灯油の捨て方5選|無料回収や引き取りについて詳しく解説
不用品別の処分方法「処分したい古いアルバムや写真はどうすればよい?」
「卒業アルバムが荷物なので処分したい」
「亡くなった家族の写真などの適切な処分方法は?」
年月の経過と共に溜まっていくアルバムや写真。それらは、「引っ越しを機に整理する」「遺品として処分する」など、様々な事情により処分が必要となってくる場面も多いでしょう。
しかし、大切な思い出が詰まった古いアルバムや写真をどう処分したら良いかは意外に悩むものです。また、個人情報が含まれるものでもあるため、単純にまとめてゴミとして捨てる訳にもいきません。
少量の不要な写真であれば、切り刻んで捨てたりすることもできますが、自分自身が映っているものはまだしも、それこそ知人や家族が写っていたりするものを扱うのは躊躇してしまうでしょう。
そこで今回は、アルバムの処分方法についての適切な処分方法を解説致します。自分や家族にとって一番良い方法を選び処分を進めてみてください。
この記事を読むと以下のことが分かります。
・アルバムや写真の適切な処分方法
・処分業者を利用する方法
・処分の際の注意点
アルバムってどんなもの?
アルバムは主に写真をまとめて一覧にして本のように見やすい状態にする写真帳になります。
現像した写真を1枚ずつ個別に管理するのではなく、何枚かの写真ごとに台紙にページを作っていき、最終的にそれらがまとまりアルバムとなります。
アルバム自体は、日用品として様々な多くのお店で購入することが可能なものとなります。
アルバムの種類
音楽のLPレコードやCD音源などをまとめたものもアルバムと呼びますが、当記事では写真をまとめるために使うアルバムを指します。
一般的に家庭で保管用に扱われている写真用アルバムがありますが、他にも卒業アルバムなども含まれます。
基本的に上記の2種類に限定され、主に写真をまとめるためのフォトアルバムとなります。
種類や価格
アルバム自体は様々な種類のものが販売されており、価格は2,000~3,000円程度が相場となっています。
「Lサイズ(335×325mm)」と「Mサイズ(325×295mm)」の2種類がアルバムとして広く流通しているサイズになるでしょう。
また、それぞれに写真を収められる仕様も異なります。台紙に自由に写真を配置できるものもあれば、写真を収められるスペースが用意されているポケット式のものもあります。
基本的に、多くのアルバムに納められる写真プリントサイズについては、Lサイズ写真(89×127mm)がベースとなっているものが多いでしょう。
また多くのフォトアルバムはそれなりに重さが伴います。写真が納められていない状態ものであっても400~600gほどの重さがあることがほとんどです。
どんな素材で出来ている?
基本的にアルバム自体は、厚紙や固めで強度のある紙材で出来ています。台紙を追加できる型式のものの場合、各台紙をまとめるための金属パーツが含まれるものがあります。
そのため、一般的なアルバムの場合の主な素材としては「台紙等の紙材」と「金属パーツ」の2種類のみとなってきます。または、金属パーツ部がプラスチック製のものもあるでしょう。
台紙には写真固定用のビニール素材が使われている場合がありますが、それぞれ分別することも大変になるため可燃ゴミとして台紙と合わせて処分してしまって問題ないでしょう。
しかし、クリアファイル素材で出来ているポケット式ページの場合、分離できるのであれば、プラスチック系素材として分別して捨てる必要があるかもしれません。
ページを追加したり外したりできるアルバムの場合は、金属やプラスチック製の部品が使われている場合がありますので、正しく分別して捨てる必要があります。一体型の場合は、可燃ゴミとして丸々そのまま捨てるかたちになるでしょう。
個人情報の取扱いに注意
写真は個人情報が含まれるものにもなるため簡単に捨てるようなことはできないでしょう。特に手を加えずにそのまま捨てるということは好ましくありません。
理由としては、悪用される危険性があるためです。どのようなことに使われてしまうか分かりませんので、出来る限り復元できないように切り刻むなどの対応が望ましいものでしょう。
いつどこで他人の手に渡るか分かりませんので、ご自身で管理が必要になるものについては徹底した意識を持って扱いましょう。
基本的な処分・捨て方の考え方
上述の通り、個人情報が含まれる写真の取り扱いは重要です。そのため、アルバムをそのままゴミとして出すようなことはせず、別けて処分をすることをおすすめします。
「アルバム本体」「アルバムのパーツ」「写真」とそれぞれ適切に処分するかたちが望ましいです。
もちろん写真を含めアルバムをそのまま捨てられる場合がほとんどですが、写真に関しては厳重に取り扱えた方が良いでしょう。
卒業アルバムなど写真が取り出せずページ毎に印刷されているものに関しては、そのまま処分をする方法を選択するしかないでしょう。
卒業アルバムは本・書籍として作られているものとなるため、自治体の分別ルールでは資源ゴミとして指定される場合があります。
※アルバムに関しては、「捨てる」という表現も間違いではありませんが、扱いの難しさから「処分」という表現の方が適切な場合が多いかもしれません。当記事に関しては、処分という表現に寄せてご説明をさせて頂きます。
アルバムの処分方法5選
アルバムの処分方法については以下の5つの方法あります。
アルバムの5つの処分方法
① 可燃ゴミとして捨てる
② ゴミ処理場に持ち込む
③ お焚き上げしてもらう
④ 機密文書廃棄サービスを利用する
⑤ 不用品回収業者に依頼する
ここに示したアルバムの処分方法には、簡単に捨てる方法から、思い出を大切に処分する方法、情報漏洩を防ぐ方法、他の不用品と一緒に処分する方法など様々あります。
それでは、次にそれぞれの処分方法の特徴を確認していきましょう。
① 可燃ゴミとして捨てる
アルバム本体に関して
アルバムを最も簡単に処分する方法は、可燃ゴミとして出すことです。アルバムをゴミ扱いしても構わないのならこの方法で容易に処分できます。
なお、アルバムは紙材で出来ているものになりますが、資源ごみにはなりません。再利用できるものではないため、可燃ゴミとして出すかたちで問題ありません。
アルバムに金属部分が含まれている場合は、金属パーツ部は不燃ゴミとなります。必ず分解して外してから可燃ゴミに出してください。
写真に関して
可燃ゴミに出す場合でも、まとめただけで手を加えずにそのまま写真を捨ててしまうと、他人に写真を見られたり盗まれてしまう可能性があるかもしれません。
そのような場合は、事前にハサミで切り刻んだり、シュレッダーで裁断してから出す方法が有効でしょう。可能な限り復元できない状態にして捨てた方が良いでしょう。
後は自治体指定のゴミ袋に入れて捨てることができれば完了です。
一見、手間が掛かるようにも感じられますが、捨てたい物の対象が写真となるだけで、他の個人情報が含まれるような書類や請求書等と扱いは同じです。写真の枚数が多いためどうしても手間に感じてそのまま捨てたくなってしまいがちですが、しっかりと対応することが望ましいでしょう。
② ゴミ処理場に持ち込む
ゴミ処理場に持ち込んで処分する方法も、基本的な要点としては可燃ゴミとして捨てる場合と同じです。
やはり、そのまま手を加えずに捨ててしまうと、処理場で写真がバラバラに舞い散ってしまったり、近所の人や収集員に見られてしまう場合が考えられるかもしれません。
可燃ゴミとして捨てる場合とは異なり、後は処理をしてもらうだけというイメージが強いものですので、安心して持ち込まれる場合が多いかもしれませんが、そんなことはありません。
持ち込まれ集められているゴミが不特定多数の人に持ち出されてしまうような環境ではありませんが、集められたゴミの状態までは管理が難しいことが考えられます。
そのため、ゴミ処理施設内の収集場所に一時的に集められている段階で強風などによってアルバムの中身の写真が舞ってしまったりすることも十分に考えられます。風に乗って敷地外に飛んで行ってしまうこともあるかもしれません。
考えすぎかもしれませんが、気にしすぎて損することはありません。ご自身の個人情報の扱いについてしっかりと考えて処分を依頼した方が無難です。
そうならないためにも事前に写真をシュレッダーで裁断するなどの対応も合わせて、処分の持ち込みができれば一番良いかもしれません。
③ お焚き上げしてもらう
アルバムには大切な思い出が詰まった写真がたくさん載っています。それをただゴミとして処分することに抵抗がある人もいるでしょう。
すると、「もう少し思い出などを大事にしながら処分ができる方法はないか」と考えてしまうかもしれません。その方法の一つが、神社やお寺でお焚き上げしてもらうことです。
お焚き上げとは、想いや思い出のこもったもの、故人様が生前に大切にされていた遺品や粗末に扱うことができない品物などを火で燃やして浄化・供養をする行いです。
これなら、大切な写真の思い出を無駄に捨てることなく清めながら処分を行うことが可能です。お焚き上げを行っている神社やお寺が近くにあれば、持っていくだけで行ってくれます。
近くにお焚き上げをしてくれる神社やお寺がない場合は、インターネットで検索すれば、いい場所が見つかるでしょう。また、お焚き上げを行っている神社やお寺が遠方の場合は、郵送で受け付けてくれる場合もあるでしょう。
しかし、実際にお焚き上げを行ってもらう場合には、それがしっかりと行われるか確認する術があまりないことが現実です。お焚き上げの対象となるものは、他人が勝手に扱うような罰当たりなことはされ難いものではありますが、少し心配でもあります。
可能であれば、実際にお焚き上げされる状況を確認させてもらえると良いでしょう。すると安心することもできます。
お焚き上げを利用する場合、お礼代金を渡す必要があります。アルバムの数が多くなければ、それほどの金額は必要ないでしょう。アルバムが段ボール一箱分くらいの場合には、3,000~5,000円程度を用意しておきましょう。
④ 機密文書廃棄サービスを利用する
先述の通り、アルバム内の写真といえど重要な機密情報が含まれてくる場合もあるでしょう。やはり、情報漏洩等が起ってしまう恐れもあり心配です。
そんな時に利用したいのが機密文書廃棄サービスを提供している業者を利用することです。
機密文書廃棄サービスは、今回のような写真だけにとどまらず、企業で扱われる書類等を適切に処分してもらえるものです。業者によって対応内容は異なってきますが、復元できないように更に細かく裁断したり、可燃処理・溶解処理まで行ってくれる場合もあります。
もちろん重要な書類を扱うサービスでもあるため、提供している企業も含めて信頼性は非常に高いものがあるでしょう。
機密文書廃棄サービスを提供する代表的な企業は以下になります。
・ヤマト運輸 機密文書リサイクルサービス
・書類溶解サービス Webメルティ
・大塚商会 メルティBOX2
⑤ 不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者を利用してアルバムを処分することも良い方法です。
アルバムをゴミとして処分する場合は、ゴミ置き場まで持って行くかゴミ処理場まで運ぶ手間がありますが、不用品回収業者なら部屋まで取りに来てくれます。
特に、たくさん処分したいアルバムが出た時などは、不用品回収業者の回収サービスは非常に便利でしょう。また、依頼すればすぐに対応してもらえることがほとんどであるため、急いで処分したい場合にも最適です。
引っ越しや遺品処理などで他にも不用品がたくさん出た際にも、不用品回収業者は合わせて全て回収してくれるのでとても助かります。
しかし、他の処分方法と同様に、写真の処理に関しては事前にシュレッダーで裁断をしておくなどご自身で必ず行っておく方が良いでしょう。
処分費用の相場
アルバムを処分する場合、どのくらいの費用が掛かってくるのかを改めて確認しておきましょう。
処分方法 | 費用相場 |
可燃ゴミ | ごみ袋代のみ |
ゴミ処理場への持ち込み | 無料 |
お焚き上げ | 段ボール一箱 3,000円~5,000円 |
機密文書廃棄サービス (溶解処理の場合) | 段ボール一箱 1,650円程度 |
不用品回収業者 | 基本料金 3,000円~5,000円 + 処分費用 |
処分するアルバムや写真の量が少なければ、可燃ゴミに出す方法がおすすめです。ゴミ処理場への持ち込みが可能であれば、そちらも良いでしょう。どちらも袋代くらいしか掛からないため、無料で処分が可能です。
アルバムの量が増えると可燃ゴミとしては出しにくくなるので、不用品回収業者に依頼するのも良い方法です。その際は、他の不用品もまとめて処分を依頼した方が費用が割安になります。
処分に万全を期すならば、お焚き上げや機密文章破棄サービスを利用すると良いでしょう。しかし、ある程度の費用は掛かってしまいますので、予め頭にいれておきましょう。
処分方法ごとのメリット・デメリット
今一度、処分方法ごとのメリット・デメリットを確認してみましょう。
処分方法 | メリット | デメリット |
可燃ゴミ | ・袋代しか掛からない ・簡単に処分できる | ・人に見られる恐れがある ・ゴミとして捨てづらい ・一度に大量に出せない ・金属部分は分別が必要 ・個別に裁断等の対応は必要 |
ゴミ処理場 への持ち込み | ・都合の良い時に持ち込める ・まとめて処分できる ・人に見られづらい | ・持ち込みが多少手間 ・予約が必要な場合がある ・個別に裁断等の対応は必要 |
お焚き上げ | ・思い出の供養ができる ・安心して処分ができる ・心がすっきりする | ・お礼が必要になる ・燃やす際は確認した方が良い |
機密文書廃棄サービス | ・簡単に依頼できる ・個人情報が守られる ・信頼性が高い ・リサイクルできる | ・料金が掛かる ・回収中の情報漏れに注意 ・実際の処理は確認しづらい |
不用品回収業者 | ・即日回収可能な場合がある ・他の不用品も処分できる ・部屋まで回収に来てくれる | ・アルバム単品の回収は割高 ・業者選びで迷うことがある ・悪徳業者もある ・個別に裁断等の対応は必要 |
上記を見ていくと、大事なポイントになってくる点が3点あります。
・『個人情報の適切な取り扱い』
・『手間や効率』
・『処分の安全性』
個人情報の適切な取り扱い
まず、なによりも重要なことは「個人情報への対応を適切に行うことができるか」という部分になりそうです。
ご自身で事前対処を行うか業者に任せてしまうかのどちらかになってくるでしょう。
手間や効率
次に考慮するポイントは手間がどのくらい掛かってくるかです。
予め事前にシュレッダー等で裁断するなどの対応が必要になる場合を考えると、その後の処分までの速さを考えた場合には不用品回収業者に回収してもらうことが良さそうです。
持ち込みにはなりますが、丸々お任せできる対応の場合にはお焚き上げや機密文章破棄サービスに軍配が上がるでしょう。
処分の安全性
最後は安全に処分することができるかです。
「ご自身で捨てる・持ち込む」「業者に任せる」という部分には共通点もあります。ですが、ゴミ出しをしたり、依頼をして任せてから処分完了となるまでの過程はそれぞれ異なります。
しかし、その後どのような流れで処分に至るかは見えない部分も出てきます。
そのため、客観的に考えて大丈夫だろう判断できた状態・認識のもとで、ゴミ出しを行ったり依頼を進めることが大切となってきます。
それぞれの処分方法ごとに優劣をつけることは難しいですが、問題がない万全の状態であれば、どちらの方法を選択しても大丈夫でしょう。
処分する際の注意点
アルバムを処分する際に注意点について、まとめて解説します。
シュレッダーが無いときは?
アルバムに収められていた写真の処理をする場合の一番良い方法は、やはりシュレッダーを利用して裁断しておくことです。
しかし、シュレッダーがあるご家庭は限られるため、無い場合には手でちぎるかハサミでカットするしかありません。
かなり時間と手間が掛かる方法となるため大変ではありますが、時間のある時に少しずつやっておくと良いかもしれません。
頑張って手作業で裁断をする場合には、シュレッダーバサミを使うと良いでしょう。
刃がたくさんついたハサミですので、一度に細かく裁断することが可能です。しかし、その分力を込める必要はあるので、思った以上に疲労が溜まってしまうかもしれません。
ハサミでのカットする場合、作業を簡単にする方法もあります。
前日から浴槽や桶などにアルバムや写真を沈めておいて、ふやかしておく方法です。こうすることで、写真が柔らかくなり、裁断する際に力を込める必要がなくなります。
この方法であれば、一枚ずつでも容易にカットしていけるでしょう。
金属が外せない場合は?
アルバムの背表紙についている金属は不燃ゴミとなるため、可燃ゴミに出す場合は外して分別します。
ところが、アルバムの種類や作りによっては、金属部分を外せないことがあります。
そうなると、何ゴミとして出したら良いのかが分からなくなってしまうことが多いです。この場合は、一般的には不燃ゴミ扱いになることが多いです。
ただし、自治体によって扱いも異なるため、事前に問い合わせるなど分別ルールを確認しておくと良いでしょう。
量が多すぎて持って行ってくれない
処分したいアルバムが大量に出た場合、可燃ゴミとして収集員が運んでくれない場合があります。
問題ないゴミの種類であっても、一般家庭から出る可燃ゴミの収集量には制限があります。想定を超える大量のゴミは扱ってくれない場合があります。
このようなことは起きるケースはそこまで珍しいことではなく、度々問題となることでもあります。この場合、一度にゴミとして出す量を適量に留めて複数回に別けてゴミ出しをすれば問題ありません。
大量のアルバムを処分したい場合は、別のサービス、例えば不用品回収業者に依頼するなどを考えてください。
アルバムを分解すると分別が増えてしまう
アルバムを可燃ゴミとして出そうとする場合、そのままでは量も多く重さもあり大変かもしれません。
自治体のルールによっては分解して分別する必要がありますが、ゴミの種類が増えてしまいます。
「アルバム本体」「裁断した写真」「金属パーツ」に分かれてしまい、一度に処分もできなくなり手間が掛かってしまいます。
いざ処分を進めようと考えた際に、分別処分の手間を感じる場合には、アルバムを丸々回収してもらえる処分方法を検討してみたり探してみると良いかもしれません。
収集時間前に早めに出す
あまり考えにく処分方法にはなりますが、写真の裁断が満足に行えない状態で止む終えず可燃ゴミとして出す場合には、収集場所へ排出する時間を考慮しましょう。
ゴミ収集車が来る直前や来た瞬間にゴミに出すことができれば、他者の目につかない方法で回収してもらうことができるでしょう。
ゴミ収集は決められた時間帯に一斉に出されるものであるため、地域で一ヶ所に収集場所が定められている場合などは、どうしても人の往来が生じてしまうので注意しましょう。
アルバムの思い出を取っておく方法
アルバムをゴミに出すにせよ他の方法で処分するにせよ、一旦出してしまえば思い出の写真は戻ってきません。
そうなってからでは後悔をしても始まらないでしょう。そこで考えたいのが処分するアルバムの中の写真を残す方法です。
そこで、思い出が消えずに残せる方法をいくつかご紹介いたします。
写真をアルバムから外す・剥がす場合には、破損をしてしまうことが多いため、慎重に作業するように注意しましょう。
残したい写真だけ取っておく
アルバム内の全ての写真を保存しておきたい人もいるかもしれませんが、大事な思い出の写真を絞り込んでみてはいかがでしょうか。
一旦、必要な写真だけ取っておき、整理して保存しておくと良いかもしれません。すると、以前よりも写真の枚数も減るため、残った写真の管理も容易になります。
最終的に、圧迫していた収納スペースもなくなるので以前よりもスッキリするでしょう。
デジタルデータ化する
残しておきたい思い出の写真がたくさんある場合は、残す写真の絞り込みも難しくなります。かといって、大部分をそのままアルバムに保存するのでは、非常に大きな労力が掛かってしまいます。
そこで、写真を残したい場合にはデジタルデータ化するのが良いかもしれません。アルバムの保存場所も取らないため非常に良い方法でしょう。
デジタルデータ化した写真は、一度取り込んでしまえばそれ以上劣化しないため、同じ状態でいつでも綺麗な写真を見返すことができるでしょう。パソコンやタブレット、スマホがあれば、いつでも見返すことができるのでメリットも大きいです。
すると、アルバムの写真をデジタルデータ化する手段・方法がポイントになってきますが、以下のような方法があります。
・スキャナーで取り込む
・スキャンアプリで取り込む
・オンライン専門業者に依頼する
・カメラ専門店に持ち込む
それぞれの方法のメリット・デメリットなどを見てみましょう。
処分方法 | メリット | デメリット |
スキャナー | ・自宅で気軽にできる ・スキャナーがあれば無費用 ・納得いくまでやり直せる | ・時間と手間が掛かる ・スキャナー購入費用が掛かる ・パソコンもあった方が良い |
スキャンアプリ | ・無料で利用できる ・手軽でシンプル ・クラウドに保存できる場合あり ・合成処理できる ・自動的な色補正ができる ・そのままスマホで見れる | ・時間と手間が掛かる ・カメラ性能で画質が変わる ・他所に保存し直した方が良い |
オンライン専門業者 | ・送るだけで良い ・大量の写真にも対応できる ・比較的料金が安い ・アルバムごと依頼できる場合あり | ・お金が掛かる ・業者によって品質に差がある ・持ち込む必要がない |
カメラ専門店 | ・大量の写真にも対応できる ・高画質なデータ化が可能 | ・料金が意外に高い ・持ち込む必要がある |
スキャナーで取り込む
家庭用のプリンターにはスキャナー機能が備わっているものが多いです。そのスキャナーでアルバムの写真を取り込めば写真をデジタル化できます。
時間や手間は掛かってしまいますが、スキャナーさえ用意できてしまえば費用も掛かりません。自宅で気軽に行えますし、納得いくまでやり直せるため良い方法となるでしょう。
スキャナー利用のメリットとデメリットは以下のようなものです。
スキャンアプリで取り込む
スキャナーが用意できない場合は、スマホのアプリを利用して写真を取り込んでデジタル化するのも有効です。
例えば、Googleのフォトスキャンアプリで実行できます。
スキャナーを使用する場合と同様に、時間や手間は掛かってしまうでしょう。自動的に色補正ができたり、合成処理ができたりなど使い勝手が良い面もあります。
スマホが1台あればすぐにでも始められるため、すぐにでも手軽に行える良い方法といえるでしょう。
オンライン専門業者に依頼する
ご自身で取り込むことが大変である場合には、専門のサービスを提供している業者を利用することもできます。インターネットで調べれば多くのサービスを見つけることができるでしょう。
依頼をする際には、実際の写真を送ることさえできれば後はデータを受け取るだけです。紙の写真からネガフィルム、アルバムごとデジタル化してくれる場合もあります。
しかし、これらのサービスを利用する場合、デジタル化をするために第三者に情報を提供する必要がある点をしっかり意識しておく必要があります。
根本的にアルバム写真の処分・廃棄が目的である場合は、結果的に自ら情報を露出してしまうことにもなりますので本末転倒です。しっかりと考えて利用した方が良いでしょう。
カメラ専門店に持ち込む
オンライン業者を利用して写真をデジタル化することと同じように、実際に店舗を構えているお店に依頼する方法となります。
オンライン業者との違いは値段がやや高くなってしまうくらいです。しかし、実際に写真の現物を直に受け渡しすることができますし、店舗を構える企業という面の信頼性もありますので、利用しやすい面があるかもしれません。
オンライン業者を利用する際と同様ですが、しっかりとした処分を目的とした流れで利用をすることになった場合には、本来の目的と逆の動きにもなりかねないため、十分注意をしましょう。
業者に依頼する場合は、しっかりと規約や書類の取り交わしが行われるため、そこまで心配する必要もありませんが、気になるようであれば慎重に利用した方が良いかもしれません。
処分についてのQ&A
アルバム処分について疑問点や不明点もあるかとは思うので、ここからはいくつかの質問に回答していきます。
大きなアルバムも可燃ゴミになるの?
通常、アルバムは可燃ゴミ扱いになりますが、自治体によって30~50cm以上のものを粗大ゴミとして扱う場合があります。
大きなサイズのアルバムをお持ちでごみに出したい場合は、自治体の規定を確認してから処分をしてください。
近所に神社やお寺がない場合は?
近所に神社やお寺がなくても、遠方の神社・お寺で郵送で受け付けてくれる場合があります。
また、お焚き上げ代行サービスという便利な手段もあります。こちらは、アルバム所有者に代わってお焚き上げを神社などに依頼してくれるサービスです。
利用方法は、宅配便でアルバムを送って、由緒ある神社などで供養・お焚き上げをしてもらいます。その後、証明書が発行されます。
個人情報が洩れるとどうなる?
処分の仕方によって誰かに大切な情報を抜き取られ、悪用されることがあります。
例えば、写真の背景から自宅周辺を特定され、何らかの悪さをする人が出るかもしれません。幼稚園や小学校の写真からは、学校名が突き止められ、犯罪に繋がることも考えられます。
このように写真処分では個人情報の漏洩が思わぬトラブルになることもあり得ますので、しっかりとした対策を施すことが必要です。
この記事で既に紹介した方法なども参考にしながら、個人情報が漏れないように注意してください。
フィルムは不燃ゴミにならないの?
アルバムは、紙の写真とフィルム、背表紙で構成されています。種類によって多少違う場合もありますが、紙の写真は可燃ゴミであることは間違いありません。
では、ビニールでできたフィルム部分はどうでしょうか。
これは自治体によっても対応が違うようですが、最近は可燃ゴミとして出せるところが増えています。気になるようであれば、フィルム部だけ切り取って分別しておきましょう。
それから、卒業記念のアルバムやフォトブックなどは書籍扱いになるので、資源ゴミに指定される場合があります。
アルバムの処分なら『お助けうさぎ』にお任せください!
今回はアルバムについて解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか?
まず覚えておいて欲しいこととしては、アルバムはそのまま写真を含めたまま普通ゴミとして処分することは望ましくないということです。そのため、個人情報の管理に十分注意しながら事前に処理について考えていく必要があります。
もしそのまま処分を進めた場合に、何かしらの理由で第三者に写真が渡り悪用されるようなことがあっては取り返しがつきません。ですので、特に何もないだろうと安易に考えずに、もしもの場合に備えてしっかりとした手順を踏んでゴミとして処分を進める必要があるでしょう。
アルバムをすぐにでも処分したいという場合に、不用品回収業者を利用する方法しかありません。一度にたくさんの量のアルバムを回収してくれますし、効率も良いのでおすすめです。
『お助けうさぎ』は東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっています。回収できる不用品は多岐にわたり、様々なものが回収可能です。アルバムの回収と処分もお任せください。
お助けうさぎの料金は分かりやすい定額パックをご用意しており、一番お得に処分できる金額でご提示いたしますので、余計な費用が掛かってしまうこともありません。
お問い合わせは24時間365日いつでも受け付けておりますので、まずはお見積もりだけという方もぜひお気軽にご相談ください。
お助けうさぎのサービスについて更に詳しく知りたい方はこちらの「マンガと動画でわかるお助けうさぎ」も併せてご覧ください!