お守りの処分方法は?|無料回収や引き取りについて詳しく解説
不用品別の処分方法「美術品が大量にあるけど処分する方法に困っている」
「美術品をただ捨てるのはもったいない」
転居や相続などで美術品をどうしたらいいのか、処分方法に頭を抱えている方も多いのではないでしょうか?
美術品の処分には費用だけではなく手間もかかってしまうものです。
そこで今回は、美術品の処分方法や買取に出す際の注意点について詳しく解説を行います。
この記事を最後まで読んでいただければ、美術品に合わせて処分する方法が分かりますので、これから処分を考えている方はぜひ最後までご覧ください。
そもそも美術品とは?
そもそも美術品の基準は何なのか?ここでは以下の2点から詳しく解説します。
そもそも美術品とは?
美術品の基準
美術品と骨董品の違い
美術品と工芸品の違い
それぞれ参考にしてください。
美術品の基準
美術品の基準に明確なものはなく「鑑賞用の目的で作られている作品の総称」が美術品です。
美術品というと絵画や壺などをイメージする方も多いですが、鑑賞用の目的で作られた作品であれば、美術品と分類されます。
また、美術品だからといって必ずしも価値が出るわけではなく、趣味で作ったものや状態によっては価値がつきません。
美術品の基準は作者がどのような意図で作ったのかによって変わるものの、鑑賞向けの作品であれば美術品となります。
美術品と骨董品の違いは?
美術品と骨董品の違いは、作品が作られた時期と価値にあります。
骨董品とは、古い時代に作られた作品で、歴史、時代的な価値があるものや、有名な作者が作った希少価値の高いものです。
また、骨董品は1934年にアメリカで制定された通商関税法では、100年以上経過した美術、工芸、手工芸品であると定義されているものの、日本では数十年前のものでも骨董品として扱われています。
つまり骨董品は美術品の一部に含まれ、作られた時期が古く価値の高いものが分類されるわけです。
美術品と工芸品の違い
美術品と工芸品は、作られた意図によって異なります。
工芸品とは実用目的で作られているものが多く、実生活の中で使用する目的で作られているものです。
また、美術品は鑑賞目的で実用性のないものも含まれており、工芸品とは明確な差があります。
しかし、美術品の中でも茶碗やお皿などは分類上は工芸品であるものの、価値が高いと判断されれば美術品となる場合もあるので、工芸品だからといって価値がないわけではありません。
工芸品といえども実用性がなく、美術品として分類されているケースもあるので、実際に鑑定へ出してみなければ本当の価値は分かりません。
美術品を捨てるのはもったいない!
美術品の処分を考える場合、ただ捨てるだけなのはもったいないです。
そこで、ここでは美術品を捨てる方法について以下の2点から詳しく解説を行います。
美術品を捨てるのがもったいない理由
・捨てるのに費用がかかる
・高く売れる可能性がある
それぞれ参考にしてください。
捨てるのに費用がかかる
美術品を捨てる場合、捨てるだけだと費用がかかってしまいます。
無料で捨てることができる方法ももちろんありますが、ごみとして捨てるよりも売却するほうがいいでしょう。
また、不用品回収業者へ依頼する場合も美術品の量に応じて金額が変化し、少なくとも3000〜数万円前後の費用がかかります。
全て価値のない美術品だと分かっているなら処分でも問題ありませんが、思わぬ価値が出るケースもあるので、捨てずに売却がおすすめです。
高く売れる可能性がある
美術品によっては高く売れる可能性があります。
美術品は素人目に見ると価値のないように感じますが、価値の判断がしにくいものばかりです。
しかし、美術品によっては希少価値の高さ次第で数万円〜数百万円、数千万円単位で売れるケースもあります。
また、近年では日本の美術品を買い漁る中国などの海外コレクターもおり、思わぬところで高額で売却できるケースも増えているのです。
ただ捨ててしまうのはとてももったいないので、しっかりと鑑定をしてもらって少しでも売れるようにしておきましょう。
美術品の処分方法8選
ここからは具体的に美術品の処分方法を以下の8選から詳しく解説を行います。
美術品の処分方法8選
・ごみとして処分
・寄贈する
・不用品買取業者へ依頼する
・ネットオークションやフリマアプリで売る
・美術品オークション会社を利用する
・誰かに譲る
・美術品専門店に売る
・フリーマーケットに出す
それぞれ処分の際の参考にしてください。
ごみとして処分
美術品をごみとして処分する方法は以下の2通りです。
ごみとして処分する方法
・可燃、不燃、資源ごみ
・粗大ごみ
処分方法だけではなく、美術品によってどんなものが当てはまるのか解説しますので、参考にしてください。
可燃・不燃・資源ごみ
美術品の素材によっては、可燃・不燃ごみのどちらかで捨てることが可能です。
可燃ごみとして捨てる場合、家庭ごみと同じく自治体の指定ゴミ袋の中に入れ、指定された日時に捨てれば問題ありません。
また、素材に金属やガラスなどが含まれる場合は不燃・資源ごみとしても捨てられます。
必要なのはゴミ袋代のみであり、他のゴミと一緒に捨てることができるので実質無料で捨てることができます。手間もそこまでかかりません。
美術品に価値のないことが分かっている場合、ごみとして捨ててしまうのが最も手っ取り早い方法です。
粗大ごみ
サイズの大きい美術品の場合は、粗大ごみとして捨てる方法があります。
美術品のサイズが大きく細かくできないような場合、通常のゴミとしては捨てられないので粗大ゴミとして捨てなければなりません。
粗大ごみの基準は自治体によっても異なるものの、一辺の大きさが30〜50cmを超えるものを粗大ごみとして分類しているケースが多いです。
また、粗大ごみとして自治体で処分する手順は以下の通りとなります。
自治体へ依頼する場合
①住んでいる自治体へ連絡して粗大ゴミの回収依頼を行う
②コンビニや郵便局などで粗大ゴミの回収券を購入し、美術品に貼り付ける
③指定された日時に粗大ゴミを運んで処分完了
自治体によっては回収サービスを行っているので、サイズが大きく量がある場合は回収を代行するのも1つの方法です。
粗大ごみは処分する費用がかかるので、なるべく処分費用をかけたくない場合はできる限り小さくして普通ゴミとして捨てても問題ありません。
寄贈・寄託する
美術品を処分したくない場合は、寄贈・寄託するのも1つの方法です。
寄贈とは美術品を美術館などへ無料で引き渡すことで、お金をかけずに引き取ってもらえます。
また、寄託とは所有権が持ち主にある状態で美術館へ貸し出し、保管や展示してもらうことです。
絵画や彫刻などの美術品は価値のつくものであれば博物館や美術館などへ寄贈でき、価値がないものでも非営利団体などで引き取ってもらえます。
ただし、美術品によっては寄贈できない場合や、すべての美術館が対応しているわけではないので、あらかじめ確認しておきましょう。
寄託に関しても、すべての美術館や博物館が行っているわけではなく、美術品の価値によっては寄託できません。
処分に費用をかけたくない方や、もったいないと感じてしまう方には寄贈・寄託をしてしまうのがおすすめです。
不用品回収業者へ依頼する
美術品は不用品回収業者へ依頼して引き取ってもらうことも可能です。
不用品回収業者は美術品の回収も行っており、状態に関わらずお金を払えばどんなものでも引き取ってもらえます。
また、不用品回収は粗大ごみと違って運搬する手間がかからないので、量が多くサイズの大きなものがある場合におすすめです。
不用品回収業者へ依頼する手順は以下の通りとなります。
不用品回収業者へ依頼する手順
①不用品回収業者へ電話する
②見積もりを出す
③日時を指定して回収を依頼する
④指定日時に回収してもらえば処分完了
見積もりだけであれば無料で対応してくれる業者が多いため、回収費用の相場を知っておきたいという時は複数社に見積もり依頼をしてみてはいかがでしょうか。
ただし、不用品回収の料金はトラックの荷台に積める量などで決まる場合が多いので、量が少なければ損するケースが多いです。
美術品の量が多く、運び出す手間暇をかけたくないのであれば、不用品回収業者へ依頼しましょう。
ネットオークションやフリマアプリで売る
美術品はネットオークションやフリマアプリで売るのもおすすめです。
ヤフオクなどのネットオークションや、メルカリなどのフリマアプリでも美術品は販売でき、ものによっては思わぬ値がつく可能性があります。
また、価値のない美術品であったとしても、欲しがる人は一定数いるので、少額でも販売したいと思う方にもおすすめです。
ただし、ネットオークションやフリマアプリを使うのであれば、以下のデメリットも把握しておかなければなりません。
ネットオークション・フリマアプリを使うデメリット
・売れるまでに時間がかかる
・梱包や発送が手間
・梱包費用がかかる
・価値が分からず損をする場合もある
・トラブルに巻き込まれる場合もある
美術品の量が多い場合は現実的な方法ではないので、時間をかけてでも売りたい方におすすめします。
美術品オークション会社を利用する
美術品を売りたい場合は、美術品オークション会社の利用もおすすめです。
美術品オークションとは、美術品を専門にオークションを開催している会社で、美術品の買取、販売をオークション会社が仲介します。
オークション形式なので高額で売れる可能性もあるだけではなく、専門の鑑定士がしっかりと価値を判断してくれるので、損しにくいのも魅力です。
ただし、オークションを開催して販売して換金されるまでに数ヶ月程度程度かかるので、すぐに売りたい方には適していません。
素人目では判断のつかない美術品をしっかりと鑑定してもらえるので、美術品オークションにかけて高額販売を狙うのもおすすめです。
誰かに譲る
美術品を友人・知人などの知り合いの誰かに譲るのも1つの方法です。
美術品は人によって価値が変わるだけではなく、美術品が好きな知人や友人が引き取ってくれる場合もあります。
ただし、誰かに譲る場合は自分で欲しがってる人を探さなければならないので手間がかかる点や、必ず引き取り手が見つかるわけではありません。
ただ捨てるのはもったいないと感じていたり、誰かに有効活用してもらいたいのであれば譲ってもらえる人を探してみましょう。
美術品専門店に売る
不要な美術品は、美術品の専門店に売るのも1つの方法です。
美術品を専門に取り扱う美術品の専門店には、美術品の価値を判断できる鑑定士が所属しており、美術品の価値をしっかりと調べてもらえます。
また、美術品の専門店によっては出張で買取も行っているので、サイズの大きな美術品でも自宅にいながら査定してもらうことも可能です。
鑑定士によっても査定金額が変化するケースも多いので、高価買取を目指すのであれば複数の業者へ査定を申し込みましょう。
フリーマーケットに出す
自治体やイベントなどで実施しているフリーマーケットへ出すのもおすすめです。
フリーマーケットでは自由に値段設定ができる点や、価値のない美術品でも販売できるので、少しだけでも値段をつけたい場合に適しています。
ただし、フリーマーケットだからといって確実に売れるわけではないことと、開催場所までの運搬の手間がかかってしまうのはデメリットです。
開催場所の確認はインターネットや自治体で確認できるので、少額でも販売したい場合はフリーマーケットを活用しましょう。
美術品の処分方法ごとの費用相場
ここでは美術品の処分方法ごとの費用相場を表でまとめましたので、参考にしてください。
【処分方法】 | 【処分費用の相場】 |
可燃、不燃ごみとして処分 | ゴミ袋代のみ |
粗大ごみとして処分 | 300〜3000円程度(自治体によって異なる) |
寄贈、寄託する | 原則無料(配送料などがかかる場合あり) |
不要品買取業者へ依頼 | 3000円〜(量よって変動) |
ネットオークション、フリマアプリで売る | 梱包料、配送料のみ |
美術品専門オークション会社の利用 | 手数料のみ(業者によって変動) |
誰かに譲る | 無料 |
美術品専門店に売る | 原則無料(業者によって違いあり) |
フリーマーケットへ出す | 出店料のみ |
費用だけを見ると無料の方法もありますが、どの処分方法も少額ながら費用のかかるケースも多いです。
また、処分する量によっても大きく手数料がかかるケースもあるので、処分を行う前にしっかりと確認しておきましょう。
美術品の処分ごとのメリット・デメリット
ここでは、美術品を処分する方法ごとにメリット、デメリットを表にまとめてみました。
処分方法にお困りの方は、自分にはどの方法が最適か参考にしてみてください。
【処分方法】 | 【メリット】 | 【デメリット】 |
可燃・不燃ごみとして処分 | 少量であれば費用が安い 大きなサイズでも分断すれば費用を抑えられる | 量が多いと費用がかかる サイズの大きなものは細かくする手間がかかる |
粗大ごみとして処分 | 手順が分かりやすく費用があまりかからないサイズの大きなものも捨てられる | 廃棄場所まで運ぶ必要がある回収までに時間がかかる |
寄贈・寄託する | 無料で手放すことができる | 梱包・発送する手間がかかる自分で寄贈できる場所を探す必要がある 美術品によっては受け付けてもらえない |
不要品買取業者へ依頼 | 量が多ければ割安で処分できる 自宅まで引き取りに来てもらえる | 量が少なければ割高業者選びをする必要がある |
ネットオークション・フリマアプリで売る | 家の中で処分が完結する 美術品によっては高価買取も可能 | 売却までに時間がかかる 出品作業・梱包・発送の手間がかかる 美術的価値が判断しづらい |
美術品専門オークション会社の利用 | プロの鑑定士が査定してくれる 高額で売れる場合もある | 売却までに時間がかかる 価値がつかないケースもある |
誰かに譲る | 無料で手放すことができる 友人・知人であれば融通が効きやすい | 美術品を欲しがっている友人を探す必要がある 居住場所によっては梱包・発送の手間がかかる |
美術品専門店に売る | 専門の鑑定士がいるので高価買取が可能 出張査定もあるので手間がかからない | 美術品によっては買取が不可能な場合がある 高額で引き取ってもらうなら複数店舗に依頼する手間がかかる |
フリーマーケットへ出す | 価値のない美術品でも値段のつく可能性がある | 開催場所までの運搬が手間 必ず売れるわけではない |
どの処分方法にもメリット・デメリットの両方があるので、自分にはどの方法が適しているのか判断しましょう。
買取に出す際の高価買取のコツ
美術品を買取に出す際のコツをここで詳しく解説します。
買取に出す際の高価買取のコツ
・自分で修繕をしない
・なるべく綺麗な状態にする
・しっかりとした鑑定士がいるところを選ぶ
・信頼できる業者を選ぶ
・査定料の有無を確認する
・箱や鑑定書をつけて売る
・長期間保管しない
買取へ出す前に、それぞれ参考にしてください。
自分で修繕をしない
買取へ出す前にやってはいけないのが、自分で修繕することです。
美術品に傷などがある場合、自分で修繕してから買取してもらったほうがいいと考える方も多いですが、美術品の場合は逆に価値が下がってしまいます。
とくに、絵画などの繊細なものはプロでも難しく、下手に触って価値を落とすケースも非常に多いです。
実際に、2020年にスペインのバレンシアで女性像が修繕不可能なほど修繕されたケースもあり、美術的価値を大きく下げてしまった事件となっています。
素人が知識のない状態で修繕をしてしまうと取り返しがつかないので、余計なことはせずに買取を依頼しましょう。
なるべく綺麗な状態にする
美術品を査定へ出す前には、なるべく綺麗な状態にするのがおすすめです。
長年放置された美術品はホコリなどが被っている場合もあるので、できる限り綺麗にしておくと保存状態がいいと判断されます。
また、印象も上がるので査定金額がアップする可能性が高いです。
ただし、絵画・掛け軸・浮世絵などは水拭きがNGの場合もあるので、乾いたタオルなどでホコリを落とす程度にしておきましょう。
また、洗剤を使って綺麗にするのも状態を悪くするのに繋がるので注意が必要です。
価値を落としたくない場合は、下手に触らず査定を申し込みしましょう。
しっかりとした鑑定士がいるところを選ぶ
専門の買取業者へ査定を申し込む場合、しっかりとした鑑定士がいるところを選ぶのがおすすめです。
美術品の価値はプロの鑑定士でなければ価値を判断しづらいので、鑑定士へ見てもらったほうが高価買取を実現しやすくなります。
また、鑑定士の経験の差で価値が変わり、鑑定士の実力次第で買取価格が大幅に上下する場合も多いです。
美術品の価値は鑑定士の腕で決まるので、できる限り実績が多く歴のある鑑定士がいる買取業者へ依頼しましょう。
信頼できる業者を選ぶ
美術品の買取査定を申し込むなら、信頼できる業者を選ぶのもポイントです。
美術品の買取を行っている専門業者は数多くありますが、悪質な業者も一定数存在しており、いい加減な鑑定で買い叩く業者も一定数存在しています。
そこで、信頼できる業者を選ぶ方法は以下の通りです。
信頼できる業者の選び方
①買取実績が豊富な業者か
②ある程度の資金力があるか
③口コミが問題ないか
美術品の価値をしっかりと判断してもらうのであれば、買取実績や口コミなどから判断し、なるべく信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
査定料の有無を確認する
買取へ出す際には、査定料の有無も確認しましょう。
美術品の買取業者によっては査定料や出張買取費を設定している場合もあるので、査定料があると本来受け取れる料金から減額されてしまいます。
また、業者ごとに査定料も異なるので、査定を申し込む場合は事前に確認しておくといいでしょう。
少しでも高額な買取をしてもらいたい場合は、査定料も含めて考えるのがおすすめです。
箱や鑑定書をつけて売る
美術品に箱や鑑定書などの付属品がある場合は、同時に買取へ出しましょう。
美術品によっては本体以外に箱などが付属しているので、査定の際に合わせて出せると金額が上がりやすくなります。
また、付属品の状態も判断材料の1つとなるので、付属品もできるだけ綺麗にするのがおすすめです。
付属品や鑑定書などがない場合は、保管に気をつけて置いておくようにしましょう。
長期間保管しない
美術品の買取を考える場合、自宅などで長期間保管しないのも1つのコツです。
美術品は気温や環境の変化を受けやすく状態が悪くなりやすいので、個人で保管するのはあまりおすすめできません。
歴史的価値のある美術品は長期間保管したからといって価値が上がるわけではなく、需要と供給で成り立ちます。
自宅で長期間保管しておいて価値を下げてしまうよりも、早いうちに専門の買取業者へ依頼して売ってしまうのがおすすめです。
趣味の美術品を処分するには?
趣味で作った美術品は価値のつかないケースの方が多く、売却をしようとしても売ることができません。
そこで、趣味で作った美術品を処分する方法は以下の通りです。
趣味の美術品の処分方法
①ごみとして処分
②寄贈
③ネットオークション、フリマアプリを活用
趣味の美術品はごみとして処分するのが最も楽な方法ですが、寄贈であればクオリティ次第で引き取ってくれるケースもあります。
また、ネットオークションやフリマアプリも手間がかかりますが、クオリティ次第ではある程度の金額がつく場合も多いのでおすすめです
趣味で作った美術品は捨てるのも1つですが、手間や時間をかけていいならネットオークションやフリマアプリを活用して売却しましょう。
相続する場合は税金にも注意!
価値の高い美術品を処分せずに相続する場合は税金にも注意が必要です。
美術品は売却すればお金が発生するので相続税に含まれてしまい、金額次第では税金を支払う必要が出てきます。
また、相続税には「3000万円+(600万×法定相続人の人数)」の基礎控除が受けられるので、最低でも3600万円以上の価値がなければ相続税を払う必要はありません。
処分をするのが面倒だからと相続してしまった場合、思わぬところで相続税の支払い義務が生じてしまうので、専門の鑑定士へ依頼するようにしましょう。
高額な美術品だった場合は寄贈などを行えば、相続税の対象外になるケースもありますので、美術品の価値はしっかりと把握しておきましょう。
美術品を処分するなら美術品専門の買取業者へ依頼するのがおすすめ
今回は、美術品を処分する方法や買取の際に注意すべきポイントについて解説を行いました。
美術品はゴミとして処分してしまうと費用がかかってしまうので、ただ処分するだけでは損をしてしまいます。
そこで、美術品の価値をしっかりと判断した上で買取を行ってもらえる美術品専門の買取業者へ依頼するのが一番です。
美術品はできる限り処分せず、買取業者へ依頼して価値を調べてみましょう。
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