断捨離のすごい効果8選!得られる良い効果と失敗しないためのコツ
ゴミ屋敷40代に入ると自身の病気や両親の介護の悩みなどもあわさり、独身や既婚に関わらず終活が身近な話題に登場しやすくなります。
とはいえ40代はまだまだ活動的な世代であり、早過ぎるのではないか? と疑問を持つこともあるでしょう。
終活で実際に何をおこなうべきなのか知らないということも珍しくありません。
今回は、40代からの終活に注目し、具体的に何を始めれば良いのか、40代で始めるとどのようなメリットがあるのか、詳しく解説します。
終活という言葉だけ聞くと死をイメージしてしまいがちですが、実際におこなう作業は今後の自分の生活を前向きにさせる行動であり、決してマイナスな活動ではありません。
まずは終活を始める理由や効率的な進め方について知識を蓄えてみましょう。
この記事を読むと以下のことが分かります。
・40代で終活を始める理由
・終活でやるべきこと
・40代から始めることで得られるメリット
40代の終活は思い立ったらすぐやるべき理由
40代での終活が勧められる背景には、いくつかの理由があります。
まずは、なぜ終活に早く取り掛かった方が良いのか?という理由からおさえていきましょう。
40代という年代で終活を始めるからこそ、取り組む上で得られるメリットがあります。
身辺整理は体力・判断力が必要となる
終活とは自分の身の回りを整理するための活動であり、身辺整理とも呼ばれています。
身辺整理は単純に自分の持ち物を片付けるだけでなく、保険や貯金などの財産整理をしたり、老後の住まいに向けて家財の整理をしたり、自分の死後に家族にどう暮らしてもらうかを考えたり、お墓をどうするか決めたりと、おこなうべきことは多岐に渡ります。
お金のこと、老後のこと、家族のこと、死後のことを考え、自分の意思や意向をまとめる作業が必要です。
終活や身辺整理は1日2日で終わるものではありません。
時間をかけて確実におこなう必要があるので体力も気力も必要となります。
不用品の処分ひとつでも、ものの必要性を考えて決めることとなるので判断力も必要になるでしょう。
このような理由から終活は心身ともに健康なうちから始めることが得策なのです。
親の介護や入院、自身の病気が身近になる
40代は、親が施設に入居したり、身近な人が亡くなったり、家族だけでなく自身が病気になったり入院したりと、健康に関する話題が増える年代といえます。
40代から生活習慣病のリスクが増加する傾向にあるともいわれるため、がんや心疾患、脳血管疾患の三大疾病が気にかかることもあるでしょう。
このように病気の心配が年齢と共に身近になることも、40代で終活を始めた方が良い理由のひとつです。
家族に苦労をかけないためにも、元気なうちからもしもの場合に備えて準備しておくと安心です。
人生設計を前向きに見直せるタイミングでもある
終活と聞くと、人生の終わりをイメージしてしまうかもしれません。
ですが、40代はまだ人生の折り返し地点であり、第二の人生をスタートできるタイミングでもあります。
終活は自分の生き方を見つめなおし、考えを整理する活動です。
改めて今後の人生を見直したとき、やり残したことに気が付くきっかけになることもあるでしょう。
セカンドライフの過ごし方を考え、計画をたてることもできます。
これからの人生を前向きに見直すきっかけを与えてくれるのが終活です。
ネガティブに捉えずポジティブに取り組むことで、40代からよりメリットの多い人生を得られることが期待できます。
40代の終活でやること①エンディングノートを書く
エンディングという言葉が使われていますが、実際のエンディングノートの内容は単に死を意識した内容を書くだけではありません。
自分の人生そのものを振り返りながら、万が一のことがあった場合に備えて情報をまとめておくノートです。
書いておくと良い内容は人それぞれ異なります。
書き方に決まりはないため、自分の書きたいことを書いてもかまいません。
40代以降の人生がより良くなるようにエンディングノートを活用してみましょう。
エンディングノートに記載するべき内容
書きたいことを書くだけでももちろん問題ありませんが、以下でご紹介する項目については無理のない範囲で考え、整理し、書き留めておくことをおすすめします。
基本的なチェック項目を押さえておくと、全体の構成もまとめやすくなります。
エンディングノートに記載するべき内容
- 基本情報…氏名、生年月日、現住所、本籍地、連絡先など
- 友人の連絡先…親しい人物の連絡先、葬儀に来て欲しい人の連絡先など
- デジタルデータのID・パスワード…パソコンやスマートフォンのロック解除情報、Webサービスのログイン情報など
- 財産状況…利用している銀行の名前や契約している保険、貴金属や自動車など保有している財産の一覧など
- 医療介護で希望すること…重とくな状態になった場合の治療方針や、介護の場所や介護者の希望など
- 葬儀やお墓について希望すること…どのようなお葬式が良いか、お墓の希望、形見分けの希望、遺言書についての説明など
これらの内容のほかに、家族へのメッセージを加えるなど、もしもの時のことを考えて自分が知っている最低限の情報を書き出しておくことがおすすめです。
そのほか、書きたいことを自由に書き足しましょう。
先ほどご紹介したようにセカンドライフの計画をたてて書き出しておいたり、自分の人生を振り返り学歴や趣味にしてきたこと、好きな食べ物や映画などを書いてもかまいません。
エンディングノート作りをきっかけとして、今後の人生や人間関係の見直しができることもあるでしょう。
40代の終活におすすめのエンディングノート
これからエンディングノートを用意する方に向けて、おすすめのエンディングノートをご紹介します。
選ぶノートによって書く内容が変わってくるので、書きやすいノートを見つけてみてください。
自治体の無料ノート
各自治体によって異なりますが、無料で配布やダウンロードできるエンディングノートを用意している地域が近年増えてきています。
ダウンロード形式のものは、インターネット検索で簡単に見つけることができます。
記載する項目や説明などがすでに詳しく書かれているものが多いため、順番に書いていくだけで情報が埋まっていきます。
家族へのメッセージを記載したい場合は、自由記載欄が設けられているものを探すと良いでしょう。
ダイソーのもしもノート
100円ショップでおなじみ「ダイソー」でも、エンディングノートに役立つ「もしもノート」が販売されています。
「もしもノート」は全部で5種類あり、各項目ごとに詳しい情報をまとめることができます。
人気で売り切れの場合もあるため、見つけたらチェックしてみてください。
もしもノートの種類
● じぶんノート…プロフィールや連絡先リストなどの基本情報に関することが書ける
● おかねノート…銀行口座やクレジットカード、保険などのお金に関することが書ける
● けんこうノート…体の情報や検診の履歴などの健康に関することが書ける
● おつきあいれんらくノート…家族や親族、交友関係などに関することが書ける
● うちの子ノート…ペットの世話方法や健康などに関することが書ける
親ブック
「親ブック」はケアポット株式会社が販売している商品で、親とコミュニケーションをとりながら終活をしたい方におすすめのノートです。
一般的なエンディングノートとは違い葬儀や財産などの項目はなく、よく出かける場所や思い出のエピソードなど、親の思い出を記載できる構成になっています。
書くことを楽しんだり、親との会話を楽しんだりしながら、親の今後と自分の今後を見直すきっかけに使用できるノートです。
40代の終活でやること②財産の整理
たとえ家族であっても、自分以外の人の財産を整理するのはなかなか難しいものです。
自分の死後、残された家族が財産の整理や管理をしやすいように終活で財産環境を整えておきましょう。
また、自分自身が今後の財産管理をしやすくなるというメリットもあります。
使っていない銀行口座・カードの解約
忘れていた銀行口座が複数ある、使用していないクレジットカードを持っている、ということもあるのではないでしょうか。
銀行口座やクレジットカードの解約手続きには少し手間がかかりますが、利用者が亡くなった場合、その手続きは代わりに家族がおこなうことになります。
将来、家族に負担をかけないためにも、不要になった銀行口座やクレジットカードは解約しておくと良いでしょう。
財産目録の作成
所持している財産について、何がどれくらいあるのかを記載したものが財産目録です。
財産目録を作成しておくと死後に残された家族が財産を整理しやすくなります。
財産目録に記載する内容は、不動産や株といったプラスの資産だけでなくマイホームや車のローンなど負債も含まれます。
また、金融資産でいうとどの銀行の口座を使用しているか、通帳や印鑑がどこにあるのかを詳しく記載し、家族が見たときにわかりやすくしておくのがポイントです。
財産目録に記載する内容例
・預貯金
・不動産
・株式や投資信託などの有価証券
・自動車
・美術品や宝飾品
・住宅ローンや教育ローン、借金などの負債
40代の終活でやること③身辺整理
身の回りのものの整理もしておきましょう。
使っていない家具や家電を処分するべきかどうか検討してください。
また、デジタルライフが主流になりつつある近年では、デジタルデータの整理の必要性も出てきました。
身辺整理は意外と時間と労力のかかる作業です。体力のある40代のうちに少しずつ始めていきましょう。
家の不用品を断捨離する
まずは家の不用品を断捨離しましょう。
身の回りのものを必要なものと不要なものに分けて、今後必要性のないものは思い切って処分をして、ものの量を減らす事が大切です。
もしも判断に迷うものがあれば、保留の箱に入れておき、時間を置いてから再検討しましょう。
思い出の品などは無理に捨てる必要はありませんが、本や写真などはデータ化して保存しておくと場所を取らずに見返すことができるのでおすすめです。
不用品は、自治体のルールに従って処分するほか、リサイクルショップやフリマアプリなどで売却したり、不用品回収業者に引き取ってもらったりして、効率良く片付けましょう。
デジタルデータの整理
目に見えるものだけでなく、スマートフォンやパソコン内にあるデータを整理することも必要です。
SNSやショッピングサイト、アプリなどのアカウント情報や、仕事のデータ、写真など、自分の死後に引き継いで処理や共有をしてほしいものは情報をまとめておきましょう。
また、デジタルデータは、プライバシーを守りやすいことから個人的な情報がストックされていることもあるかと思います。
死後に家族に見られたくない写真や動画、SNSアカウントなどは早めに削除しておくことがおすすめです。
実家の片付けを両親と一緒におこなう
終活においては自身の住まいのみならず、実家の片付けについても検討しなければいけません。
親の死後、そして自分の死後、実家が放置されてしまうという状況は避けるべきでしょう。
家族に相続をして管理を任せることもできますが、管理すべきものが大ければ多いほど家族の負担となってしまいます。
終活の一環として実家のものも少しずつ片付けていくことをおすすめします。
とはいえ、実家は親の所有物のため、好き勝手に片付けてしまうと喧嘩になったり拒絶されたりとトラブルを生むことがあるため注意しましょう。
実家を片付ける際には、まず自分が使用していた部屋を片付けたり、終活という言葉ではなく“防災のためにおこなう”といった目的を伝えたりしながら、自然な流れで不用品の処分につなげていくのがポイントです。
また、遺品整理は親族間でトラブルが起きやすい事柄でもあるため、生前整理として親と相談しながら進めた方が将来的にメリットが期待できます。
将来に備えて40代・50代が終活でおさえるべきポイント
終活は人生の終わりに備えるだけでなく、これからの将来に備えることも意識しておきたい事柄です。
40代・50代は特に老後の生活や親の死を強く意識し始める年代です。
今後を考えた上で、将来を意識した終活のポイントをチェックしておきましょう。
突然の入院や認知症に備えた手続きを早めにおこなう
もしも突然入院してしまったら、認知症になってしまったら、という悩みは誰しも頭にあるのではないでしょうか。
誰かの手助けが必要になる環境を考えた場合、自分の意思を伝える手段を先んじて準備しておくべきといえます。
性別を問わず、おひとりさまは特に備えを意識しておくと役立ちます。
任意後見契約や財産管理委任契約は、自身に判断能力があるうちに、もしものときの手続きや財産管理の代行を信頼できる人に任せられる制度です。
認知症対策としても役立つでしょう。
死後の事務手続きについても、生前に依頼できる制度の利用を検討しておくと安心につながります。
セカンドキャリアを考える
子供が独立したり、親の介護が落ち着いたりといった人生の節目はセカンドキャリアを考えるタイミングでもあります。
したがって、40代の終活はセカンドキャリアの計画をたてる良い機会といえるでしょう。
今までの人生を振り返り、積み重ねた経験やスキル、自身の得意なことなどを棚卸しして、50代、60代、老後に向けた新たな人生を前向きに過ごすために行動してみましょう。
墓の管理について検討する
近年「墓じまい」についても取り上げられることが増えています。
墓守がいなくなってしまう、複数の墓守をおこなわなければいけないなど、お墓の管理が難しい場合は、放置されてしまう前に墓じまいについて親族間で話し合っておくことも大切です。
最近では、自宅に遺骨を保管して供養する「手元供養」と呼ばれる方法もあります。
また、仏壇じまいもおこなう場合は、仏壇を処分する前に、魂を抜くための「閉眼供養」が必要です。
不用品回収業者で仏壇の処分や閉眼供養ができる場合もありますので、専門業者の利用も検討してみてください。
将来実家が空き家になる場合は利活用方法を検討しておく
将来、実家に誰も住まなくなり放置され空き家になってしまう可能性が少しでもあるという場合は注意が必要です。
近年空き家の放置が全国的に問題視されており、改善を求める活動が活発化しています。
中でも空き家が放置され続けている「管理不全空き家」「特定空き家」に指定された場合は、固定資産税の減額措置が解除され、通常の住宅用地の6倍の金額を支払わなければいけなくなります。
たとえ実家といえど、空き家になってしまえば負の資産となってしまうということです。
したがって、体力のある40代のうちに、親がまだ生きているうちに、片付けの目途をつけておくことは大切です。
家の片付けには様々な方法があります。
誰も住まないのであれば解体してしまうのもひとつの手段ですが、売却や貸し出しをおこない利活用することも可能です。
空き家売却の相談や、リフォームのサポートは、不動産会社やリフォーム業者と相談しながら進めましょう。
家具や家電の片付けや処分は生前整理業者、不用品回収業者などの専門業者に依頼するとスムーズに解決できることもありますので、プロに相談しながら前向きに検討してみましょう。
終活は人生を前向きに過ごせる第一歩! 40代のうちから始めておこう
今回は、40代の終活の方法やポイントについてご紹介いたしました。
こうしてひとつずつ取り上げてみると、やることはさまざまにありますが、やり残したことに挑戦したり、セカンドキャリアを考えたりと、今後の人生が楽しくなりそうな印象も感じていただけたのではないでしょうか。
終活は人生をより前向きに過ごすための第一歩ですので、より良い未来を目指してぜひ40代のうちから始めてみてください。
お助けうさぎは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっています。
終活の片付けの際に不用品の処分が必要となりましたらぜひお任せください。
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