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原付の処分方法6選|無料回収や引き取りについて詳しく解説

「原付を処分したいけど方法がわからない」

「自分で廃車手続きはできるの?」

「無料で処分できるの?」

この記事では、さまざまな原付の処分方法を解説します。

この記事でわかること

・原付の処分方法
・処分費用
・処分する際の注意点
・廃車手続きの方法
・他の人に原付を譲る方法

利便性が高く扱いやすい原付は、日常生活に欠かせない移動手段として学生からお年寄りまで多くの人が利用しています。

そんな身近な原付ですが、処分しようとすると意外と手順が分かりにくいもの。

原付の処分には廃棄・売買・譲渡の選択肢があるため、ご自身の状況に合わせた処分方法を検討してください。

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原付の処分方法

壊れた原付

原付の処分は主に6つの方法があります。

原付の処分方法6選

①指定引取場所に持っていく
②廃棄二輪取扱店に収集してもらう
③バイク屋に買い取ってもらう
④スクラップ・廃車専門業者に依頼する
⑤友人や他人に譲渡or販売する
⑥不用品回収業者に回収を依頼する

原付は自治体の回収に出すことができません。

また処分の際は原付だけでなく、ヘルメットやグローブのような関連アイテムの処分も同時に行う必要があります。

処分方法によってやるべきことが変わるので、これから紹介する情報を参考にしてみてください。

①指定引取場所に持っていく

自動車リサイクル促進センター指定の引取場所に、原付を持ち込んで処分する方法です。

全国に約170箇所あるので、お近くの引き取り場所を調べてください。

処分にかかる費用は無料のため、以下の条件をクリアできる方に向いています。

指定引取場所に持ち込む処分方法が向いている人

・処分する原付が回収対象車両に該当する
・原付の運搬を自分で行える
・廃車手続きを自分で行える

処分を考えている原付が回収対象となるのか、事前に確認しておきましょう。

自分で諸々の作業を行える方は、ぜひお試しください。

②廃棄二輪取扱店に収集してもらう

原付を指定取引場所に持ち込みたいけれど自分で運搬することが難しい方は、全国軽自動車協会連合会に加入している廃棄二輪取扱店に収集を依頼する方法があります。

廃棄二輪取扱店は、廃棄バイクの収集・運搬を公的に認められているお店です。

バイクの販売や修理をしているお店の大半は、この廃棄二輪取扱店の資格を有しています。

そのため、まずは原付の購入店やお近くのバイク屋さんに処分を検討している旨を相談してみてください。

また、この方法はリサイクル料金として数千円から1万円程度掛かり、料金は車両の種類やサイズによって変動します。

他にも廃車手続きの委託費用が必要です。

さらに、お店によっても費用は異なるため、時間に余裕のある方は複数のお店に費用を聞いてから決めるといいでしょう。

③バイク屋に買い取ってもらう

上述した廃棄二輪取扱店は多くの場合、中古バイクの買取・販売をしています。

そのため廃棄するのではなく、買い取ってもらう選択肢もあるのです。

買い取ってもらえるのであれば、処分費用としては無料であり、なおかつお金を得ることができるメリットがあります。

バイクの状態にもよりますが、例え査定価格が低くとも買い取ってもらえるのであれば金額的にはプラスになります。

当然諸々の手続きもバイク屋がやってくれるため、基本的にはお任せでOKです。

楽に処分できる方法と言ってもいいでしょう。

こちらもバイクの状態とお店によって査定価格が変わるため、余裕があれば複数のお店に下取りに出すことをオススメします。

④スクラップ・廃車専門業者に依頼する

バイクや車のスクラップ・廃車を専門にしている業者に依頼する方法もあります。

廃車の専門業者は、回収したバイクのパーツを販売して事業を運営しているため、基本的に無料で原付を回収してくれます。

廃車手続きの代行を依頼することもでき、なかには回収したバイクと相殺して無料で廃車手続きしてくれる業者も。

原付が壊れてしまって動かない方にオススメの方法です。

⑤友人や他人に譲渡or販売する

原付が動く場合、誰かに譲るのもひとつの手です。

友人に無料で譲渡することも、フリマアプリやネットオークションで販売することもできます。無料であれば譲ってほしいという方や、安価で売ってくれるのであれば欲しいという方がいないか探してみましょう。

ただし、個人間で譲渡する場合は、名義変更の手続きを自らで行う必要があります。

詳しくは後述しますが、手続きに時間を避ける方や、自分か相手が名義変更の手続きに明るい場合は譲渡も選択肢に入れていいでしょう。

⑥不用品回収業者に回収を依頼する

原付以外のヘルメットやグローブ、整備に使用していた工具などもまとめて処分したい場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。

原付が故障しており完全に動かない場合や、処分場所まで自分で運搬することができなくても、不用品回収業者なら自宅に回収に来てくれます。

また、不用品回収業者は最短で即日回収に応じてくれるため、原付を急いで処分しなくてはならない方にもオススメです。

不用品回収業者に依頼するのがオススメな人

・原付と一緒に家電や家具を処分したい
・急な引っ越しが決まったから、とりあえず原付を処分したい

上記のような方は不用品回収業者に依頼してみましょう。

ただし、不用品回収業者への依頼は有料になります。費用は業者により大きく異なるので、まずは見積もりを出してもらうことから始めましょう。見積りだけであれば無料で対応をしてもらえることが多いので、複数の業者に見積もりを依頼して比較するのもおすすめです。

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原付を処分する際に関係する各種手続き

手続きする人

ここからは原付を処分する際に必要な手続きについて紹介します。

・廃車手続き
・名義変更原付の廃車手続きの方法

上記の2つを軸に関係する各種手続きを見ていきましょう。

原付の廃車手続きの方法

原付の廃車手続きは、ナンバープレートを貰った税金を払っている市町村役所で行います。

手続きする際には以下の書類が必要です。

原付の廃車手続きに必要な書類

・車検証
・印鑑
・本人確認書類
・廃車申告書
・ナンバープレート
・標識交付証明書

廃車申告書は役所で貰えるため、それ以外の書類を持参します。

バイク屋さんや代理人に依頼する場合は、別途委任状が必要です。

また、原付(バイク)の廃車手続きには以下の2つがあります。

廃車手続きの種類

・永久抹消登録(永久的に原付の使用を抹消する登録)
・一時抹消登録(一時的に原付の使用を抹消する登録)

一定期間原付を使用しない場合や、他人に譲渡する予定がある場合は一時抹消登録に申し込みましょう。

今後原付を使用せず、処分するために廃車手続きする場合は、永久抹消登録に申し込んでください。

費用はどちらも無料です。

原付の名義変更の方法

個人間で原付の売買や譲渡を行う場合は、名義変更の手続きを自ら行わなくてはいけません。

もちろん代行サービスもありますが、原付の名義変更は比較的簡単なので個人で行うことも容易です。

名義変更を行わなければ、軽自動車税の支払い義務を移すことができず、後々トラブルが発生します。

そのため、必ず行いましょう。

それぞれ手続きする際には以下の書類が必要です。

原付の名義を譲る場合に必要な書類

・廃車証明書
・譲渡証明書

まずは、廃車手続きを行って、上記の書類を発行してもらいましょう。

発行して貰った廃車証明書に譲渡証明欄がある場合は、あなたの住所・氏名を記入の上、認印を捺印して相手に書類を渡せばOKです。

ここからは譲り受ける側の作業になります。

譲り受ける側は、あなたから貰った廃車証明書と譲渡証明欄の他に以下の書類を用意します。

原付の名義を譲り受ける場合に必要な書類

・軽自動車税申告(報告)書兼標識交付申請書
・廃車証明書
・譲渡証明書
・運転免許証などの身分証明書
・認印

上記の書類を提出し、新しいナンバープレートと標識交付証明書が発行されれば、無事に名義変更手続きは完了です。

原付の処分は意外と簡単

スクーター

原付の処分は複雑そうに見えて意外と簡単です。

そのため、もう乗らないと決めたら早めに処分してしまいましょう。

処分せずに所持しているだけでも、自賠責保険や任意保険、軽自動車税が掛かってしまいます。

引っ越しや転勤などで急に原付を処分しなくてはならないときは不用品回収業者に依頼にして手早く処分するのがオススメ。

ナンバープレートと書類さえあれば廃車手続き自体は後からでもできるので、まずは原付自体を処分してしまうのもいいでしょう。

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オオウチ
オオウチ

1994年生まれ。不用品回収歴は5年で、これまでに30,000件以上の不用品回収・ゴミ屋敷の片付けを担当してきました。 チームで協力して迅速かつ丁寧な作業を心掛け、お客様に見積もりの説明を行う際には、分かりやすさに重点をおいて説明をさせて頂いています。 また、お助けうさぎのYoutubeチャンネルで撮影も行っていますので「お助けうさぎYoutube」で検索してみてください。

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