お守りの処分方法は?|無料回収や引き取りについて詳しく解説
不用品別の処分方法電子ピアノやエレクトーンはピアノの中でも小型であり、一般家庭でも設置しやすい楽器です。
ピアノ教室に通っている子どもがいるご家庭や、音楽好きで趣味がピアノ演奏だという人のお家であれば自分で所有し家に設置していることも少なくありません。
子どもが自立し家を出た時、長年使ってきた電子ピアノを買い替えたいと思った時、やらなければならないのが使わなくなった電子ピアノの処分です。
いくら一般家庭に設置できるサイズだからといっても、電子ピアノやエレクトーンは重量物であり、大人であっても移動をさせるのは一苦労です。移動ができず、使わなくなった電子ピアノが家の片隅にそのまま置いてあるということはないでしょうか。
本記事では、電子ピアノやエレクトーンの処分を考えている方のために、処分の方法やお役立ち情報を詳しく解説します。
ご一読いただき、自分に合った処分方法を検討してみてください。
電子ピアノを処分する方法

まずは、電子ピアノやエレクトーンの処分方法を詳しく解説します。
7種類の処分方法の中からご自身にあった方法を見つけてみてください。
粗大ゴミとして処分する
もっとも一般的な電子ピアノやエレクトーンの処分方法は、粗大ゴミとして自治体に回収してもらうことです。
粗大ゴミの定義は各市区町村によって異なりますが、電子ピアノやエレクトーンは多くの自治体で「粗大ゴミ」に該当しています。
粗大ゴミとして処分する場合、比較的安価に処分することができるのがメリットです。電子ピアノ1台につき2000円~3000円で処分をすることができます。
デメリットとしては、自分の希望している日時に回収してもらえず、自治体の指定した日時にしか回収してもらえない点が上げられます。
そのほか、指定されている回収場所まで電子ピアノやエレクトーンを自力で運ばなければいけません。大人2人でなんとか運べるサイズなので、人手を用意する必要があります。
運ぶ日時も、回収日の朝でなければいけないので、限られた時間帯で一緒に電子ピアノを運んでくれる人を探すこととなります。
安価で処分できる反面、都合が付けづらく手間がかかる方法となっています。
楽器買取専門店で売却する
電子ピアノやエレクトーンは、楽器の取り扱いに力を入れている買取業者に買い取ってもらえる可能性があります。
処分費用としては無料であり、高額査定してもらえる場合もあるので検討してみてください。
買い取ったのちに中古品として再利用することを目的としているので、壊れている電子ピアノの場合は買い取りできないこともあるので気を付けましょう。
買い取り条件に響く状態として、下記のものが上げられます。
・鍵盤を押しても音が出ない
・電源がつかない
・目立つ傷がある
・パーツが足りていない
しかし、ちょっとした傷や汚れであれば影響なく買い取りを進めることができます。相手は楽器の専門家なので、小さな擦り傷ほどであれば修繕をすることが可能であるからです。
傷の状態により査定額が前後しますが、目立つような傷ではない場合は一度査定に出してみても良いでしょう。
また、電子ピアノの引き取りは業者が自宅へ訪問して回収してくれる場合がほとんどなので、搬出や運搬の面は気にすることなく買い取り依頼をすることができます。
リユースショップで売却する
楽器の買取専門の店でなくとも、電子ピアノやエレクトーンを買い取ってもらうことは可能です。
近場にリユースショップがあり、ショップまで電子ピアノを運搬するすべがあれば、自分の都合の良い日時で売却することができます。処分費用も無料です。
しかし、どんな電子ピアノでも買い取ってもらえるわけではないので要注意です。楽器買取専門店と同様に、壊れていないということが絶対条件です。
また、ショップによって買い取りできる品物が異なってくるので、電子ピアノの買い取りが可能かどうかは店舗に持ち込む前に電話で確認をしておきましょう。
査定額もショップにより大きく異なりますので、自分の納得のいく金額で売れるとは限りません。電子ピアノの型番、メーカー、機能によっても大幅に変わってきます。
せっかく店頭に持ち込んだのに査定額に納得がいかず、結局持ち帰るということにならないためにも、事前調査は大切です。
もし店頭持ち込みする手段がないという時は、出張買取サービスを行っているショップもあるので利用してみてみよいでしょう。
ただし、こちらは自分の都合で買い取りを行ってもらえなくなるので気を付けてください。
ショップの店員のスケジュールに合わせて出張日程が組まれるので、お互いの都合が付かない場合は1ヶ月先の査定となってしまう場合もあります。
買い替え時に下取りしてもらう
電子ピアノを買い替える予定がある場合、購入店舗によって処分予定の電子ピアノを下取りに出すことができます。
無料で処分できる場合や、査定をして新規購入分の割引金として当ててくれる場合もあります。
サービスの有無や下取り条件は店舗により異なります。
まずは、新しく電子ピアノやエレクトーンの購入を考えている店舗に下取りサービスがあるかどうか確認をしてみてください。
ピアノ購入時の納品は、基本的に設置業者が自宅まで運搬をしてくれて部屋内への設置もしてくれます。
その際に、下取りに出す電子ピアノを回収してくれることとなるので、処分予定のピアノが部屋を圧迫することはありません。
電子ピアノやエレクトーンの買い替えを検討している方は、ぜひ下取りも一緒に検討してみてください。
ネットオークションやフリマアプリで処分
フリマアプリやネットオークションを使えば、買い取り業者の仲介がなくとも電子ピアノやエレクトーンを売却できる可能性があります。
電子ピアノを定価で買うのは難しいという方がフリマやオークションで電子ピアノを探しているかもしれません。
業者が引き取ってくれなかった傷や汚れのついた状態の電子ピアノでも、運が良ければ買い手が付きます。
また、買い取り手が付いた際はサイト利用料として買取額から手数料が引かれることとなります。フリマの場合、出品価格は自分で決めることができるので手数料を考慮した価格設定をしておくようにしましょう。
オークションの場合は落札額を調整することはできませんが、開始価格という商品を売るに値する最低ラインの値段を設定しておくことができます。
ただし、フリマアプリやネットオークションは個人間の取引となるため、トラブルが発生する可能性が多いという現実があります。
料金の未払いや支払い期限の破約、返品が起こってしまうことも考えられます。
トラブルを完全に回避できる方法は残念ながらありませんが、少しでも可能性を下げるためにも、自分自身がしっかりと出品ルールを守り、出品の際には嘘偽りなく商品情報を記載しておくことが大切です。
また、オークションやフリマでも「必ずしも売れるとは限らない」ことを忘れてはいけません。
手間をかけて出品したとしても、電子ピアノやエレクトーンがいつ売れるのかは推測できるものではありません。
引っ越し作業中で電子ピアノの処分期限が決まっている時など、一定の期日までにピアノを処分したい場合にはあまりおすすめできない方法です。
見事売却に成功したあとも、買い手が遠くにいる場合には梱包や配送作業を行う必要があり、買い手の手元に電子ピアノが到着するまでは気が抜けません。
電子ピアノの処分期日と自分にかかる労力を考慮して、この方法で処分をすべきか慎重に考えてみてください。
友人・知人に譲る
子どものために電子ピアノやエレクトーンが欲しい方や、趣味で音楽を始めるために電子ピアノを譲ってくれる人を探しているという方が近くにいるかもしれません。
そんな方に声をかけて譲ってしまうのも有効な手段といえます。
友人や知人に譲る場合、処分費用としては無料で済みます。
譲った相手にも喜んでもらえるはずですし、今まで大切に使ってきた電子ピアノを処分することなく、これからも長く使ってもらえるので譲る側も嬉しいですね。
一方では、知り合いだからといって譲る際の条件や運搬方法などについて曖昧にしてしまうと、思わぬところでトラブルに発展することもあります。
電子ピアノやエレクトーンだけの話ではありませんが、事前にしっかりと話し合いをして条件を決めておくことが重要です。
譲るといっても有償なのか、無償なのか、自宅から相手の家までの運搬はどうするのか、配送する場合にはそれにかかる費用はどちらが負担をするのかなど、条件をあらかじめ決めておきましょう。
とくに金銭関係でのトラブルが多い傾向にあります。せっかく仲のいい友人関係を壊さないためにも、事前に条件などの約束事を決めておきましょう。
不用品回収業者に処分を依頼
電子ピアノやエレクトーンの処分を不用品回収業者に依頼することも可能です。数ある処分方法と比較しても1番スムーズに処分することができる方法と言えるでしょう。
不用品回収業者に依頼する最大のメリットは、「処分にかかる手間がとても少なく済み、自分の希望する日にちや時間で処分することができる」という点です。
電子ピアノやエレクトーンなど、どんなに大きくて重たいものでも処分に関わる作業は全て業者が行ってくれます。解体や運び出しなどに自分の手を使う必要は全くありません。
年中無休で回収業を行っている業者もあるので、平日休日問わず自分のスケジュールの隙間に合わせて回収作業を行ってくれます。
手間をかけずに手っ取り早く、その上自分の都合に合わせてスマートに処分したいという人におすすめの方法です。
手軽な一方でその分、他の処分方法と比べると処分費用が高くなりがちなところがデメリットです。
回収する不用品の量によって料金が変わるので、電子ピアノ1台だけでは想像以上に料金が高くなってしまったということもあります。
単品回収ではなく一定量まとめて回収をしたほうがお得になるケースもあるので、不用品回収業者に依頼をする際には料金設定の詳細を聞いておくことをおすすめします。
また、不用品回収業者の中には悪質なサービスを行う悪徳業者も存在するので注意をしてください。
悪質なサービスの一例として上げられるのが不法投棄です。
不用品の中から金銭になるものだけを回収し、その他のものは人気の少ない場所や山奥に放棄されてしまうことがあります。この行為は廃棄物処理法違反となり、悪徳業者はもちろんですが、依頼者側も罰則の対象と見なされてしまいます。
その他にも、無料回収だと謳っていたにも関わらず、不用品回収後に追加料金といって高額な費用を請求されてしまうケースがあります。「無料回収しています」といった宣伝文句には注意してください。
どんな不用品でも適正に処分をするには費用がかかります。たとえ自治体が回収する粗大ゴミであっても、依頼する側は安価で処分ができると思ってしまいますが、実のところ正式な処分費用は自治体が負担しているのです。
こういった詐欺被害に遭わないためにも、業者選びには十分に注意を払ってください。
業者選びのポイントとしては、会社情報がしっかりと明記されているかどうか、古物商許可や産業廃棄物収集運搬業など不用品の回収や運搬に必要な資格をとっているかどうか、実績があるかどうかなどが上げられます。
口コミやインターネットの評価も参考にできるので確認をしてみましょう。
電子ピアノ・エレクトーンの処分に関するお役立ち情報

ここからは電子ピアノやエレクトーンの処分に関連した情報をご紹介します。処分の際に役立てるためにぜひ確認してください。
エレクトーンは重量があるため運び出しが難しい
エレクトーンは電子オルガンの一種であり、1人で多様な音を奏でることのできる楽器です。
数多くの機能が搭載されているため、電子ピアノよりも重量がある場合がほとんどです。
軽いものでも40kg以上はありますし、大型のものだと100kgも優に超えてしまいますので、自力で搬出作業を行うことは非常に難しいでしょう。
エレクトーンを置いてある場所が2階以上だったり、狭いドアや通路を通らなければいけない場所に置いてあったりする時は、人手があったとしても簡単には運び出せません。
「重たくて運べない」「運搬時に危険が生じるかもしれない」ということが予想される場合には、無理に自力で運び出そうとせず、処分の一環として排出作業を行ってくれる業者に依頼をしましょう。
電子ピアノ・エレクトーンは分解が可能
組み立て式電子ピアノやエレクトーンは分解をすることができます。
「自分で運び出したいけどドアが狭くてピアノを通すことができない」という場合には、お持ちの電子ピアノやエレクトーンが分解できないかを確認してみてください。
実際に分解をする時は、自己流では行わずに必ず取扱説明書を読んで行って下さい。
構造を理解したうえで分解作業を行わなければ、上部の重たい部品が落下してきたりする可能性もあり大変危険です。
また、ネジの締まりが強かったり劣化していたりする場合、簡単には分解できないこともあります。
電動工具があれば力がない方でも容易にネジを外すことができますが、怪我をしてしまわないよう注意が必要です。
搬出作業を担ってくれる業者に頼むことで、業者側で解体も行ってくれる場合があります。
どうしても自分の力で搬出を行いたいという時以外は、やはり業者の力を借りたほうが賢明でしょう。
電子ピアノやエレクトーンを買い取ってもらうために
電子ピアノやエレクトーンがまだ使える状態であれば、料金を支払って処分するよりも買い取り業者に売却をしたほうが経済的にも嬉しいという方は多いのではないでしょうか。
そこで、買い取りをしてもらう際に気を付けておきたいポイントをまとめました。
汚れや傷の状態を確認する
大きなダメージが入っている場合は買い取りが難しくなりますが、多少の傷や汚れがついている場合であれば買い取ってもらえる可能性が高いです。
買い取り可能な傷や汚れで多いケースは以下です。
・鉛筆やペンの汚れ
・小さな擦り傷
・日焼けによる変色
・側面のスレ
ただし、買い取りには対応してくれたとしても、保管状態がよくないと査定額が下がってしまいますので、傷が付いている場合はそのことを念頭に置いた上で査定をしてもらいましょう。
演奏が問題なくできて、外装にダメージがない綺麗な電子ピアノやエレクトーンであれば高価買い取りの対象にもなるので、今後売却を検討しようとしている方は今からでもピアノの保管に気をつかってみてはいかがでしょうか。
型番と製造年を確認する
電子ピアノやエレクトーンには型番や製造年が記載されているラベルが貼られていたり、印字されていたりします。買い取り業者は査定の材料として型番と製造年数を確認します。
型が新しく、製造からあまり年数も経っていない電子ピアノは高額買い取りの対象となりやすいです。
逆に、型が古くて製造から何年も経過している場合は買い取りこそできますが査定額は下がります。
また、ラベルが剥がれてしまっており型と年式が不明である場合は買い取り不可となってしまうことがあるので気を付けましょう。
見た目に影響するからと言ってラベルを剥がしてしまわずにそのままの状態で保管しておくことが大切です。
付属品を確認する
電子ピアノやエレクトーンを購入した際にセットでついてきた付属品が揃っているかどうかも重要です。
付属品とは、説明書、電源コード、ピアノカバー、椅子、メトロノーム、ヘッドホンなどが上げられます。
必要ないからと個別で処分をせず、いつか電子ピアノ本体を買い取ってもらう時のために保管をしておくことが賢明です。
さらに、付属品に関しても状態が良いものだと査定額アップにつながる可能性もあります。
しかしながら、付属品が査定に影響しない買い取り業者もあります。
付属品が見つからない場合や、個別に処分をしてしまった場合は、電子ピアノ単体で査定をしてくれる業者を探してみるとよいでしょう。
相見積もりをする
電子ピアノやエレクトーンの買い取りをしてもらう時は、まず見積もりを取り、見積額に納得がいけば実際に回収して買い取りという流れが基本です。
業者のホームページや電話窓口で簡易見積もりを行っている場合が多いので、自分が納得のいく見積もり額を提示してくれる業者を探すためにも、複数の業者を選定して相見積もりしてみましょう。
その際、業者ごとにオプションで付けている付帯サービスも一緒に確認をし、買い取りが満足のいく結果となるよう検討を進めることが大切です。
手入れを怠らない
綺麗な状態であればあるほど買い取り額は上がります。いつか売却する日のことを考えて、日ごろから手入れを行っておきましょう。
電子ピアノやエレクトーンの手入れ方法はさほど難しくありません。
ピアノを使う前、使い終わった後は乾いた柔らかい布や羽帚で埃を払っておきましょう。汚れが酷い場所は、専用のクリーナーか、固く絞った濡れ雑巾でさっと拭いてから乾拭きします。
どれだけ汚れが酷くてもベンジンやシンナーは使ってはいけません。
また、設置場所も大切です。楽器の保管に適した場所に置くことは、劣化を防ぐための大切なポイントです。
電子ピアノやエレクトーンに適した場所としては以下が上げられます。
・直射日光が当たらない場所に置く
・温度変化が激しい場所は避ける
・湿気やホコリが溜まりやすい場所は避ける
・不安定な場所は避ける
・壁から3cm以上離す
電子ピアノやエレクトーンはもちろん、楽器はすべて繊細であり精巧です。
保管状態が悪ければすぐに劣化し、綺麗な音楽を奏でることができなくなってしまいます。楽器本来の音を出すことができなければ、買い取りにも大きく影響してきます。
電子ピアノを購入した段階から、手入れや設置場所には気をつかっておきましょう。
いらなくなった電子ピアノの処分は『お助けうさぎ』におまかせ!

今回は電子ピアノやエレクトーンの処分方法についてご紹介しました。
7種類もの処分方法があり、それぞれ特徴も違います。費用が発生するけれど手軽な方法、労力がかかるけれど無料で処分できる方法など、様々です。
処分をしたいと思っている電子ピアノやエレクトーンが壊れている場合や、運搬に困っている場合、すぐに処分をしたいと思っている場合は、ぜひ『お助けうさぎ』の不用品回収サービスをご利用ください。
お助けうさぎは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっている会社です。
電子ピアノやエレクトーンの回収も行っており、解体や排出作業は全てお助けうさぎのスタッフが対応するのでお客様に手間は一切かかりません。
電子ピアノやエレクトーンの処分の他にも、家具や家電などご家庭から出た不用品は何でも回収いたします。また、粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理などあらゆるニーズにもお応えすることが可能です。
お助けうさぎの料金は分かりやすい定額パックをご用意しています。一度ご提示したお見積もり額から割引させていただくことはあっても、プラスしてご請求をすることは絶対にありません。
お見積もり額にご納得いただけなければキャンセルも可能です。
お問い合わせはお電話だけでなく、LINEやメールでも承っております。LINEとメールは24時間365日いつでも受け付けをしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
回収日時もご希望に合わせて決めていただくことが可能です。お申込みから最短で即日おうかがいすることもできます。
お見積もりは何度でも無料ですので、不用品回収サービスを利用して電子ピアノやエレクトーンを処分したいという方はぜひ一度、お助けうさぎにご連絡ください。
