引越し時に出る不用品、どう処分する？最適な方法を徹底解説

引越し時に不用品が出たものの、どのように処分すればよいかわからずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

引越しの前後は手続きに追われ慌ただしく、思うように不用品の処分が進まないということも珍しくありません。

自治体の粗大ゴミ回収や民間の買取・不用品回収サービスなど、不用品の処分方法には様々な方法がありますが、どの方法にもメリットとデメリットがあるため、自分に合った最適な方法でスムーズに処分を進める必要があります。

そこで本記事では、引越し時に出る不用品の最適な処分方法について解説します。

引越し予定がある方、既に引越し済みで不用品の処分方法を模索している方は、ぜひ参考にしてください。

引越しで出た不用品の処分方法

引越しの際に出た不用品を処分する場合、以下の6つの選択肢が考えられます。

1. 自治体の粗大ゴミ回収を利用する
2. 引越し業者に不用品処分を依頼する
3. 買取サービスを利用する
4. リサイクルショップに持ち込む
5. フリマアプリで販売する
6. 不用品回収業者を利用する

不用品の処分方法には色々な選択肢があります。しかし「引越し」という大きな作業を終えたあとだと体力も時間も限られてしまい、どの処分方法でも利用できる状況にあるとは言い切れないでしょう。

ご紹介する処分方法のなかでご自身の状況に合った方法を見つけて、不用品の処分をスムーズにおこなってください。

① 自治体の粗大ゴミ回収を利用する

不用品の処分方法として、自治体の粗大ゴミ回収の利用は最も一般的な方法です。

このサービスは、該当地域に住んでいる方であれば誰でも利用が可能です。また、役所が管轄する公共サービスのため安心して利用できます。

ただし、地域ごとに手続き方法や料金が異なるため事前確認は必須です。引越し先の新しい土地で粗大ゴミ回収の利用をする場合、ルールを理解することから始める必要があります。

また、時間と手間がかかることは理解しておきましょう。基本的に即日回収はおこなわれず、予約をして数日〜数週間後に回収されることとなります。回収時は、指定場所まで粗大ゴミを運ばなければいけません。

なお、回収ができない粗大ゴミもあるため注意してください。

例えば、東京都新宿区の場合は、エアコンやテレビなどの家電リサイクル品は粗大ゴミとして回収してもらえません。神奈川県川崎市の場合は、家電リサイクル品に加えてパソコンや長さ2m以上の処理困難物も回収してもらえません。
参照：新宿区｜粗大ゴミの出し方
参照：川崎市｜粗大ゴミの出し方

自治体の粗大ゴミ回収は役所管轄の安心できるサービスであるものの、時間や手間がかかり、制限もあるため、引越し時に利用しやすいかどうかを考えて利用を検討しましょう。

② 引越し業者に不用品処分を依頼する

引越し業者の中には、引越し作業にプラスして不用品処分や買取を含めたパッケージを提供している場合があります。

下記の引越し業者では不用品の処分や買取サービスをおこなっています。

上記の表のように多くの引越し業者は不用品の処分に対応しています。引越し作業時と同時に不用品を処分できるため、利便性は高いといえるでしょう。

ただし、基本的にはオプションサービスとなり、引越し料金にプラスして処分費用を支払うこととなります。

また、どんな不用品でも引き取りしてもらえるわけではありません。引越し業者によって引き取りができる品目が異なるため、必ず確認しておきましょう。

確認タイミングとしては、引越しプランの見積もり依頼時がおすすめです。引越し当日に急に依頼をすると断られる可能性があるため注意してください。

③ 買取サービスを利用する

引越し先で不要になったといえど、まだ使える家具や家電もあるでしょう。壊れていない不用品を処分したいという場合は、買取業者への売却を検討してみてください。

買取をしてもらえれば、不用品を処分するコストがかからずお得です。また、不用品の種類や状態によっては、予想以上の高値で買取してもらえることもあります。

ただし、買取サービスを利用する際は複数の買取業者に査定をしてもらうことをおすすめします。買取業者によって査定価格が異なるためです。

なお、買取サービスを利用する際は査定・買取方法を選択できるため、業者選びの際に確認をしておきましょう。

基本的には「店頭買取」「訪問買取」「宅配買取」の3種類から選ぶこととなります。また、査定だけであればオンラインで済ませることも可能な業者があります。

引越し後で忙しいタイミングなのであれば、訪問買取や宅配買取を選んでみると良いでしょう。引越し先の近所に買取店があるという場合は、店頭買取をしてもらうことで即日換金が可能です。

引越しの状況と、買取サービスの内容を照らし合わせて、どの方法での買取が良いか検討してみましょう。

④ リサイクルショップに持ち込む

引越し先の近所にリサイクルショップがある場合は、不用品を持ち込んで売却する方法もあります。

リサイクルショップへ持ち込むと当日中に現金化できるため、引越し後の出費がかさむ時期に助かります。

ただし、品物によっては買取ができない場合もあるため注意してください。リサイクルショップによっては家具や家電の買取を強化していたり、洋服やおもちゃを中心に扱っていて、その他のアイテムの買取が難しい店舗もあります。

リサイクルショップへ持ち込みたい場合は、事前に店舗のホームページを確認して、どういった品物であれば買取してもらえるのか調べておきましょう。

引越し先の近くにリサイクルショップがある方は、ぜひ利用を検討してみてください。

⑤ フリマアプリで販売する

メルカリやラクマなどのフリマアプリを利用することで、スマホを使って手軽に不用品の売却ができます。

フリマアプリであれば引越し前でも引越し後でも、場所に関係なく売却取引を進めることが可能です。

また、自分で買取価格を設定できるため、リサイクルショップより高額で売れる可能性があることはメリットといえるでしょう。

しかし、売れるまでに時間がかかったり、売れない可能性もあったりと、不用品を処分する方法としては不安定な手段となるため注意が必要です。

加えて、大型家具や家電を売りたいという場合は配送面で手間と料金がかかるため、本当にフリマアプリで売却してメリットがあるのかを検討すべきです。

場所を気にせず不用品を処分したい方や、フリマアプリの利用に慣れているという方は、この方法も選択肢のひとつとして検討してみてください。

⑥ 不用品回収業者を利用する

不用品回収業者を利用すれば、即日処分や大量処分が可能なうえ、時間を気にせずたくさんの不用品を処分できます。

自治体の粗大ゴミ回収は指定の場所まで自分で運び出す必要がありますが、不用品回収業者は業者スタッフが自宅から運び出してくれます。

粗大ゴミ回収のように回収不可となる不用品もほとんどありません。

また、細かな時間指定も可能なため、引越しにあわせて最適なタイミングで不用品の回収をおこなってくれるところも嬉しいポイントです。

加えて、買取サービスも利用できる場合があるため、コストを抑えて不用品を処分することも可能となっています。

ただし、不用品回収業者を利用する際は業者選びが重要です。引越し先の土地に対応しているのか、予算内で対応してくれる料金体系なのか、など気になることは業者ホームページで確認をしておきましょう。

引越しで出る特定の不用品の処分方法

引越しをする際に出る不用品のうち、次の2種類については処分方法に悩む方が多い傾向にあります。

• 家電リサイクル法の指定品目
• 壊れた家具や家電

家電リサイクルの対象品はゴミとして処分することができません。そのため、適切な処分方法を知っておく必要があります。

壊れた家具や家電は廃棄するほかありませんが、サイズや量によって処分方法を選択することが推奨されます。

ぜひ次でご紹介する方法を利用して、効率的に処分を進めてください。

家電リサイクル法に基づく処分

家電リサイクル法とは、特定の家電に使われている有用な部品をリサイクルして資源を有効活用するための法律です。

この法律により、テレビ（ブラウン管・液晶式・有機EL式・プラズマ式含む）、冷蔵庫、冷凍庫、エアコン、洗濯機、洗濯乾燥機については、ゴミとして廃棄せずに適切にリサイクルすることが定められています。

そのため、基本的には自治体のゴミ回収に出すことはできません。

以下のいずれかの方法を利用して適切に処分を進めましょう。

• 家電量販店の回収サービスの利用
• リサイクル家電指定引取場所の利用
• 民間の家電リサイクル業者の利用
• 不用品回収サービスの利用

また、家電リサイクル法に基づいた処分は有料となります。リサイクル料金が自己負担と定められているほか、業者によっては収集・運搬料金を支払う必要があります。

リサイクル料金はメーカーごとに異なりますが、経済産業省が掲載している一般的なリサイクル料金は以下となります。

なお、自治体によってはリサイクル家電の推奨処分方法がホームページに掲載されている場合があります。お住まいの自治体ホームページも参考にしてみましょう。

壊れた家具や家電の処分

壊れた家具や使用不可の家電はゴミとして捨てることとなるため、不用品回収業者や自治体の粗大ゴミ回収を利用して処分してください。リサイクルショップやフリマアプリといった買取目的の処分はできません。

不用品回収と粗大ゴミ回収のどちらを利用すれば良いか迷うという場合は、捨てたい家具や家電のサイズ・重量で処分方法を検討してみると良いでしょう。

重くて大きな不用品は不用品回収業者を利用して持ち運んでもらうことがおすすめです。自分の体力を消耗せず、楽に処分が完了します。

小さくて軽い不用品は粗大ゴミ回収の利用を検討しましょう。小さめの家具や家電であれば回収場所まで自身で持ち運ぶことも難しくはありません。料金も安く済みます。

ただし、処分したい日が決まっている場合は注意してください。粗大ゴミ回収は基本的に予約制であり、回収まで1〜2週間以上はかかります。

不用品回収業者であれば回収日時の指定が可能なため、依頼時に相談してみましょう。

引越し前の不用品処分の注意点

引越し作業はやることも多く、不用品の処分が後回しになりがちです。

しかし、不用品が出ることがあらかじめ分かっている場合は、引越し前に早めに処分をしておくことをおすすめします。

記事の前半で処分方法を6種類ご紹介しましたが、どの処分方法も自分の希望通りの日時に不用品を処分できるとは限りません。依頼先の都合によって処分日時が変わってくることもあります。

特に、引越しシーズンである3月と4月は不用品処分の需要も高まり非常に混み合います。粗大ゴミ回収については1ヶ月以上先の予約しかできない場合もあるほどです。

そのため、引越し前のできるだけ早いタイミングで処分を進めておかないと、処分できないまま不用品を持って引越しする事態になる恐れがあります。

もし、時間的な余裕がない場合は、不用品回収業者の即日回収サービスを利用しましょう。即日回収サービスを利用すれば依頼した当日のうちに不用品を処分できるため、安心して引越し作業に取り組めます。

引越し前にすべき不用品整理のコツ

引越し前にすべき不用品整理のコツは、断捨離を早めに始めることです。引越し作業終盤におこなうのではなく、引越しすることが決まった時点で計画的に断捨離をしていってください。

荷造り前に面倒だと感じる場合もあるかもしれませんが、一度始めると意外とスムーズに進むことが大半です。

断捨離をする際は、綺麗な不用品と壊れている不用品を仕分けることから始めましょう。仕分け後は、買取に出せるものは買取へ、捨てるものは粗大ゴミ回収や不用品回収業者への依頼を進めてください。

断捨離をして引越し先に持っていくものを減らしておくことで、引越し費用も安く済みます。荷造りの時間も短縮できるでしょう。引越し先で新しい家具や家電を買う楽しみも増えるかもしれません。

スムーズに引越しをするためにも、早めに断捨離をおこなっておくことをおすすめします。

お得に引越したいなら買取サービスを利用しよう

少しでもお得に引越したいのであれば、不用品の買取サービスを利用しましょう。経済面で大きなメリットが得られます。

買取サービスを利用することで不用品の処分費用が実質無料となります。売却金を引越し費用にあてることも可能です。

ただし、買取サービスにもさまざまな種類があるため、自分が売りたい不用品によって利用するサービスを変更することをおすすめします。

例えば、ブランドものなど特定ジャンルで価値があるものは、専門の買取業者に買い取ってもらいましょう。

ブランド品ではない小物やハンドメイド品などはフリマアプリを利用して売却するとよいでしょう。

不用品が多数あり、どれが買取できるか査定をしてもらいたいという場合は不用品回収業者の利用が便利です。

自分が売りたい不用品に適した買取サービスを探して、お得に不用品を処分しましょう。

引越しで出た不用品の処分は「お助けうさぎ」におまかせ！

今回は、引越しで出た不用品の処分方法について解説しました。

不用品を処分する方法は数多くありますが、「引越し」に焦点をあてて考えると、利便性が高くて自身にメリットの大きい処分方法を選ぶべきです。

処分日時を優先するのか、安さを優先するのか、買取に出すのか、など、不用品の種類や引越し時の状況にあわせて検討してみてください。

今すぐ不用品の処分をしたい人や、買取サービスを利用したい人は、ぜひ「お助けうさぎ」の不用品回収サービスをご利用ください。

当社は即日対応が可能なため、引越し日が迫っていて日にちに余裕がないという人でも安心して利用できます。

買取サービスもおこなっており、不用品の中に買取できるお品物があればその場で即日買取をさせていただきます。

ぜひ、引越し作業時に出た不用品の処分方法として「お助けうさぎの不用品回収サービス」のご利用をご検討ください。

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オオウチ

1994年生まれ。不用品回収歴は5年で、これまでに30,000件以上の不用品回収・ゴミ屋敷の片付けを担当してきました。 チームで協力して迅速かつ丁寧な作業を心掛け、お客様に見積もりの説明を行う際には、分かりやすさに重点をおいて説明をさせて頂いています。 また、お助けうさぎのYoutubeチャンネルで撮影も行っていますので「お助けうさぎYoutube」で検索してみてください。