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扇風機の捨て方9選|無料回収や引き取りについて詳しく解説

扇風機の捨て方9選|無料回収や引き取りについて詳しく解説

「今年の夏で扇風機が壊れてしまった…」
「扇風機って大きいけどゴミとして捨てられるの?」
「手軽に扇風機を処分する方法が知りたい!」

扇風機は暑い夏の必需品であり、多くのご家庭で利用されている家電です。

昨今はデザイン性に富んだ扇風機やハンディタイプの扇風機など、種類も豊富で家庭内だけではなく個人で所有しているという人も増えてきました。

しかし、使用用途が限られていてワンシーズンしか使わない扇風機は「次シーズンは新しいものに買い替えたい」「押し入れにしまっておいたら壊れてしまって使える状態ではなくなっていた」など、処分しなければいけない機会も多いのではないでしょうか。

扇風機は小型のものでも金属で出来ていたり、電池が内蔵されていたり、使用されている素材も多く、いざ捨てようと思った時に処分や捨て方で悩んでしまいがちです。

そこでこの記事では、扇風機の代表的な捨て方を9つご紹介します。不要になった扇風機をスムーズに捨てたいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

この記事を読むと以下のことが分かります。

・扇風機の適切な捨て方
・処分する際の注意点
・処分費用の相場

扇風機について

扇風機とは、軸に取り付けられた羽根を回転させて風を発生させる電化製品です。風を感じることで体感温度が下がり、清涼感を感じることができます。室内の空気の循環に用いられることもあります。

湿度が高い日本では夏に大活躍する家電の一つといえるでしょう。家電量販店では毎年多くの新作が発売され様々な機能の製品が出てきています。ただ風を起こすだけの機械ではない優れものとして進化してきている状態です。

多くのご家庭に1台は必ずあるものでもあるため、古くなってきた物を捨てる機会も多いかもしれません。

形状別でみる種類

扇風機には大きく分けて二つのタイプがあります。

リビングファン(リビング扇)

一般的な扇風機として誰しもが真っ先に思い浮かべるのは、このリビングファンタイプになるでしょう。筒状になっている縦型の棒の上部に3~7枚の羽根が取り付けられ、羽根の周囲に保護するためのカバーが取り付けられています。

機能としては風の強さ、方向、高さを変えることが可能です。風量の強弱や方向はスイッチ操作で変更することが一般的です。高さは筒状の部分を手動で上げたり下げたりすることで変えることができます。

昔ながらのアナログな扇風機といえど性能進化は留まることがなく、今では非常に細かに風量調節ができるDCモーターを採用している扇風機が増えてきました。また、昼夜問わずノンストレスで利用できるよう静音性に特化したタイプも人気が上がってきています。

※DCモーター … direct current moto(直流モーター)。回転の制御に優れており小型なため多くの家電に使用されています。

タワーファン(タワー扇)

羽根が付いておらず、内蔵されたファンを動かすことで風を発生させる扇風機です。リビングファンのように羽根部分が大きく場所をとることがないため、スリムでスタイリッシュな扇風機としてインテリアを邪魔しないと人気を博しています。

同じタイプで2000年頃以降から人気が急上昇した製品といえばダイソンのエアマルチプライヤーです。羽根が付いておらず、楕円型の輪の中心から風が流れてくる独自の仕組みを取り入れ、不思議でハイテクノロジーな扇風機として話題になりました。

どちらも羽根がないという最大の特徴があるため、小さなお子さんやペットを飼っているご家庭でも安心して使うことができます。ただしリビングファンと比較すると可動域が狭めであるというデメリットはあるため、ご家庭の事情やインテリアとの調和を検討しつつリビングファンを使用するかタワーファンを使用するかを決めることになるでしょう。

ハンディファン(手持ち扇風機/卓上扇風機)

昨今、携帯できる扇風機として一躍人気になったタイプです。電池を入れる、もしくは充電をしておくと屋外で利用をすることができます。手で持てる小型なサイズのため持ち運びに不便することもありません。

屋外でのイベントやフェスなどで暑さを気にせず思い切り楽しむために利用をする人が増えてきました。また、メイクが汗で落ちてしまわないように通勤や通学時に利用しているという人も少なくありません。

場所を気にせず風にあたることのできる快適さはありますが、昨今の夏の異常な暑さの中で使用をするのは逆に危険な可能性もあると話題に上がることもでてきました。扇風機は風を起こして体感温度を下げることができるものの 熱中症を完全に防ぐことのできる道具ではありません。使用環境には注意が必要だといえるでしょう。

サーキュレーターとの違いは?

扇風機の種類の一つとしてサーキュレーターを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。どちらも風に関連した電化製品ではありますが、厳密には機能が違います。

扇風機は「風を発生させることのできる電化製品」です。内臓されているモーターを使用して羽根やファンを動かし、人にとって心地の良い風を送る仕組みになっています。

サーキュレーターは「風に流れを作る電化製品」です。部屋の中の空気を循環させることに特化した機能であるため、風を前方に強く送り続けて風に動きを付ける役割を担っています。

風が出るのだから、どちらを利用しても同じだと考える方もいますが、人のために使用するのは扇風機、部屋の空気循環のために使用するのはサーキュレーターと使い分けることが理想とされています。

値段・価格の相場

夏の暑さが厳しくなってきている現代では、扇風機はなくてはならない家電といえるでしょう。そんな生活必需品だからこそ、安価で購入できる扇風機は数多く販売されています

価格帯でいうと、安いものであれば2,000~4,000円程度で購入が可能です。もちろん、機能面やデザイン性が優れたものになるほど価格は上がります。高い製品であれば50,000円近くするものも発売されています。

単純に風にあたって涼しくなりたいという場合は、安価な扇風機でも十分にその役目は果たすでしょう。お住いやご家庭の事情によっては「静音機能付きでないと眠れない」「風量は10段階設定が良い」など、こだわりも出てくるかと思うので、価格よりも機能重視で選ぶことに重きを置く人も多いです

主に機能面の充実差や扇風機自体の大きさによって価格も変化してきます。一般的にファンが大きくなると騒音が少なくなりますが、サイズの小さい扇風機で静音性が高いような製品はより高価になってくる傾向があるでしょう。

素材や材質

扇風機に使用されている素材としては、プラスチックもしくは金属がメインとなります。

大部分がプラスチックで囲われている形状となっているため軽量であり持ち運びもしやすいことが特徴です。金属は羽根や羽根をガードするカバー、パーツとパーツを繋ぎ合わせる接続金具として使用されています。

その他、扇風機を操作するリモコンやハンディファンには電池の使用が必要です。また、充電式のハンディファンの場合はリチウムイオンバッテリーが使用されています。これらは使用方法や処分の仕方を誤ると大事故に繋がりかねない危険なものであるため取り扱いには注意しましょう。

ハンディファンに含まれるバッテリーに関しては、一般のゴミとして処分することができません。リサイクル回収可能な協力店で引き取ってもらい処分することが必要なため、意外にも簡単に処分ができないものとなるので注意しましょう。

何ゴミで捨てられるのか?

一般的な家庭用の扇風機は「粗大ゴミ」として捨てることとなります。

粗大ゴミは、捨てるものの最大辺の長さが30cm以上あるものが対象となります。自治体によっては40~50cmであったりする場合もありますが、扇風機は縦に長く30~50cmを超えるサイズとなることから粗大ゴミに該当してきます。

ただし、前述した通りリモコンの電池やハンディファンに関しては扱いが異なります。電池式であれば取り外し、リモコンやハンディファン本体は不燃ゴミに、電池は電池専用のリサイクルボックスを利用することとなるでしょう。

充電式の場合は無理に分解したりなどせず、小型家電リサイクルボックスもしくは自治体指定の方法で処分する必要があります。

扇風機の捨て方9選

扇風機には様々な捨て方があります。

① 普通ゴミとして捨てる
② 小型家電回収ボックスを利用する
③ 粗大ゴミとして捨てる
④ 買い替え時に処分する
⑤ 家電量販店で回収処分してもらう
⑥ リサイクルショップで売却する
⑦ フリマアプリやオークションサイトで売却する
⑧ 寄付・譲渡する
⑨ 不用品回収で処分する

それぞれの捨て方にメリット・デメリットがあるため、ご自身の状況やお手持ちの扇風機に合わせた捨て方を確認してみてください。

① 普通ゴミとして捨てる

ハンディタイプや卓上で使用する小さなサイズの扇風機であれば、自治体の回収する普通ゴミとして捨てることが可能です。

一般ゴミで捨てる場合、特別な回収費用は掛かりません。掛かる費用はゴミ袋代のみで無料で回収を行ってくれるため、手軽に処分することができます。

分別方法としては「不燃ゴミ」に該当することが一般的です。ただし、自治体によって分別方法が異なる場合があるため、事前にお住まいの地域のゴミ分別表を確認しておきましょう。

また、扇風機の中に乾電池が入っている場合は、必ず乾電池を抜き取ってから捨てましょう。取り外した乾電池は自治体が設置している電池回収ボックス、もしくは小型家電回収ボックスを利用して処分する必要があります。

ただし、取り外せないタイプの電池が入っている場合やリチウムイオンバッテリーが内蔵されているような扇風機は他のゴミと一緒に捨てることができない可能性があるため、自治体に然るべき捨て方を問い合わせる必要があります。

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扇風機の回収事例

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② 小型家電回収ボックスを利用する

普通ゴミとして捨てることのできる小型の扇風機はリサイクルに出すことも可能です。

扇風機は小型家電リサイクル法の対象品目となっています。小型家電リサイクル法とは、小型電子機器等の再資源化を促進するため、不要になった小型家電を適正な管理の下、回収・リサイクルする法律です。

自治体では、小型家電リサイクル法の対象品目となる家電を「小型家電回収ボックス」に投入してもらうというかたちでリサイクル回収に努めています。

小型家電回収ボックスの投入口は一般的に15×30cmとやや小さめなサイズのため、この投入口に入る扇風機であれば小型家電回収ボックスを利用してリサイクルするかたちで処分をすることができます。ボックスは誰でも無料で利用することができるため捨てる際に費用は掛かりません。

ボックスの設置場所は公共施設やスーパーなどが代表的です。設置場所が分からない場合は自治体のホームページに掲載されているため確認をしてみましょう。

また、小型家電回収ボックスであれば電池付きやバッテリー内蔵型の扇風機でも投入することが可能な場合があります。自治体により規定が異なるため事前確認は必須ですが、普通ゴミよりも簡単に捨てられる場合もあるため覚えておいて損はないでしょう。

③ 粗大ゴミとして捨てる

家庭用の扇風機など、扇風機の大きさが30cmを超える場合は粗大ゴミとして捨てる方法が最もメジャーな処分方法です。この処分方法は自治体によって決められたルールに則り捨てることとなるため、難しく考える必要はなく安心して捨てることができます。

しかし、粗大ゴミ回収は予約制となっているため事前申し込みが必須です。また、処分費用が発生します。処分費用は自己負担となり、200~1,000円程度掛かると想定しておきましょう。

その他、回収日時は自治体側から指定されることも考慮しなければいけません。春先の引越しシーズンや年末などは予約が混み合うため、回収日が1ヶ月先になってしまうこともあります。扇風機を粗大ゴミとして捨てたいと思ったら、早めに申し込みを済ませておきましょう。

申し込み方法や費用の支払い方は自治体により異なるため、自治体のホームページに掲載されている粗大ゴミの捨て方に関するページを確認しておくと安心です。

確認すべきことや考慮すべきことがあり、多少の手間は掛かってしまいますが、見知らぬ業者に依頼をするわけではないため安心して処分を任せることができます。扇風機を捨てる期限が決まっていない方や時間に余裕がある方は、この捨て方を検討してみてください。

④ 買い替え時に処分する

扇風機の買い替えを考えているという方は、新たな製品の購入に合わせて利用できる引き取りサービスもしくは下取りサービスを利用してみてはいかがでしょうか。新しい扇風機を購入することで同時に不要な扇風機を無料で回収してもらえます。

費用も掛からず、使わない扇風機を押し入れにしまっておく必要もないため、非常に効率的な最も良い処分方法であるといえます。

引き取りを依頼する際は、条件を確認しておくことが大切です。店舗によっては「店頭渡しのみ」「動作可能なもののみ(下取りの場合)」など条件が付けられている場合があります。

せっかく購入をしたのに引き取ってもらうことができなかったという状況に陥らないためにも、購入前にサービスを実施しているのか、条件はあるのかを確認しておきましょう。

また、どのお店でも引き取り対応を行っているわけではありません。大型のホームセンターや家電量販店であればサービスを実施している可能性も高いため調べてみましょう。以下は一例です。

買い替え時の引き取りを行っている店舗

・コーナン
・コーナンPRO
・バロー
・島忠ホームズ
・ビックカメラ

⑤ 家電量販店で回収処分してもらう

基本的に、一般的な家電量販店であれば前項の引き取り・下取りサービスを提供していることが多いものですが、条件が合わなかった場合には単純に処分を進める必要がでてきます。

処分のみを希望される場合には、エディオンやケーズデンキ、ヤマダ電機といった家電量販店で提供されている小型家電リサイクル法に則った家電回収処分を利用しましょう。

小型でなくとも家庭用サイズの扇風機であれば回収に応じてくれる場合がありますが、回収には費用が発生します。店舗により異なりますが500~1,500円程度だと考えておきましょう。

以下は回収サービスを実施している店舗の一例です。

店舗回収料金
ケーズデンキ550円
ヨドバシカメラ550円
エディオン550円
ジョーシン550円
ヤマダデンキ1,100円

また、回収方法も店舗により異なります。扇風機単体で回収してくれる場合もあれば、扇風機以外の家電も一緒に1つの段ボールに入る分まとめて回収してくれる場合もあります。店頭持ち込みや郵送回収など、運搬方法も様々です。

自治体の回収と比べると確認しなければいけないことが多く、費用も掛かってしまいますが、郵送回収など自宅から出る必要のない楽な回収方法もあるため、検討してみる価値はあるでしょう。

小型家電の処分に関しては、リサイクル回収以外にも粗大ゴミで捨てることも選択できます。しかし、基本的に販売店等ではリサイクル回収処分サービスが十分に設けられています。費用面等の違いは若干ありますが、簡単に処分ができる方法として覚えておいて損はないでしょう。

⑥ リサイクルショップで売却する

壊れておらずまだ使える扇風機や、新品に近い状態の扇風機を捨てたいと思っている場合は、ゴミとして処分せずにリサイクルショップで買い取ってもらう方法も選択できます。

扇風機をリサイクルショップの店頭に持ち込むことで、その場ですぐに査定が行われ即日で買い取ってもらうことが可能です。買い取ってもらえれば不要な扇風機をお金に換えることができます。

もしリサイクルショップまで扇風機を運び出すことが難しいようであれば、出張買取や宅配買取を行っているリサイクルショップを探してみると良いでしょう。即日売却とはいきませんが、扇風機を運搬する手間を省くことはできます。

買取に出す際は、「取扱説明書」「リモコン」「リモコンの電池」「電源コードをまとめるケーブルバンド」「購入時の外箱」をセットにしておくと査定額が上がる可能性があります。査定を受ける前に準備可能かどうか確認しておきましょう。

基本的に「目立つ傷や汚れがないこと」「問題なく動作すること」が確認できれば問題なく買い取ってもらえる可能性はありますが、大量生産されている安価な扇風機や、備品不足があるものの場合は、かなり安値での買い取りとなってしまいます。

扇風機の種類や年式によっては買い取り自体をしてもらえないこともあるため注意してください。当然ですが、動作不良があったり壊れているものは売却できません。

扇風機の修理に必要な部品については、メーカー側の保有期間が8年間と定められています。そのため、製造から8年以上が経過した扇風機の場合には修理ができないものとなるため、買い取り対象にはならない場合がほとんどです。同様に、製造から6~7年と部品の保有期限が迫ってくる場合、買取価格も低下することが考えられます。

⑦ フリマアプリやオークションサイトで売却する

リサイクルショップでなくとも扇風機を売却することは可能です。フリマアプリやオークションサイトを利用することで、業者を介さず個人で扇風機を売ることができます。売却ができれば費用も掛からず無料で処分ができることになります。

近年、フリマアプリやオークションサイトを使用した売買は人気の手法となってきており、多くのユーザーが登録をしています。日本全国のユーザー相手に売ることができるため、買い取ってもらえる可能性は十分にあるといえるでしょう。

しかし、個人対応となるため相応の手間は掛かります。サイトの登録から扇風機の出品作業、購入希望者との交渉、支払いの確認、郵送手配など、やるべきことはたくさんあるため、時間に余裕があるという方はこの方法を検討してみてもよいかもしれません。

また、必ずしも購入してくれる人がいるとは限りませんので、自分の中で出品期限を決め、期限が過ぎたら別の捨て方を検討するなど期日を決めて出品対応してみると良いでしょう。

少しでも買い取ってもらう可能性を上げたい場合は、扇風機の需要が高まる夏前に出品したり、他のユーザーが出品している扇風機の価格を調べて相場よりも少し安めに出品するなど、工夫できる点は多くあります。

リサイクルショップで買い取りを断られてしまった扇風機でも売りに出すことができ、購入側のニーズに沿うことができれば想像以上に高値で売れることもあるため、個人での売買に抵抗がない方はぜひチャレンジをしてみてください。

⑧ 寄付・譲渡する

こちらも使用できる状態の扇風機に限った話ではありますが、寄付や譲渡をして他の誰かに使ってもらうという方法でも処分が可能です。自分ではもう使わないからとゴミとして捨ててしまわずに、再利用をしてもらうことでサステナビリティな活動に努めることができます。

寄付について

電化製品は支援品として需要の高いアイテムとなっています。特に扇風機などの季節性の強い家電は気温の影響を受けやすい国には欠かせない存在です。

扇風機を支援品として寄付をしたい場合は、インターネットや自治体のガイドブックなどで寄付を募っている支援団体を探しましょう。団体によって日本の福祉施設に支援をしているのか、国外の子どもたちに支援をしているのかなど、活動内容が異なります。自分が納得のできる活動をしている支援団体を探し、寄付をしてみてください。

寄付する際には事前手続きや郵送手配をしなければいけない場合もあるため、寄付方法についても一緒に調べておくと安心です。

譲渡について

身の回りの家族、友人、知人など身近な方の中に扇風機を必要としている人がいれば譲るという手もあります。

知り合いに譲れるのであれば難しい手続きをする必要もありません。手渡しできるのであれば郵送手配をする必要もありません。手間をかけずに扇風機を手放して処分することができます。

ただし、譲る前に最低限、掃除だけは行っておきましょう。人の利用していたものはどうしても衛生面が気になるものです。気兼ねなく再利用してもらうためにも、簡単な拭き掃除だけでもいいので行っておくことをおすすめします。

お金を使って新たに扇風機を購入する手間も省けるので喜ばれるでしょう。

⑨ 不用品回収で処分する

大掃除をした後や引越しをしたタイミングなどで扇風機の他にも捨てたいものがいくつかあるという場合、おすすめなのが不用品回収業者に回収を依頼して処分をするという方法です。

不用品が複数ある場合、1つ1つを自治体のゴミ回収に出すのは大変です。それぞれ分別をしたり、不用品ごとに手続きが必要となってしまったりと非常に手間が掛かります。そういった手間を一切掛けずに不用品を一括で処分できるのが不用品回収サービスです。

また、不用品回収サービスは回収日時や回収場所を自分の都合に合わせて指定できるという大きなメリットもあります。扇風機の運搬が手間であれば自宅まで回収にきてもらいましょう。急いで捨てる必要があるなら、申し込み当日や翌日に回収してもらうことも可能です。

業者によっては早朝や夜間でも対応してくれるところもあるため、「日中は家事や育児・仕事などで忙しく時間が取れない」という方にもおすすめの捨て方・処分方法となっています。

また、定額パックなどの料金プランを設けている業者に依頼することで不用品が多ければ多いほどお得に処分することができるという点でもおすすめです。

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処分方法別でみる費用相場とメリット・デメリット

扇風機には様々な捨て方・処分方法があることが分かりました。そこで、今一度処分に掛かる費用や、良い点と悪い点を比較して再確認してみましょう。

費用比較表

処分方法費用相場
普通ゴミ無料
小型家電回収ボックス無料
粗大ゴミ300~1,000円程度
買い替え処分無料
家電量販店の回収処分500~1,500円程度
リサイクルショップ無料
フリマやオークション無料
寄付・譲渡無料
不用品回収業者約2,000円~

扇風機は基本的に無料もしくは安価で捨てることができる家電です。費用をおさえるか、費用が掛かってもいいから手間を少なくするか、ご自身の考え方に合った捨て方を検討してみてください。

メリット・デメリット比較表

捨て方メリットデメリット
普通ゴミ・無料で処分可能
・手軽に捨てられる
・分別方法の確認が必要
・バッテリー内蔵型は処分不可
小型家電回収・無料で処分可能
・バッテリー内蔵型も処分可能
・回収場所を調べる必要がある
・小型のみ捨てられる
粗大ゴミ・費用は掛かるが安価
・自治体の制度で安心
・予約が必要
・混雑期あり
買い替え処分・効率的に処分できる
・無料で処分可能
・店舗が限られる
・引き取り条件がある
家電量販店の回収処分・費用は掛かるが安価
・回収方法を選べる
・店舗が限られる
・申し込みが必要
リサイクルショップ・お金に換えられる
・品物によっては高値で売れる
・状態が悪いと査定額が低くなる
・売れない場合もある
フリマ
オークション
・品物によっては高値で売れる
・お金に換えられる
・売れるまでに手間が掛かる
・売れない場合もある
寄付・譲渡・無料で処分ができる
・相手に喜んでもらえる
・寄付できない場合もある
・譲渡できない場合もある
不用品回収業者・他の不用品もまとめて回収可能
・手間がかからない
・回収日時が決められる
・即日回収も可能
・費用が掛かる

メリット・デメリットとしては、手間が掛かるのかどうか、売れないなどのリスクがあるのかどうかで分かれています。

美品で現役で使用できる扇風機であれば売ったり譲ったりといった方法がお得であり賢い選択といえますが、購入してから10年以上経過している古い型であったり、壊れていたり動作不良がある場合はゴミとして捨てる選択を検討することを推奨します。

粗大ゴミの手続きが面倒だという場合は家電量販店や不用品回収業者に依頼をして手間を掛けずに引き取ってもらう方法がおすすめです。

バッテリー内蔵の扇風機は捨て方に注意

冒頭でもご紹介しましたが、リチウムイオンバッテリーを内蔵した携帯用扇風機など、内部の機材を取り出せない特殊なモデルの扇風機は、粗大ゴミや普通ゴミとして捨てることができない可能性が高いです。

バッテリー内蔵の扇風機を捨てたい場合は、自治体のホームページなどで適切な捨て方を確認し、ルールに則って捨てるようにしましょう。小型家電回収ボックスの利用が推奨されているのか、リサイクル回収を行っている協力店に引き取ってもらう、この2つどちらかの捨て方・処分方法が多いです。

捨て方を誤ってしまうと火事の原因となってしまうこともあるため、自分で勝手に判断せず、必ず各自治体のルールを確認してから捨てましょう。分からない場合は、自治体に直接問い合わせてみることをおすすめします。

売却をする場合は季節がポイント

不要になった扇風機をリサイクルショップやフリマアプリ、オークションで売りたいと考えている場合は、夏前に売ることをおすすめします

扇風機はシーズンが限られる家電となるため需要の変動が起こりやすいものです。シーズンを逃すと全く売れないという可能性もあるため、少しでも買い取ってもらう可能性を上げるために、春〜夏にかけて出品するように心がけましょう

夏が終わってすぐの秋・冬は、自分も扇風機を使わなくなりすぐに売りたいと思ってしまうかもしれませんが、その気持ちをおさえて次のシーズンが来るまで保管しておくことも大切です。

保管をする際は、埃などで扇風機が劣化してしまわないよう気を付ける必要もあります。取扱説明書やリモコンをなくしてしまわないようにセットで保管しておくことも大切です。劣化したり、付属品と一緒に売ることができなかったりしてしまうと買取価格が下がってしまう可能性もあるため気を付けましょう。

売却時期ポイント
5~6月暑さを感じ始める時期に売る
8~9月上旬まだ暑さが強く残る時期に売る

上記のように、扇風機が活躍する夏真っ盛りの時期の前後であれば基本的に売却に適したタイミングといえます。酷暑が続くようなタイミングであれば7月でも十分に需要があるでしょう。

逆に、秋~春の時期は、使用機会もほとんどなく、同じように処分をする人も多いことが考えられます。そうなると、保管後の次の夏前が最も売却に適しているといえるでしょう。

秋~春までの保管が難しい、少しでも早く処分をしてしまいたいという場合には、夏が終わったタイミングで早々にリサイクルショップに売却する方が良いでしょう。

産業廃棄物扱いの扇風機の捨て方に注意

事務所やオフィス、工場などで使用している扇風機は、家庭用扇風機であっても「産業廃棄物」と判断されます。産業廃棄物扱いの扇風機は原則として、粗大ゴミや普通ゴミ、リサイクル回収に出すことはできません

自治体に問い合わせをすると産業廃棄物を回収してくれる専門の業者を紹介してもらえるため、案内された業者に依頼をしてください。

また、不用品回収業者でも引き取ってもらえることがあります。「産業廃棄物収集運搬業許可証」という資格を取得している業者であれば依頼可能です。不用品回収業者を利用したい場合は、ホームページで取得資格の確認を行ってから依頼をしましょう。

扇風機を捨てるなら『お助けうさぎ』におまかせください。

今回は扇風機の捨て方・処分方法について紹介を致しましたが、いかがでしたでしょう。

扇風機には様々な捨て方があります。ゴミとして捨てられるだけでなく、リサイクルしたり、売却したりと、いくつかの処分方法を選ぶことができます。

大掃除や引越しをするタイミングで扇風機以外にも捨てたい物がたくさん出てきたという時は、ぜひ『お助けうさぎ』の不用品回収サービスをご利用ください。扇風機含めあらゆる不用品を一括で回収することができます。

お助けうさぎは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっている会社です。扇風機のような小型家電リサイクル法の対象品目となる家電でも回収可能です

不用品回収の他にも、粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理などあらゆるニーズにお応えいたします。冷蔵庫や洗濯機などの大型家電や、テーブルやソファなどの家具、服や靴、食品や飲料品など、どんなものでも回収できます。

お助けうさぎの料金は分かりやすい定額パックをご用意しています。一番お得に処分できる金額でご提示いたしますので、余計な費用が掛かってしまうこともありません。

お問い合わせは24時間365日いつでも受け付けておりますので、まずはお見積もりだけという方もぜひお気軽にご相談ください。ご相談とお見積もりは無料でおこなっております。

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オオウチ
オオウチ

1994年生まれ。不用品回収歴は5年で、これまでに30,000件以上の不用品回収・ゴミ屋敷の片付けを担当してきました。 チームで協力して迅速かつ丁寧な作業を心掛け、お客様に見積もりの説明を行う際には、分かりやすさに重点をおいて説明をさせて頂いています。 また、お助けうさぎのYoutubeチャンネルで撮影も行っていますので「お助けうさぎYoutube」で検索してみてください。

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