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カーテンの捨て方7選|無料回収や引き取りについて詳しく解説

「カーテンはゴミとして捨てられるの?」
「引っ越しついでに古いカーテンを処分したいな」
「買ったカーテンのサイズが合わなかった…でも捨てたくない!」

古くは襖(ふすま)が一般的であった日本家屋ですが、現代では洋風または和洋折衷の家も多く建てられ、カーテンは一般的に使用される家具として定着してきています。当然、今では知らない人はいないほど住居にとって必須のアイテムとなっています。

そんなカーテンですが、屋内の空気にも屋外の空気にも晒されるものであるため、汚れや劣化を逃れることはできません。また、取り付け場所によってサイズが固定化されるため場所を変更する際にはサイズも変えなければいけないという特性があり、処分する機会は度々訪れます。

そこで本記事では、カーテンの捨て方について詳しく紹介していきます。

カーテンを捨てたいけれどそもそも捨て方を知らないという方や、お得にカーテンを処分する方法を知りたいという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

この記事を読むと以下のことが分かります。

・カーテンの処分方法
・捨てる前に注意するべきこと
・費用相場やメリット・デメリット

カーテンについて

カーテンとは、外からの光や音、熱、冷気などを遮断する目的として使用されるインテリア家具です。窓の内側に取り付けられることが一般的ですが、空間と空間を仕切る役割として玄関やキッチンに吊り下げて使用しているという方もいます。

視線を遮断してプライバシーを保護するためにも用いられるため、引っ越しをした際に真っ先に準備をする家具の1つといっても過言ではありません。

また、窓や扉、部屋の高さに合わせたサイズで使用するため、その存在感は大きいといえるでしょう。既製品であれば110~230cm程度の丈で売られていることが基本です。それゆえに部屋の印象を大きく変える家具として色や質感、柄にこだわりを持って選んでいるという方も多いのではないでしょうか。

形状別でみる種類

カーテンはインテリアとしても重要なアイテムであるため、インテリアコーディネートがしやすいように様々な種類が発売されています。ここでは代表的な6種類を見てみましょう。

ドレープカーテン

カーテンと聞いて真っ先に思い浮かべるタイプのカーテンがこちらです。厚手の布で作成されており、縦方向に均一なヒダが付いていて簡単に開閉することが可能となっています。

販売されているデザインは非常に豊富であり、容易に好みの部屋を作り上げることができます。「シンプルな部屋にしたい」「可愛い柄で華やかにしたい」「北欧風の装飾でまとめたい」「テーブルと同じ色に揃えたい」など、あらゆるインテリアに合わせることのできる万能カーテンとなっています。

レースカーテン

透過性のある薄いカーテンです。ドレープカーテンのサポート役としてセットで使用されることが多いという特徴があります。外気温や、外からの視線を遮断したいけれど太陽の光で部屋を明るくしたい、という時にドレープカーテンを開けてレースカーテンを閉めておくといった使用方法が一般的となっています。

レースの柄を選ぶことができるところは、カーテンのデザインを細部までこだわったインテリアコーディネートを目指しているという方にとって嬉しいポイントでしょう。シンプルに真っ白なタイプもあれば、綺麗な花柄が施されているタイプもあります。透明感がありつつもカラーで柄を取り入れるといった華やかなタイプも人気です。

カフェカーテン

丈が短いタイプのカーテンです。出窓などサイズの小さな窓に使用されるほか、カウンターキッチンの仕切りや、収納棚の目隠しなどにも使用されます。カーテンレールのない箇所にも簡単に取り付けることができるように、カーテン上部にポールを通すための大きな穴があいており、突っ張り棒などを利用して好きな場所で利用することができます。

一般的には簡単な仕切りという目的で透明感のあるレースタイプのカフェカーテンが用いられることが多いですが、遮光や遮熱を目的とした厚手タイプも選ぶことが可能です。

シェードカーテン

左右ではなく上下に開閉するタイプのカーテンです。作りはドレープカーテンと同じく厚手の布で製作されています。大型窓用はもちろん、カフェカーテンの代わりとして利用できる小型窓用も販売されているため場所を選びません。

カーテンを開けると天井方向に向かってコンパクトに折りたたまれるため、部屋を広く、すっきりとした空間に見せることが可能となっています。また、専用の昇降機を使用して好きな位置でカーテンを開ける幅を決められるため、上部からの日差しのみ遮って下部は窓の外を見えるようにしておきたい、など開閉度合いの自由度が高いところも特徴です。

ロールカーテン(ロールスクリーン)

シェードカーテンと同じく上下に開閉するタイプですが、違いはヒダにあります。ロールカーテンはその名の通り生地の部分をロール状に巻き付けて開閉する形状となっており、ヒダが施されていません。ヒダがないため生地に描かれた柄を邪魔することがなく、芸術作品のように美しい装飾を楽しめる絵画代わりとしても楽しむことが可能です。

取り付けには専用のロールと開閉操作用のチェーンが必要ですが、全てセットになっている突っ張り棒型ロールカーテンも販売されているため賃貸に住んでいる方でも気軽に利用することができます。

ブラインド

布ではなくアルミ製や木製で作られているカーテンです。スラットと呼ばれる長方形の羽根が複数枚つながっており、カーテンの開閉だけでなく羽根の角度を変えて明度や風向きを調整できるなど細かな操作が可能となっています。

通気性が良く、抗菌作用や消臭効果が期待できるタイプもあり、工場やオフィスなどで多く使用されています。手動開閉できる簡易タイプもあれば、ボタン一つで自動開閉できるタイプもあるため、事業所のカーテンの開閉を一括操作したいという時に大変便利なカーテンとなっています。

機能別でみる種類

人が屋内に住むうえで欠かせない家具であるからこそ、安心して過ごせるための機能が多数施されています。

遮光

光を遮る機能です。こちらは遮光率ごとに等級が分かれており、カーテンを閉めた際にどのくらいの暗さになることを好むかによって選択肢が変わります。

等級特徴
完全遮光遮光率は100%以上です。布がある部分は完全に光を通さず、窓に隙間なくカーテンを設置することで真っ暗闇となり、光を気にせず睡眠をとることが可能となります。
遮光1級遮光率は99.99%以上です。カーテンを閉めると人の表情が読み取れないほどの暗闇にはなりますが、目が慣れるとうっすらと周囲を確認できるので、完全に真っ暗になるわけではありません。
遮光2級遮光率は99.80%以上です。カーテンを完全に締め切った状態でも人の表情が読み取れるくらいに、ほのかな光を感じることができます。
遮光3級遮光率は99.40%以上です。カーテンを閉めていても外が明るいということが分かる程度には光を通します。閉めたまま日常生活を送ることも可能ではありますが、手元で細かな作業をする場合には暗く感じるでしょう。

防音

音の漏れや入り込みを抑える効果のある機能です。以下の状況の方は、ぜひこの防音機能を重視してカーテンを選んでみてはいかがでしょうか。

・大通り沿いに部屋であり、車の通行音が気になる
・線路沿いに部屋であり、電車の音が気になる
・ペットを飼っており、朝や夜の鳴き声の漏れが気になる
・ピアノやギターなどの楽器を演奏するため音漏れが気になる

ただし、完全に防音できるものではないため、購入する際は実際の利用者の声を参考にしたり、店舗に赴き店員の意見を聞くことをおすすめします。

断熱/遮熱

熱を遮断、もしくは保温する機能であり、節電にも効果的です。

断熱は主に冬場に役立ちます。冷たい外気温をカーテンで遮断し、部屋の中の温度を保つことができます。密度の高い生地やビニール製の生地を使用することにより熱の通りを防ぐ工夫が施されています。

反対に、遮熱は夏場に役立ちます。外からの熱をカーテンが反射し、室内に暑さを持ち込ませない作りとなっています。生地の一部に金属製の糸などが施されて、熱を跳ね返す加工が施されているためです。この遮熱機能はUVカット機能と一緒に用いることでより効果を実感できるでしょう。

防炎

防災の観点から考えると、防炎機能付きのカーテンは必須といえるでしょう。生地に炎の燃え広がりを防ぐ加工が施されているため火災が発生した際に被害を抑えることができます。

一般家庭だけではなく、劇場や映画館など人が多く出入りする施設では消防法によって防炎カーテンの設置が義務付けられているほどです。

価格相場

カーテンの購入価格相場は以下の通りです。

販売方法価格
既製品
カーテン
3,000~15,000円
オーダーメイド
カーテン
20,000~300,000円

既に丈や長さが決まっている市販のカーテンであれば、安くて5,000円以下で購入することが可能です。しかし、建物によっては既製品では丈が足りない場合もありオーダーメイドでカーテンを頼まなければいけない場合もあります。その場合は既製品よりも高くなることは否めません。

また、こちらは1つの窓に取り付ける1セット(ドレープカーテン×2枚、レースカーテン×2枚)の価格です。間取りがワンルームであれば1セットで事足りますが、部屋数が増えれば増えるほど窓の数も増えるため、準備するカーテンの数も増えることとなります。

インテリアに併せて仕切り用のカーテンや収納目隠し用のカーテンも欲しいとなると更にお金をかけて準備する必要があります。

寿命と買い替えのタイミング

カーテンの平均的な寿命は5年といわれています。カーテンは布製であることが多いため洗濯することも可能であり、定期的に洗濯をして綺麗な状態を保つことで10年近く使い続けられることもあります。

しかし、いつまでも使い続けられるというわけではありません。以下の状態が現れた時は買い替えを検討するタイミングといえるでしょう。

買い替えを検討するタイミング

・色が変わってきた
・ほつれが目立つようになってきた
・生地が破れてしまった
・臭いが気になるようになってきた

外からの光や紫外線を受けやすい家具であるため、色褪せを逃れることはできないでしょう。変色が起こりインテリアとミスマッチな状態となってしまったら買い替え時です。

ほつれや破れは布製品である以上どうしても起こり得ます。多少のほつれであれば糸を切って整えることで使い続けることもできますが、あまりにも酷いようであれば見た目も損ないますし、小さな子どもやペットの怪我、誤飲の原因ともなってしまうため早急に買い替えましょう

臭いも気になるポイントです。食べ物、飲み物、芳香剤、タバコ、香水、人の汗の臭いやペットの臭いなど、あらゆる臭いが付く可能性のある場所に設置されているのがカーテンです。自分では気にならないかもしれませんが、友人や知人を招いた際に部屋の臭いについて言及された場合はカーテンの臭いを疑いましょう

何ゴミに分別されるのか?

カーテンをゴミとして捨てる際は、お住いの自治体の分別ルールを守ったうえで捨てましょう。一般的には「可燃ゴミ」「資源ゴミ」「不燃ゴミ」のいずれかに該当します。

いずれも普段のゴミ出しと変わらず、ゴミ袋に入れて決められた曜日にゴミ集積場に出すだけで処分可能です。

ただし、自治体によってはカーテンが大型家具として分類されて「粗大ゴミ」扱いになる場合もあるため注意が必要です。これは、ゴミとしてまとめたカーテンの容量や重さなどが粗大ゴミの規定に当てはまる場合があるためです。

とはいえ、基本的に可燃ゴミで処分できる類のものとなる為、一度に捨てるのではなく細かく裁断をしてこまめに分別処分を進めるかたちであれば、一般ゴミとして捨てることができるでしょう。

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カーテンの捨て方7選

カーテンのおすすめの捨て方5選

カーテンの捨て方には次の7つの方法があります。

① 自治体のゴミ回収で処分する
② 販売店の引き取りで処分する
③ リサイクルショップで売却する
④ フリマアプリやオークションで売却する
⑤ 寄付をする・譲る
⑥ リメイクに活用する
⑦ 不用品回収業者で処分する

それぞれ詳しく確認していきましょう。

① 自治体のゴミ回収で処分する

前述の通り、カーテンは自治体の回収するゴミとして捨てることが可能です。ゴミ袋を準備する必要はありますが、回収自体は無料で行ってもらえるため経済的に優しい方法となっています。

分別方法は各自治体により異なるため確認が必要ですが、一般的には「可燃ゴミ」「資源ゴミ」「不燃ゴミ」のいずれかに分別されることが多いため覚えておきましょう。

また、カーテンだけでなくカーテンレールやカーテンホルダーも一緒に処分したいという場合は、それぞれの素材ごとに分別して捨てる必要があります。

カーテンが布製であれば可燃ゴミ、レールが金属製であれば金属ゴミ、ホルダーがプラスチックであれば不燃ゴミなど、細かな分別が必要となります。分別を誤ると回収してもらえない可能性もあるため、面倒くさがらずに細かく仕分けてからゴミ袋に入れることを心がけましょう

また、自治体によっては粗大ゴミに分別される場合もあるため注意が必要です。

30~50cm以上(もしくは重さ5kg以上)の大型の家具や家電は粗大ゴミに分類され、自治体側に回収の申し込みをする必要があります。カーテンもこの規定に該当していた場合には、ルールを守って粗大ゴミとして排出する必要があります。

粗大ゴミに該当するサイズであっても、折りたたんでゴミ袋に入る状態であれば可燃ゴミや不燃ゴミとして捨てて良いと定めている自治体もあります。まずは、お住いの自治体でカーテンがどのような規定に該当し、何ゴミに分別されているのかを確認してから行動に移りましょう。

② 販売店の引き取りで処分する

カーテンを販売している店舗では、不要なカーテンの引き取りサービスを行っている場合があります。

目的としては「カーテンを再資源として活用しリサイクルに努める」といったもので、このサービスを利用してカーテンを処分することでサステナビリティな活動に貢献できることとなります。基本的には無料で回収してくれる場合が多いため、特別な費用が掛かる心配もありません。

以下は引き取りサービスを実施している店舗の一例です。

店舗回収方法
ニトリ・店舗へ持ち込み従業員に渡す
・会員登録が必要
・他社製品でも回収可能
島忠ホームズ・店舗へ持ち込み従業員に渡す
・会員登録が必要
・他社製品でも回収可能
カーテンくれない・新しいカーテンの購入が必要
・WEBで申し込み
・カーテンを梱包して郵送
マルキタ家具センター・新しいカーテンの購入が必要
・カーテン設置時に回収

上記のように、店舗により引き取り条件が異なることが分かります。

店舗に持ち込むことを条件に回収処分をしてくれる場合もあれば、カーテンの買い替えを条件に処分をしてくれる場合もあります。不要なカーテンを捨てたいだけなのか、買い替えを検討しているのかを前提に条件を確認してみると良いでしょう。

一般的にどのような不用品であっても引き取りが可能な場合には何かしらの条件が存在している場合が多いです。買い替えの場合にも、引き取りには別途処分費用を払う必要がある場合もあるでしょう。

③ リサイクルショップで売却する

使っていたカーテンが綺麗な状態であれば、リサイクルショップに持ち込むことで買い取りをしてくれる可能性があります。売ることで処分費用が無料になるだけでなく、不要なカーテンがお金に換わる嬉しい方法です。

ただし、カーテンは中古品としての需要があまり高くなく、買取をしてくれる店舗は多くはありません。日常的に使うアイテムゆえに劣化や汚れ、臭いが付きやすいためです

店舗に持ち込んでから買い取ってもらえずに持ち帰ることになってしまっては手間になるため、事前に店舗側にカーテンの買い取りが可能かどうか問い合わせてみることをおすすめします。

加えて、店舗の取り扱い商品にも注目しましょう。インテリア用品を取り扱っている店舗や、売りたいカーテンと同じブランドを取り扱っている店舗であれば買い取ってもらえる確率が上がります。

以下のようなカーテンは買取がされやすいため、チェックしてみましょう。

買取されやすいカーテン

・購入してから封を開けておらず新品である
・海外ブランド製である
・定価10万円を超える高級製品である

④ フリマアプリやオークションで売却する

リサイクルショップに持ち込んだものの買い取ってもらえなかったという場合、ネット上のフリーマーケットやオークションで販売するという方法に切り替えるという手もあります。

ネットオークションやフリマアプリは今や個人売買の人気手法となっています。日々多くの人が不用品の売り買いを行っているため、買取を検討してくれる人の数はリサイクルショップよりも圧倒的に多いといえるでしょう。

しかしながら、やはり中古品としての需要は高いとはいえないため、うまく買い取ってもらうには工夫が必要です。例えば、相場よりも価格を低くする、フックやタッセルなど付属品をセットにして売る、使用感がイメージしやすいように窓に取り付けた状態で写真を撮り掲載する、などが挙げられます。

早く買い取って欲しいからと嘘の情報を掲載することは絶対にやめましょう。個人間での取り引きとなるため、買い取り後にトラブルになってしまうという可能性は十分にあります。

一定の期日までに買い取り手が現れなければ別の方法で処分するなど、期限を決めて出品することもおすすめです。

⑤ 寄付をする・譲る

カーテンは支援品として寄付することができます。ゴミとして捨ててしまうのはもったいないと思っている方は、寄付という方法もぜひ検討してみてください。

寄付をしたカーテンは、物品として再利用されることもあれば、換金がなされて寄付金として使用されることもあります。支援先は国内の児童養護施設や被災地、または国外の発展途上国などになります。

支援団体はいくつもあるため、インターネットで検索をして、どこにどんな支援を行っているのか活動内容を調べてから支援することをおすすめします。

また、支援する際は自身で段ボールを用意して指定の住所に元払いで郵送するという方法が一般的であるため、事前準備と確認が必要であることは認識しておきましょう。

寄付以外にも身の回りでカーテンを欲しがっている人を探してみるのも良いでしょう。カーテンが足りていなかったり、無い状態のまま暮らしている人も意外に多かったりします。

欲しいと言ってくれる人がいれば譲ってあげると非常に喜ばれるでしょう。

⑥ リメイクに活用する

カーテンの一部だけが日焼けしてしまっているという場合や、端のほつれが気になる程度であるという場合は、その他の傷んでいない部分を使いリメイクして再利用することもできます。再活用することでゴミの量を減らせるため環境にも優しい方法となっています。

例えば、ドレープカーテンのサイズを変えてカフェカーテンやパーテーション代わりに使用することが可能です。お気に入りの柄の部分を使用してトートバッグを作ってみても良いでしょう。防炎加工が施されているものであればエプロンとして再利用すると機能面でも安心です。

リメイクするには裁縫道具の準備が必要となるため、道具を持っている方、裁縫に興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

また、引っ越しをして窓のサイズが変わったために以前のカーテンを使用できなくなったという場合は、カーテンの仕立て直し業者にサイズ調整を依頼することも可能です。

丈を短くすることはもちろん、長く加工することも可能な場合があるため、お気に入りのカーテンであれば捨てる前に再利用について検討してみましょう。

⑦ 不用品回収業者で処分する

カーテンが複数枚不要になったという場合や、引っ越しを機にカーテン含め家具一式を買い替える予定だという場合は、不用品回収業者を利用して処分することをおすすめします。

不用品回収業者は、もう使わない家具や家電などを回収して適切に処分、リユースしてくれる専門業者です。カーテンも回収対象品目として指定されていることがほとんどなため、遠慮なく処分を依頼することができます。

しかし、回収費用の相場がやや高めであるため、カーテン1枚だけを処分するために利用すること割に合わない場合が多いです。前述の通り、引っ越しや大掃除の際に出た複数の不用品をまとめて処分したいという場面で活躍するのが不用品回収業者です。

回収量が多いほどお得な料金プランを利用できるという値段設定がなされていることが多いため、カーテン以外にも捨てたいものがあれば一緒に処分してもらいましょう。

依頼をして即回収というわけではなく、まずは見積もりをとって料金の確認がなされるため初めて利用するという方でも安心して依頼ができます。料金に納得がいかなければキャンセルも可能です。

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処分費用の相場とメリット・デメリット

ここまで7つの処分方法をご紹介してきましたが、今一度捨て方ごとの特徴を振り返ってみましょう。

まずは費用面に関してです。

処分費用 比較表

処分方法費用相場
自治体のゴミ回収無料~1,000円
(粗大ゴミの場合は有料)
販売店の引き取り処分無料
リサイクルショップ無料
フリマアプリ
オークション
無料
寄付・譲渡無料~2,000円
(郵送料負担のため)
リメイク無料~10,000円
(仕立て直しは費用あり)
不用品回収業者4,000円~

上記のように、カーテンは捨て方さえ知っていれば無料で処分できることが多い製品となっています。

どの処分方法にもルールがあり、掛かる手間や時間は異なってくるため、次のメリット・デメリットについても併せて比較してみましょう。

メリット・デメリット 比較表

捨て方メリットデメリット
自治体のゴミ回収・最も簡単に利用できる
・無料で処分ができる
・分別方法を調べる必要がある
・分別を誤ると回収されない
販売店引き取り処分・リサイクルに貢献できる
・無料で処分ができる
・実施店舗が少ない
・引き取り条件がある
リサイクルショップ・品物によっては高値で売れる
・お金がもらえる
・取り扱い店舗を調べる必要がある
・売れない場合もある
フリマアプリ
オークション
・品物によっては高値で売れる
・お金がもらえる
・売るには工夫が必要
・売れない場合もある
寄付・譲渡・社会貢献活動になる・自分で準備する必要がある
・郵送料が掛かる
リメイク・ゴミ削減に貢献できる・裁縫道具が必要
・業者依頼の場合は費用が発生
不用品回収業者・他の不用品もまとめて回収可能
・誰でも簡単に依頼できる
・費用が掛かる

カーテンを引き取ってもらったり売ったりする場合は、 必ずその方法で処分ができるとは限らないということを念頭に置いておく必要があります。

方法の1つとして覚えておき、引き取り可能店舗がなかったり売却を断られた場合はゴミとして処分するなど、臨機応変に動けるようにしておくと安心です。

カーテンを捨てる時の注意点

いざカーテンを処分するとなった際に、気を付けておきたいポイントがあります。

部品は外して分別してから捨てる

カーテンは布1枚で使用できるものではありません。いくつかの部品を組み合わせて初めてカーテンとしての役割を果たします。

逆をいえば、カーテンをゴミとして捨てる際は部品も一緒に捨てるのかどうかを検討しなければいけないということです。

部品も一緒に捨てる場合は、部品の素材に注意し、素材ごとにしっかりと分別をして捨てましょう。

カーテンに使用される部品には以下のようなものがあります。

・フック(リング、アジャスター)
・レール
・タッセル
・ふさかけ
・突っ張り棒(ポール)
・ブラインドチェーン

使用されている素材は製品ごとに異なります。金属製のものもあれば、木製、プラスチック製のものもあります。タッセルについてはカーテンをまとめる役割をもっているため磁石が使用されていることもあります。

1つ1つ分解をし、分別をしてからゴミとして捨てることが望ましくはありますが、やはり手間も時間も掛かってしまうでしょう。

もしカーテン含め周辺のパーツを全て処分したいという場合は、一括処分が可能な不用品回収業者を利用することをおすすめします。

取り外しは慎重に行う

カーテンレールからカーテン部分のみを外して捨てたいという場合は、無理やり引っ張って力ずくで取り外そうとせず、1つ1つ丁寧にアジャスターを取り外していく必要があります。

カーテンレールが歪んでしまったり、アジャスターが壊れてしまっては次のカーテンを取り付けられません。賃貸の場合は退去時に修繕費用を支払わなければいけない場合もあります。

レールからカーテンを取り外す際は、レールと同じ目線になるように安定感のある椅子や台座を準備してから作業をしましょう。また、2人以上で作業することが推奨されます。外した箇所の生地を踏んで転んでしまうことを防ぐためにも、生地を持っていてもらう人がいると安心です。

一般的なドレープカーテンであれば、力を入れずともアジャスターを上方向に引っ張ることで簡単に外れるため、焦らず作業していきましょう。

カーテンを外す際に引っ張ってしまったりするとカーテンレールが設置されている壁を傷めてしまう場合があります。設置部は、カーテンの荷重を日々受け続けている状況が考えられるため、レールと一緒に壁が剥がれて壊れてしまう可能性があるためです。

不要なカーテンを捨てるなら『お助けうさぎ』におまかせください。

今回はカーテンの捨て方・処分方法について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか?

今後、カーテンを処分したいと思った際は、ここで紹介してきた情報を参考にして、捨てるのか再利用したりするのが良いのかを考えてから決めてみてください。

もしカーテンの処分を不用品回収業者に依頼したいと思った際は、『お助けうさぎ』へのご依頼をご検討ください。

お助けうさぎは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっている会社です。カーテン含め、家具や家電、日用品などあらゆるものを回収できます

不用品回収の他にも、粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理などあらゆるニーズにお応えいたします。ハウスクリーニングにも対応しておりますので、回収のついでに清掃をしてほしいというご要望にもお応えできます。

料金は分かりやすい定額パックをご用意しています。一番お得に処分できる金額でご提示いたしますので、余計な費用が掛かってしまうこともありません。

お問い合わせは24時間365日いつでも受け付けておりますので、まずはお見積もりだけという方もぜひお気軽にご相談ください。ご相談やお見積もりは無料でおこなわせていただいております。

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オオウチ
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1994年生まれ。不用品回収歴は5年で、これまでに30,000件以上の不用品回収・ゴミ屋敷の片付けを担当してきました。 チームで協力して迅速かつ丁寧な作業を心掛け、お客様に見積もりの説明を行う際には、分かりやすさに重点をおいて説明をさせて頂いています。 また、お助けうさぎのYoutubeチャンネルで撮影も行っていますので「お助けうさぎYoutube」で検索してみてください。

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