い続けていく傾向があるでしょう。
一般的な電化製品と同様に販売メーカー側では修理用の部品の保管期限やサポート期限を設けています。メーカーによっても異なりますが、おおむね3~5年程度となっています。しかし、故障は直せてもパソコン自体の性能低下を回復することはできません。
なぜ長く使用できないのか?
パソコンは、制御用のソフトウェア(OS)を動かすための要件を満たすスペック(性能)が必要となってきます。そのため、古いハードウェアのままでは、力不足であったりセキュリティ面の問題なども生じてきます。
また精密機器ともなるため、丁寧に使っていたとしても細かな部品ごとに寿命を迎える機会もあるでしょう。ですので、どんなに丁寧に使用し続けたとしても、おおむね10年程度が限界になってきます。
多くの場合、OSのバージョンアップが繰り返されるにつれて動作が重くなり、購入時のようなスムーズな操作ができなくなる面が寿命にも関わってきます。また、スペック不足により新たなOSを導入できない場合なども、使い続けられない原因に直結してくるでしょう。
つまり、時間の経過とともに「使えない状況に陥ってしまう」ということがほとんどなのです。そのような時が、買い替え・処分のタイミングとなってくるでしょう。
CPUの問題
CPUとは、パソコンを動かすうえで必要となる様々な情報を処理・命令をする装置のことです。メモリーやHDD(SSD)と並んでパソコンを構成する代表的な部品です。
パソコンの多くは、このCPUのグレードに応じて製品の優劣が付き価格も決定しています。そのため、CPUグレードの度合に応じて、長く使用し続けることができるか否かが変わるといっても過言ではありません。
OSの問題
OSに関しては、主にセキュリティー関係の問題について定期的に更新を続ける動きがあります。そのため、1年、2年…と時間が経過していくにつれて自然とパソコン自体の負荷も高まり、動作の機敏さが失われていきます。
OSのアップデートにはバグ修正などの必要な情報も含まれているので、仕方ない部分もあるかもしれません。
また、新たなOSが発表されると、古いOSのサポートが切れ安全性が失われてしまいます。そのため、新たなOSを購入し導入することができるかどうかも重要となってきます。
価格や相場は?
パソコンは、他の電化製品と同様に、現行の最新機種となる製品の価格はどの時点でも概ね一定です。
そのため、最も良い機種(ハイスペック)で20~22万程度、中間の性能の機種(ミドルスペック)で14~18万程度、低価格帯の機種(ロースペック)で8~12万程度の相場が一般的です。
ハイスペックな製品であれば6年、ミドルスペックであれば4年半、ロースペックであれば3年程度は問題なく使えることが予想されます。
先述の通り主にパソコン自体のスペックに応じて価格が決まってくることがほとんどであるため、最新の一番良い製品であれば価格も当然高いということを覚えておきましょう。
新たな製品が発売される節目の時期などでもない限り、セールや値下げがされることもほぼありません。
処分の方法は?
「パソコンは何ゴミとして処分できるのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。結論からいうと、パソコンは自治体の一般ゴミ収集や粗大ゴミなどの方法では処分ができません。
パソコンの内部は様々な金属部品などにより作られているため、資源有効利用促進法に則りリサイクルに出して処分することが求められています。
そのため、メーカーの推奨する回収団体や専門業者に依頼して処分を進める必要があります。
処分の際に気を付けることは?
パソコンを使用する場合、写真や書類、インターネットの利用状況などにより、多くの個人情報が含まれてくることが考えられます。
そのため、処分をする場合には個人情報が含まれる可能性があるデータが漏洩しないように細心の注意を払って処分を考えなければなりません。
おそらくこの部分が一番悩む点となるため、後ほど対処方法をご案内いたします。
パソコンの処分にお困りなら、「お助けうさぎ」がおすすめ!
今回はパソコンの処分方法について解説をしましたが、いかがでしたでしょうか?
パソコンの処分方法は下取り、回収、買取など様々です。時間や手間をかければ無料となる場合もありますが、いち早く処分したい時は費用が掛かることもあります。
費用や手間、データ消去、パソコンの状態や性能など、あらゆる面を考慮して自分のパソコンに合った捨て方を選んでみてください。普通ゴミや粗大ゴミとしては捨てられないことは、しっかりと覚えておきましょう。
梱包や運搬など、できる限り手間暇かけず時短でパソコンを捨てたいとお考えの場合は、『お助けうさぎ』をご検討ください。
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パソコンの処分の他にも、粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理などあらゆるニーズにお応えしているので、パソコンの周辺機器やそのほかの家電や家具も同時に回収することが可能です。
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私と暮らしを整えるコーチ
tomomi
願望達成コーチング、整理収納アドバイザーとして幸せなあり方で夢を叶えるワークショップを開催。
電子書籍2冊出版。「ズルいくらい幸せを引き寄せる片付けの方法 整理収納アドバイザーが教える最高に幸せになれる片付けの秘密」「心のあり方があなたの現実を『素敵』に変える: 自分を大切にでき本当の幸せを手に入れる77のエッセンス」
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