灯油の捨て方5選|無料回収や引き取りについて詳しく解説
不用品別の処分方法「イヤホンってゴミとして捨てていいのかな?」
「高かったから捨ててしまうのはもったいないな…」
「簡単にイヤホンを処分できる方法が知りたい!」
イヤホンは『音を聴く』という手段において欠かせないアイテムの1つです。
音楽を聴く、映画を見る、ドラマを楽しむ、通話をする、あらゆる場面で活躍するイヤホンは、今では1人1つ所有しているといっても過言ではないほど浸透しているオーディオ機器ではないでしょうか。
その人気ゆえに毎年多くの新製品が発売され、定期的に買い替えを検討しているという人も少なくないでしょう。
しかし、製品が小さく保管もしやすい理由から、買い替えたはいいものの古いイヤホンを捨てずに仕舞いっぱなしにしているということも多いしょう。スマホなどのデバイス購入時に付属のイヤホンが付いてきたなど、使用していないイヤホンがいくつも眠っているということも珍しくありません。
そこで今回は、イヤホンの捨て方・処分方法についてご紹介します。捨てる際の注意点や、捨てずに売却をして利益を得る方法なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読むと以下のことが分かります。
・イヤホンの正しい捨て方
・処分する際の注意点
・処分費用やメリット・デメリット
イヤホンについて
イヤホンとは、人の耳に装着して音を聞く音響機械です。耳を塞ぐかたちで使用するため外部に音が漏れず、個人が自由に音楽や音声を楽しむことができるようになっています。「イヤフォン」「イヤホーン」と発音されることもあります。
古くはラジオやコンポといった据え置き型のオーディオ機器に使用されることが主流でしたが、時代と共にCDプレイヤー、MDプレイヤー、ウォークマンなど携帯音楽プレイヤーが登場し、屋内外問わず音楽や音声を楽しむ目的でイヤホンの普及が急激に増加しました。
今では音楽のネットストリーミングサービスやサブスクリプションサービスの利用が一般的となっているため、必ずといっていいほどスマホ1台とイヤホン1つをセットにして各個人が持ち歩いているという時代になっています。
機能別で見る種類
イヤホンは多くの人に利用されている人気アイテムです。だからこそ、どんな人でも不自由なく使用できるように様々な種類が開発・販売されています。
機能面でいえば、大きく分けて3つの種類が存在します。
有線イヤホン
ケーブルが付いており、ケーブルをデバイスに差し込むことで使用ができるイヤホンです。イヤホンの原型として古くから愛されてきた形状です。
メリットは、その安定性にあるでしょう。充電が必要ないこと、遅延が発生しないこと、音質のブレが少ないことは、イヤホンを利用するうえで外せないポイントだという方もいるのではないでしょうか。
ケーブルがあることで持ち運びにやや不便を感じるという声もありますが、昔から安定して音を楽しめる有線イヤホンは、今も根強い人気があり多くの人に利用されています。
無線イヤホン
有線とは違いケーブルが付いておらず、Bluetoothを利用してデバイスと接続をするイヤホンです。「ワイヤレスイヤホン」とも呼ばれます。
小型で、何不自由なく持ち運ぶことができ、どんな場所でも音楽を楽しめるもの急激に人気が出てきました。大ヒット商品であるAirPodsをはじめとして、今では数多くの製品が販売されています。
定期的に充電をしなければならず、小型ゆえに無くす可能性も高かったりと注意すべき点はあるものの、その快適さゆえに今では有線イヤホンよりも一般的なものとなりました。
マイク付きイヤホン
有線、無線、どちらにも搭載が可能な機能です。現代のイヤホンは音を聞くという役割だけではなく、通話にも利用されることが一般的となりました。プライベート、ビジネス問わずマイク付きのイヤホンを選ぶという人は珍しくないでしょう。
製品により質が大きく異なるため、購入の際には慎重に吟味をしたい機能でもあります。せっかくマイクが付いているのに音量調節がうまくできずに声が届かない、音質が悪すぎて相手を不快にさせるといったケースは珍しくないため、使用目的によっては製品の品質に注意が必要です。
形状別で見る種類
続いて、イヤホンの形に着目してみましょう。
カナル型
装着部分にイヤーピースが付いており、耳の穴を完全に塞ぐような形で装着できるイヤホンです。密閉度が高く、音漏れしづらいといった特徴があります。イヤーピースはサイズを選べるようになっており、自分の好みに合わせて密閉度を変えることも可能です。
逆に外の音も入り込みづらく、イヤホンから流れてくる音のみに集中できる環境は、聴き疲れを招く原因ともなります。耳や頭が痛くなる危険性もあるので、長時間の使用には注意が必要です。
インナーイヤー型
耳の穴を塞がずに、耳に引っ掛けるようにして使用をするイヤホンです。カナル型のようなフィット感はないものの、耳を圧迫することがないのでリラックスした状態で音楽を楽しめます。外部の音も聞きやすいので安全性に優れているともいえるでしょう。
しかし、サイズを選ぶことができないため耳から外れてしまうこともあります。また、密閉度が低いので音漏れしやすく、シャカシャカといった音が周囲の人の迷惑になってしまうといったデメリットもあります。
骨伝導型
耳の穴を完全に開放したかたちで音が聞けるイヤホンです。イヤホンをこめかみ付近にセットし、骨に振動を与えて音を認識させるといった仕組みになっています。外部の音を遮断しない安全性の高い設計となっているため、イヤホンから流れてくる音に関してはBGM感覚で聞くかたちとなります。
ただし音漏れが激しいといったデメリットがあります。電車内やオフィスといった周囲に人がいる状況で使用をすることは推奨できません。しかしながら骨伝導の技術は進化途中であり、今後の製品開発に注目されている段階です。
ヘッドセット型
片方の耳にのみ装着ができるタイプのイヤホンです。イヤホンからの音に集中しつつも、外部の音も妨げることはない形状となっています。
オフィスでの通話やリモート会議など、仕事中に利用をする人が多いのではないでしょうか。テレフォンオペレーターの通話デバイスとしてもよく利用されています。プライベート向けというよりもビジネス向けであるため、音楽鑑賞には向いていないタイプです。
価格相場
イヤホンは様々なメーカーから多種多様な製品が販売されているため、価格についてはピンからキリまで非常に幅広いです。安くて100円、高いもので5万円を超えるものもあります。
特に機能面(性能)での違いが大きいでしょう。有線イヤホンは安価で手に入るイヤホンとなっており、安いものであれば100円ショップでも購入ができるほどです。一般的なもので3,000円程度、高品質なものであれば1万円程度で音質やデザインにこだわったイヤホンが購入できるでしょう。
ワイヤレスイヤホンに関しては、そもそも無線という技術が取り入れられているため、有線よりは価格が高くなってしまうということは否めません。安ければ2,000円程度でも購入が可能ですが、あまりにも安いものは機能面にやや不安があるといった声が多いようです。音質の良さや安定性を求める場合は1万円程度の製品を購入した方が無難といえます。
品質・性能面にこだわった製品を購入しようとすると価格も非常に高くなり、機能の充実度合いに比例する傾向があります。
寿命や使用期限
イヤホンの寿命は1~3年程度とされています。こちらも機能面による違いがあり、有線イヤホンは1~2年、無線イヤホンは2~3年が平均寿命です。
有線イヤホンは、要であるケーブルの劣化が原因で寿命がきてしまうことがほとんどです。ケーブルが絡まってしまったり、無理な状態で折り畳んだままにしてしまうと、中の銅線が断線してしまい使用ができなくなってしまいます。
無線イヤホンに関してはバッテリーの劣化が主な原因です。無線イヤホンに内蔵されているバッテリーは充電すればするほど劣化していき、いずれは満足に充電ができなくなる状態となります。頻繁にイヤホンを利用・充電している場合には、使用期限は長くても3年程度となっているのです。
有線イヤホンは、断線により片方の音が聞こえなくなるというような直接的な故障が多いです。無線イヤホンはバッテリーが原因となり、そもそも満足な使用ができなくなってしまいます。どちらの種類のイヤホンも、大切に使用していても数年のうちに寿命が来るといえるでしょう。
捨てるタイミングはどんな時?
イヤホンを捨てるタイミングは満足に使用できなくなった場合です。
例えば、「片方側から音が聞こえなくなった」「バッテリーが持たずほぼ使えない」「マイク機能が使えなくなった」「片方をなくしてしまった」などの理由が挙げられます。
こうなってしまうと、使用品度は極端に減少してしまいほぼゴミと化してしまいます。保管をし続けていても得することはありませんので、早々に処分を進め捨ててしまいましょう。
何ゴミで捨てられるのか
イヤホンは「小型家電」として分別されることが多いです。イヤホンのような小型の電化製品は、小型家電リサイクル法に基づきリサイクル品として扱わなければならず、各自治体でもリサイクルに努めるべく回収を行っています。
ただし、これは一般的な分別方法であり、自治体によっては「金属ゴミ」や「不燃ゴミ」として捨てるよう指示される場合もあります。
また、有線か無線かで捨て方が異なる場合もあります。有線イヤホンは不燃ゴミのような普通ゴミとして捨てても良いとされていることが多いですが、ワイヤレスイヤホンはリチウムイオンバッテリーが内蔵されているため、そもそも一般ゴミとして廃棄することはできません。
小型家電のリサイクル回収を利用するか、バッテリー部分のみ電池ゴミとして別途処分しなければいけない可能性があります。
いずれも自治体の分別ルールに従う必要があるため、ご自身が住んでいる地域ではイヤホンがどのような扱いになっているのか確認しておく必要があります。
イヤホンの捨て方9選
ここからはイヤホンの捨て方・処分方法を9つご紹介します。
① 普通ゴミとして処分する
② 小型家電回収ボックスで処分する
③ 家電量販店で引き取り処分する
④ オーディオ専門店で売却する
⑤ リサイクルショップで売却する
⑥ フリマ・オークションで売却する
⑦ 寄付をする
⑧ 知人・友人に譲る
⑨ 不用品回収を利用して処分する
現在お使いのイヤホンの状態や処分するタイミングを考えた上で、自分に合った方法を見つけてみてください。
① 普通ゴミとして処分する
まずは最も手軽な捨て方として、イヤホンを自治体のゴミ回収を利用して捨てるという方法があります。普段のゴミ捨てと変わらずに捨てることができるため費用や手間は掛かりません。
分別方法は自治体によっても異なるため、お住いの自治体ではどういった分別が必要なのかしっかりと確認してから捨てましょう。
以下は一部自治体の例です。
自治体 | 分別方法 |
東京都三鷹市 | 不燃ゴミ |
東京都西東京市 | 小型家電ゴミ |
神奈川県横浜市 | 燃やすゴミ ※イヤホンジャックは「小さな金属類」 |
神奈川県藤沢市 | 不燃ゴミ |
埼玉県久喜市 | 燃やせないゴミ |
埼玉県戸田市 | 小型家電ゴミ |
千葉県四街道市 | 不燃ゴミ |
ただし、こちらは有線イヤホンにのみ対応している処分方法です。ワイヤレスイヤホンに関しては普通ゴミとして捨てられないのでご注意ください。
ワイヤレスイヤホンにはリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、こちらは通常のゴミと一緒に捨ててしまうと火災の原因となってしまう危険性があります。
ワイヤレスイヤホンの扱い方は自治体によっても異なりますが、一般的にはバッテリー部分を取り外してバッテリーは電池ゴミへ、それ以外は普通ゴミへ仕訳けする方法か、この後ご紹介する小型家電回収を利用する方法にて処分するよう定められています。
基本的に優先イヤホンは小型家電ゴミに該当する品目となりますが、必ずしも小型家電ゴミとして捨てる必要はありません。主要大型リサイクル家電とは異なり、小型家電のリサイクルは努力義務となっています。そのため、一般ゴミとして処分しても違法性はありません。
② 小型家電回収ボックスで処分する
続いて、小型家電回収ボックスを利用してイヤホンを捨てる方法をご紹介します。こちらも自治体のゴミ回収の一環となる処分方法です。
冒頭でご紹介した通り、イヤホンに含まれる金属は再資源化が可能であり、リサイクルをすることが望ましいとされています。そのリサイクルをする方法が、小型家電回収ボックスの利用となります。回収ボックスまでイヤホンを持っていき、箱に入れるだけで処分は完了となります。
小型家電回収ボックスは、スーパーなどの商業施設や市役所などの公共施設に設置されています。設置されている地域に住んでいる人であれば誰でも無料で利用することが可能です。
こちらの方法は有線イヤホン・無線イヤホンどちらも処分できる方法とはなりますが、無線イヤホンを処分する場合はやはり注意点があります。以下の点に気を付けて利用をしましょう。
バッテリーの扱い
自治体によっては、バッテリーを取り外してから回収ボックスに投入することを推奨している場合があります。もしバッテリーが取り外せない場合は、完全に放電をさせてから投入するよう指示が出されていることもあります。
逆に、バッテリーの有無は関係なくイヤホンであれば自由に投入して良いと定めている地域もあるため、自治体の小型家電回収ボックスの利用ルールは必ず確認しておきましょう。
対象品目の違い
イヤホンを小型家電として回収していない地域も中には存在します。その場合は普通ゴミとしての捨てる必要があります。小型家電回収の対象となる品目は自治体ごとに異なるということに注意しましょう。
一般的には、普通ゴミと小型家電回収のどちらを選択しても問題ないという場合が多く、「処分しやすい方を利用してください」とルール化している自治体もあります。
小型家電回収ボックスは各施設内に設置されていることがほとんどです。そのため、施設の営業時間内に訪れて利用する必要があります。多くの場合、店頭などには設置されておらず、夜間などの都合の良い時間帯に利用することはできません。また、回収を受け付けているものの自由な投入を防ぐために表立って設置がされていない場合もあるでしょう。
③ 家電量販店で引き取り処分する
イヤホンの処分・リサイクルは家電量販店でも行ってもらえます。
同様の電化製品を扱うお店側が引き取りを行ってくれており、バッテリーを取り外さなければいけないといった手間も掛かりません。ワイヤレスイヤホンであっても、そのままの状態で引き取ってもらえます。
しかし、処分費用に関しては無料もしくは500~1,000円程度が掛かる場合が多いです。
また、店舗によって引き取り回収のサービスの実施有無が異なります。イヤホン以外にも各種オーディオ機器などの小型家電をまとめて500円程度で引き取ってもらえる場合もあれば、メーカー次第では引き取り可否が異なる場合もあります。
まずはお近くの家電量販店へ行き、イヤホンの回収は可能かどうか、メーカーや型番に指定はあるかどうかを確認することをおすすめします。
イヤホンは小型家電の中でも寿命の短い製品となるため、基本的に買い替え・下取りというようなサービスはありません。そのため、一般的には処分を依頼するのみとなります。バッテリーを含むワイヤレスイヤホンを手軽に処分できるという意味では非常に有意義でしょう。
バッテリーを含む製品の処分のワンポイント
ワイヤレスイヤホン製品の多くはリチウムイオンバッテリーを含んでいます。これらのバッテリーは一般ゴミ収集では捨てることができません。
そのため、バッテリーの回収については『JBRC協力店』に持ち寄り回収してもらうことを各自治体でルール化している場合がほとんどです。
イヤホン製品に関しては、『家電量販店 = JBRC協力店』となることがほとんどであるため、処分に困った場合には最寄りの家電量販店に相談することで解決が可能です。
※地域・自治体によってはJBRC協力店の有無が異なるため注意が必要です。
④ オーディオ専門店で売却する
状態が良いイヤホンであれば、捨ててしまわずに売却するという方法もあります。売れるのであれば処分費用は掛からず、逆にお金を得ることができるのでメリットは大きいといえるでしょう。
特におすすめなのはオーディオ専門店での売却です。オーディオ専門店はオーディオ機器関連の中古市場に詳しく知識もあり、独自の販売ルートも確保しているため売却額にも期待ができます。
特に、以下のような人気メーカーは高額買取が望めるでしょう。
高額買取されやすいメーカー
・Apple
・SONY
・BOSE
・Galaxy
・Panasonic
有線でも無線でも売却は可能ですが、やはり買取価格でいうとワイヤレスイヤホンの方が高めとなるようです。
また、イヤホンは新製品が販売されるスピードも速く、数多くの製品が販売されているため、中古市場の需要も目まぐるしく変化していきます。イヤホンを売却するかたちで処分したいのであれば、出来る限り世代が交代しないうちに売ってしまう方が得策といえるでしょう。
したがって、発売年式が新しいものほど高価格に、世代が古ければ古いほど低価格での買い取りとなります。また、一定価格以下の製品は買取対象とならない場合もあるかもしれません。
⑤ リサイクルショップで売却する
オーディオ専門店でなくともイヤホンを売却することは可能です。お近くにリサイクルショップがあれば持ち込んで、査定を依頼して買い取ってもらいましょう。
ただし、こちらはオーディオ専門店とは異なり専門性には乏しいため、一般的に中古でも需要が見込める良質なイヤホンのみ売却が成立する場合が多いでしょう。
具体的には、有名なメーカーのワイヤレスイヤホンもしくはブランド品となります。そのため、5,000円以下の価格で買える量産品はリサイクルショップでの買い取りには向いていないといえます。
また、売る前に状態をしっかりと確認しておきましょう。充電機能に異常はないか、断線はしていないか、付属品は全て揃っているかなど一通り確認をして、問題なく使用できる状態であることが分かってから売りに出すようにしましょう。
リサイクルショップは、オーディオ専門店とは異なり広く汎用的な製品を扱うお店でもあるため、低価格なメーカー製品でも買い取ってもらえる場合があるでしょう。
⑥ フリマ・オークションで売却する
売るという手段でいえば、近年人気の手法となっているフリマアプリやネットオークションを利用した売却も可能です。
こちらは個人間での取り引きとなるため売却条件のハードルは低く、壊れていないイヤホンであれば人気メーカーのものでなくとも売ることができます。
ただし、必ず売れるとは限りません。フリマアプリやネットオークションは数多くのユーザーが売買を行っているため競争率も激しいです。自分が出品したイヤホンが運よく売れるという確率は100%ではないことは認識しておきましょう。
しかし、上手く出品の調整ができれば比較的スムーズに売却することが可能であるため、リサイクルショップで売却処分をするよりも利益は出しやすいでしょう。
イヤホン製品は、物自体も小さいためフリマやオークションでありがちな送料の問題はさほど懸念点にはなりません。そのため、出品の工夫がしづらく価格の差が生まれにく傾向にあります。それ故、いかに安い値段で出品でき落札されるかがポイントになりそうです。
⑦ 寄付をする
イヤホンのようなオーディオ機器は支援品として寄付をすることが可能です。イヤホンをゴミとして捨ててしまうのはもったいないけれど売るほどでもない、そんな考えを持っている方はぜひ寄付という方法を選んでみてはいかがでしょうか。
寄付をしたイヤホンはそのまま再利用されることもあれば、資源として換金がなされて寄付金として利用されることもあります。そして、国内の児童養護施設や被災地、国外の発展途上国に住む人々のために役立てられます。
寄付先についてはインターネットで検索をすると素早く見つけることができます。支援団体によって寄付できるイヤホンの種類や寄付の方法が異なるため、自分に合った支援先を探すことが大切です。
寄付品を支援団体に贈る場合は有償であることがほとんどです。寄付といっても物を送る場合は基本的に自己負担となることを覚えておきましょう。イヤホン製品であればそこまで送料も掛からないため、出費も少ないかたちで済むと考えられます。
⑧ 知人・友人に譲る
イヤホンを身近な人に譲るというのも一つの方法です。
今まで有線を使っていたけれどワイヤレスに挑戦したいと思っている方がいれば、お試しというかたちで不要となったワイヤレスイヤホンを譲ると喜んでもらえるかもしれません。
仕事用に最低限音声通話ができるイヤホンが欲しいけれど新品で買うのには躊躇しているという方は、安価の有線イヤホンであっても貰ってくれる可能性があります。
イヤホンは不要になればゴミとして比較的容易に捨てることができるため、譲ってもらって試しに使ってみようと考えてくれる人は少なくありません。
それなりに質の良い製品であれば貰い手探しには困りませんので、周囲の方に声をかけてみてはいかがでしょうか。
⑨ 不用品回収を利用して処分する
最後に、不用品回収サービスの利用についてご紹介します。不用品回収業者は家庭から出た不要な家具、家電、日用品、ゴミを回収してくれるサービスです。基本的にどんなものでも回収に応じてくれます。
イヤホン1つだけを捨てるために利用をするには大げさすぎますが、不用品の処分方法の一つとして覚えておいて損はありません。また、回収してもらいたいものが壊れていても問題ありません。
イヤホンに関しても何の問題もなく回収してもらえます。バッテリーが内蔵されているワイヤレスイヤホンであってもそのままの状態で引き取ってくれるので手軽です。
おすすめをしたいのは、引っ越し、大掃除、断捨離、模様替えなど、多数の不用品が出るシーンで利用をすることです。そんな時に一緒にイヤホンも回収してもらいましょう。家の中がスッキリ片付くだけでなく、処分に困っていたイヤホンも捨てることができるので一石二鳥です。
ただし、サービスの利用にはある程度の費用が掛かるため、まずは不用品回収業者に見積もりを依頼して、どのくらいの費用でいくつ不用品を回収してもらえるのか確認してみてください。
処分費用の相場とメリット・デメリット
ここまで、イヤホンの捨て方についてご紹介をしましたが、改めて掛かる費用や、メリット・デメリットについて比較をして確認をしてみましょう。
費用相場
捨て方 | 処分費用 |
普通ゴミ | 無料 |
小型家電回収 | 無料 |
家電量販店 | 無料~1,500円程度 |
オーディオ専門店 | (無料) |
リサイクルショップ | (無料) |
フリマ オークション | (無料) |
寄付する | 送料1,500円程度 |
譲渡する | 無料 |
不用品回収 | 4,000円~ |
メリット・デメリット
捨て方 | メリット | デメリット |
普通ゴミ | ・手軽に捨てることができる ・回収日時が多い | ・分別方法を調べる必要がある ・バッテリーは捨てられない |
小型家電回収 | ・リサイクルに貢献できる ・バッテリーも処分可能な場合がある | ・設置場所を調べる必要がある ・対象品目の確認が必要 |
家電量販店 | ・バッテリーも一緒に処分可能 | ・引き取り条件がある ・引き取りしていない店舗もある |
オーディオ専門店 | ・お金に換えられる ・人気メーカーは高額買取可能 | ・壊れている場合は売れない ・低価格品は売れない |
リサイクルショップ | ・お金に換えられる ・近場にあればすぐに売れる | ・壊れている場合は売れない ・買取価格には期待できない |
フリマ オークション | ・お金に換えられる ・売却条件のハードルが低い | ・壊れている場合は売れない ・長期間売れないこともある |
寄付する | ・社会貢献になる | ・寄付先を探す必要がある ・壊れている場合は寄付できない |
譲渡する | ・相手に喜んでもらえる | ・相手がいるとは限らない |
不用品回収 | ・状態問わず回収してもらえる ・バッテリーも一緒に処分可能 ・他の不用品と一緒に処分可能 | ・イヤホンのみの処分には向かない |
ご覧の通り、イヤホンは基本的に無料で捨てることができます。
処分方法も豊富にあり、ご自身やイヤホンの状況に合わせて方法を選ぶことができるので、ぜひ自分にとってメリットの大きい捨て方を選択してみてください。
費用を掛けずに処分する場合には、時間や手間を考慮して決めてみると良いでしょう。
売却をする際に知っておきたいこと
イヤホンの処分方法として売却という手段は非常にメリットが大きい方法です。
壊れていないイヤホンを捨てたいのであれば、ぜひ売却を視野に入れて考えていただければと思いますが、売却をするうえで知っておくべきことがあります。
買取価格の相場
買取価格はイヤホンの状態や店舗によって変わってきますが、やはりメーカーが査定額を左右する大きな要因となることは否めません。
各メーカーの製品の買取価格の相場を確認してみましょう。
メーカー | 買取価格の相場 |
SONY WH-1000XM4 | 10,000~25,000円 |
BOSE QUIETCOMFORT 35 II | 8,000~15,000円 |
final A8000 FI-A8DSSD | 80,000~150,000円 |
Apple AirPods Pro MWP22J/A | 7,000~20,000円 |
SENNHEISER IE-300 有線イヤホン | 10,000~15,000円 |
SHURE AONIC 5 SE53BACL+UNI-A | 13,000~20,000円 |
上記はあくまでも目安です。需要の変動や新製品の発売により価格は大きく変わってきますので注意してください。
状態のチェック
改めての説明は不要かと思いますが、壊れているイヤホンは売却することはできません。査定を依頼する前に壊れていないかどうかのチェックは必ず行っておきましょう。
まず、有線イヤホンの場合は下記について最低限チェックしておいてください。
・左右どちらも音が正常に聞こえるか
・コードが断線していないか
・コードが絡まっていないか
・イヤホンジャックが正常に使用できるか
ワイヤレスイヤホンの場合は下記についてチェックしておきましょう。
・左右どちらも揃い、音が正常に聞こえるか
・充電が問題なくされるか
・バッテリーの持ちが極端に悪化していないか
・同梱の正規充電ケーブルがあるか
・Bluetoothへの接続が問題なくされるか
少しでも買取価格を上げるためには
メーカーやイヤホンの状態が重要視されることは大前提ですが、少しでも高く買い取って欲しいという場合には、汚れを綺麗に拭き取り新品に近い状態で売りに出すことが望ましいです。
購入時の外箱や取扱説明書等があればセットで売りに出しましょう。カナル型のイヤーピースのサイズ違いを持っているようであれば、そちらもセットにすると査定評価が上がる可能性があります。
覚えておきたいのは「できるだけ購入時と同じ状態にすること」です。
ワイヤレスイヤホンのバッテリーに注意
ワイヤレスイヤホンに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、普通ゴミとして捨ててしまうと火災などの大事故に繋がりかねません。処分に困っているからと勝手に捨てることは絶対にしないでください。
ゴミとして処分をする際は、まず自治体のルールを確認し、自治体側で捨てる手段があるのかどうかを調べましょう。一般的には小型家電回収ボックスもしくは電池回収ボックスを利用することで処分が可能です。
しかし、自治体側では回収を行っていない場合もあり、その際はメーカーや販売元に問い合わせて推奨される処分方法を聞く必要があります。
普段からワイヤレスイヤホンを使用しているという方は、処分する機会が訪れた時のためにも事前に処分方法を確認しておくと安心です。
※リチウムイオンバッテリーの処分については『モバイルバッテリーの処分方法』の記事もご覧ください。
イヤホンを捨てるなら『お助けうさぎ』にお任せください。
今回はイヤホンの捨て方・処分方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
イヤホンは無料で捨てることができたり、売却することができたりと、想像以上に様々な処分が選択可能であるため、悩まず対処できるということがお分かりいただけたかと思います。
もし引っ越しや大掃除などのタイミングでイヤホンを捨てたいと思った際は、その他の不用品と合わせて処分が進められるよう、不用品回収サービスの利用も検討してみてください。
お助けうさぎは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっている会社です。イヤホンの回収や処分も承っております。他にも、粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理などあらゆるニーズにお応えいたします。
不用品回収の他にも、粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理などあらゆるニーズにお応えいたします。ハウスクリーニングにも対応しておりますので、回収のついでに清掃をしてほしいというご要望にもお応えできます。
お助けうさぎの料金は分かりやすい定額パックをご用意しています。一番お得に処分できる金額でご提示いたしますので、余計な費用が掛かってしまうこともありません。
お問い合わせは24時間365日いつでも受け付けておりますので、まずはお見積もりだけという方もぜひお気軽にご相談ください。ご相談とお見積もりは無料で承っております。
お助けうさぎの不用品回収サービスについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの「マンガと動画でわかるお助けうさぎ」をご覧ください。