土の捨て方7選|無料回収や引き取りについて詳しく解説
不用品別の処分方法「コタツをって何ゴミで捨てられるのかな?」
「コタツが大きくて処分したくても運び出せない!」
「まだ壊れていないから捨ててしまうのはもったいないな…」
コタツは冬場に大活躍する暖房器具です。一人暮らしの方からファミリー層に至るまで、数多くの方が利用している電化製品ではないでしょうか。
コタツ布団を外すことで通常のテーブルとしても活用ができるため、季節問わず一年中利用することも可能です。
しかし、電化製品である以上、故障をしてしまったり寿命がきてしまって処分しなければいけないという機会はいつかやってきます。故障していなくとも、引っ越し先の部屋のサイズに合わないので捨てたいと思うこともあるでしょう。家族が増えたので大きいコタツに買い替えを検討しているという方もいるかもしれません。
そこで本記事では、コタツの捨て方・処分方法についてご紹介します。処分に掛かる費用や処分時に気になるポイントも含め詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
本記事ではコタツの本体部分である「コタツテーブル」に焦点を当てて詳しく解説させていただきます。
この記事を読むと以下のことが分かります。
・コタツの処分方法
・処分に掛かる費用やメリット・デメリット
・処分時に気を付けたいポイント
コタツについて
コタツ(こたつ)とは冬場に使用をする暖房器具の一種です。
ローテーブルの内側にヒーターが付いており、電気を利用して熱を発生させます。テーブルの上には専用の布団を掛けて、テーブルの内部で暖を取るという仕組みになっています。「炬燵」「火燵」と漢字で表現をすることもあります。
このコタツは日本が開発した製品であり、歴史を辿ると室町時代には利用がなされていました。そして現代まで、色褪せることなく多くの人々に愛され続けています。
特に現代のコタツは形状やデザインも豊富に取り揃えられており、一般的な四人用のコタツ以外にも一人用のコタツが販売されていたり、ローテブルではなくハイテーブルにも設置できるコタツもあるなど、人々の暮らしの変化に合わせてコタツも進化してきていることが伺えます。
種類
先ほど形状やデザインが豊富であることについて触れましたが、改めてコタツにはどんな種類があるのかを確認してみましょう。
電気コタツ
床に敷いた畳やカーペットの上に設置をして利用をするコタツです。一般的なコタツと聞いて思い浮かべるタイプではないでしょうか。
多くは正方形のテーブル(机)で四人座れるように設計されていますが、近年では長方形や円形、楕円形など様々な形のコタツテーブルが販売されており、大人数でも一つのコタツを囲んで団らんできるようになりました。
テーブルの形状と布団の形状は揃える必要があるため、丸型のコタツテーブルに長方形用の布団を使用するといったことも不可能ではありませんが、基本的にはコタツテーブルとコタツ布団をセットで購入して利用をすることとなります。
掘りごたつ
床面にコタツ用の穴が開いており、その上にコタツテーブルを設置することで、椅子に座っているような感覚で暖を取ることができるタイプです。足を畳んで座ることが難しいご年配の方にも人気のタイプとなっています。
コタツテーブル自体は特殊なものでなくとも使用できますが、掘りごたつ用の穴が開いている場所でのみ楽しめるコタツです。
しかし、近年では一般家庭でも気軽に楽しめるようにと、掘りごたつユニットと呼ばれるものも発売されています。床の上に台座を設置し、その上にコタツテーブルを設置するというやや大がかりな家具ではあるものの、工事をする必要がないため賃貸物件でも利用が可能な優れものです。
ダイニングコタツ
ダイニングテーブルのような足の長いテーブルを利用したコタツです。椅子に座って利用ができるため足腰に負荷が掛かりづらいという利点があります。掘りごたつのように穴を開ける工事をする必要もありません。
コタツ布団も工夫がなされており、足を入れても暖かさが漏れないよう布団の四隅にドレープが施されています。
一般的な4人用のダイニングテーブルに代わりとして利用ができることはもちろん、一人暮らし用のコンパクトなサイズも販売されています。特に現代では在宅ワークやゲームをする際の暖取りとしても活用されています。
暖房器具としての効果
世の中にはたくさんの暖房器具があります。一般的に利用がされているものとしては、コタツ、ヒーター、ストーブ、エアコン、ホットカーペットなどが挙げられるでしょう。
特に冬場の寒さが厳しい日本では自分が納得のできる暖房器具を見つけることが極めて重要です。そんな中でコタツが古くから現代に至るまで選ばれ続ける理由は大きく分けて2つあります。
電気代が安い
コタツの消費電力は約50~150Wとなっており、電気代としては1時間あたり2~5円ということになります。エアコンは1時間あたり約10~30円、ホットカーペットは5~10円となっているため、コタツがいかにお得な暖房器具であるかが分かります。
もちろん製品によって消費電力が異なるため一概にはいえませんが、電気代が気になるという場合はコタツの利用を検討してみるべきだといえます。
乾燥を防ぐ
冬場は湿度が著しく低下するため湿度を気にするという方もいるのではないでしょうか。喉や鼻が弱い方、乾燥肌になりやすい方にとっては死活問題です。エアコンやファンヒーターの風が気になるという場合もあるでしょう。
コタツに関してはピンポイントで身体を暖めるという仕組みとなっているため、風が出ず暖気も布団の外へ出ることはないため、乾燥を防ぐ暖房器具として優秀だといえます。
しかし、テーブルの中のみ暖かい状態であるため、コタツに入っていない上半身は寒いというデメリットもあります。
寒さを凌ごうと何時間も同じ体勢で座り続けるということもあるでしょう。乾燥以前に筋肉に疲労が溜まってしまったり、脱水症状を起こしてしまう危険性もあるため、適度にコタツの外に出て身体を動かしつつ利用をすることが推奨されます。
上述のようにコタツでカバーされる範囲以外は暖を取ることができないため、コタツに潜り込み寝てしまうというのはよくある話です。しかし、一般的なコタツの場合は身体を全て入れてしっかり暖まるということは不向きであるため、コタツで寝ようとして風邪を引いてしまうということに繋がりやすいです。
素材や材質
コタツは大きく3つのパーツに分けることができます。
1つ目は要ともなるヒーター部分です。ヒーターには石英管ヒーター、ハロゲンヒーター、フラットヒーターいずれかが使用されています。また、ヒーター側面には電源コードが繋がっており、コンセントに指すことで熱を放出させます。
2つ目はテーブル(机)です。こちらは木材、もしくはポリプロピレンなどプラスチック素材が使用されています。木材を使用したテーブルの方が重厚感があるため人気ではあるものの、プラスチック素材であっても木目調のデザインが施されていたり、軽量であるため移動が楽などのメリットもあります。
3つ目は布団です。一般的には綿やポリエステルが使用されています。綿は保温性に優れているためコタツの暖かさを保つ役割を担ってくれます。ポリエステルは人工素材とはなりますが防菌や防臭加工などを施すことができ、洗濯も可能となっています。肌触りも両者ともに申し分ないものであるため、好きずきは使用者の好みによるといえます。
値段や価格相場
コタツは大型の電化製品という位置づけになるため、決して低価格で購入ができるものではありません。
コタツテーブルだけでなくコタツ布団もセットで購入する場合は布団代が加算されます。ダイニングコタツを購入する場合は専用の椅子もセットで買う必要が出てきます。カーペットも一緒に購入したいという場合もあるかもしれません。
購入価格の相場としては、コタツテーブルが10,000~30,000円程度、コタツ布団が4,000~10,000円程度となっています。こちらに付随して、椅子代やカーペット代も加算されます。
気軽に購入できる値段ではない以上、購入をする際はサイズを間違えることなく、デザインや機能にこだわりを持って、自分が納得のいくコタツを購入すべきだといえるでしょう。
寿命や使用期限
コタツの寿命は平均で約10年とされています。
これはコタツに使用されているヒーターなどのメーカー部品保有期間が約10年とされていることが大きく影響をしています。もちろん故障さえしなければ10年以上使い続けることも可能です。
しかし、コタツ布団に関しては5年程度で汚れやダメージが気になるようになってくることが多いようです。人の肌に直接触れる機会が多いことと、一度設置をしたらシーズンを過ぎるまで仕舞わず埃や匂いの付着がしやすい状態であることが原因となってくるでしょう。
洗濯ができる布団であれば定期的に洗濯をして清潔な状態を保つことを心がけましょう。洗濯ができないものであっても、粘着テープなどで埃を取り除いたり、天日干しをするなどしてメンテナンスしておくことをおすすめします。
何ゴミで捨てられるのか
コタツは「粗大ゴミ」として捨てることとなります。一人用であってもサイズが大きく、普通ゴミとして捨てられる規定サイズを超えてしまうためです。
また、捨てる際は「テーブル部分(机・天板)」と「布団部分」を別々に分けて捨てなければいけません。基本的にはどちらも粗大ゴミとして捨てることとなりますが、布団については自治体によって可燃ゴミや資源ゴミとして捨てても良いとしている場合もあります。
コタツをゴミとして処分したいという時は、お住いの地域のゴミ分別ルールと、粗大ゴミの排出手順を確認してから処分を進めましょう。
上記のようにコタツは2つのパーツからなるものとすると、捨てる・処分するというだけで同時に2種類のゴミを捨てることとなり非常に手間となってきます。このような理由から簡単に捨てられないものであり、多くの人を悩ませるものとなってくるでしょう。
コタツの処分方法7選

コタツの処分方法を7つに分けて解説していきます。
① 粗大ゴミとして処分する
② 家電量販店のリサイクル回収を利用する
③ 買い替え時に処分をする
④ リサイクルショップで売却する
⑤ フリマアプリやオークションサイトで売却する
⑥ 友人・知人・欲しい人に譲る
⑦ 不用品回収を利用して処分する
お手持ちのコタツに合った処分方法を見つける参考にしてください。
また、コタツはテーブル(天板・机)と布団の2つのゴミを処分する必要があるため、その点も頭に入れて確認していきましょう。
① 粗大ゴミとして処分する
コタツのような大型の家具をゴミとして捨てたいという場合は、自治体の回収する「粗大ゴミ」として捨てることとなります。
粗大ゴミ回収とは、家庭から出たゴミのうちでも大型のゴミのことを指し、最大辺の長さが30~50cmを超えるものと一般的には定義されています。コタツは1人用であっても規定サイズを優に超えることとなるため、粗大ゴミに分別されるということとなります。
また、回収は有料となる自治体が多いため、費用はあらかじめ自治体のホームページなどで確認をしておきましょう。以下は一部地域の例です。
自治体 | 回収費用 |
東京都世田谷区 | 最大辺80cm以下…400円 最大辺80cm以上160cm以下…900円 最大辺160cm以上…1,300円 ※天板は別途400円が掛かる |
東京都立川市 | 500円 |
東京都西東京市 | 500円 |
神奈川県横浜市 | 1,000円 |
神奈川県相模原市 | 最大辺1m未満…400円 最大辺1m以上…800円 |
千葉県浦安市 | 最大辺100cm未満…520円 最大辺100cm以上…1,040円 |
埼玉県戸田市 | 本体…400円 布団…400円 |
埼玉県新座市 | 本体…310円 天板…310円 |
ご覧の通り、自治体により料金が異なることはもちろん、回収条件に付いても異なります。「コタツ本体と天板はセットで回収してもらえるのか」、「サイズによって費用は異なるのか」など、お住いの地域のコタツの扱いについて確認しておきましょう。
また、粗大ゴミ回収は予約が必要な場合が多いため、コタツを処分したいと思ったら早めに行動に移しましょう。特に12月、1月、3月、4月頃は混雑が予想されるため注意が必要です。申し込みが殺到している場合は1ヶ月以上先の回収となってしまうこともあります。
コタツを捨てたいと思うタイミングは冬前のコタツを準備し始める期間、もしくは冬期半ばにコタツが壊れてしまったという時、春先のコタツの利用を終える頃に考えるという人が多いのではないでしょうか。しかし、これら期間はちょうど粗大ゴミ回収の混雑時期と重なってしまうため、早めに予約をしておくか、混雑時期が過ぎてから予約をするかで検討したほうが良いでしょう。
② 家電量販店のリサイクル回収を利用する
大手家電量販店では、各種電化製品のリサイクル回収サービスを行っています。コタツが対象品となっていることもあり、このサービスを利用することでコタツをリサイクルすることが可能です。
基本的に家電製品のリサイクル回収サービスは有料となります。買い替え等の場合、購入と有償処分が同時に行われるというイメージとなります。
以下はコタツの回収を実施している店舗の一例です。
店舗 | 回収費用 |
ケーズデンキ | 1,100円 |
ヨドバシカメラ | 1,100円 |
ジョーシン | 1,100円 |
エディオン | 1,100円 |
基本的には1,100円程度で回収をしてくれますが、状況により追加料金が発生する場合もあるため、サービスの利用を検討している段階で店舗側に回収方法や条件について確認しておくことをおすすめします。
また、どこの店舗でも行っているわけではありませんので注意してください。各店舗ごとにサービスの対象としている電化製品が異なり、必ずしもコタツが対象となっているとは限りません。対象製品は店舗ホームページもしくは店頭スタッフに確認をしてみましょう。
リサイクル回収サービスはほとんどの家電量販店で利用することが可能です。一般的に家電を販売する立場のお店は、同時にリサイクル回収サービスでの処分も準備しているものです。実際にコタツを販売している状況であれば、大概の場合は利用することが可能です。
③ 買い替え時に処分をする
新しいコタツを購入して、古いコタツを処分したいという時は、買い替え時に古いコタツを引き取ってくれるサービスを利用しましょう。これらのサービスはホームセンター等で提供されています。
新しいコタツの購入が必須ではありますが、購入と同時に処分が可能となるため不要なコタツの置き場所に困ってしまうという状況に陥ることはありません。
以下は引き取りサービスを行っている店舗の一例です。
店舗 | ポイント |
島忠ホームズ | ・店舗への持ち込みが必要 ・通販サイトでの購入時はサービス利用不可 |
コーナン | ・引き取りサービスのPOPが貼ってある店舗のみ利用可能 ・コーナンPROはサービス対象外 |
ニトリ | ・自宅までの配送可 ・有料サービスとなる |
タンスのゲン | ・自宅までの配送可 ・有料サービスとなる |
ベルメゾン | ・セール商品の購入時はサービス利用不可 ・郵送料は自己負担となる |
引き取りの際に掛かる費用は店舗により異なるため事前に必ず確認をしておきましょう。一般的にホームセンター等で利用できる引き取りサービスは無料であることが多いですが、コタツの場合には製品が大き目であることが理由なのか有料となることが多そうです。
無料であれば買い替えのメリットもありますが、有料となる様であれば家電量販店で購入と処分を行うことと変わらないことにもなります。
また、購入するコタツの種類にも注意が必要です。基本的には同種類のものの買い替え時にのみ利用が可能なサービスとなるため、四人用のコタツを購入して一人用のコタツを処分できるとは限りません。こちらも店舗により条件が異なってくるため気を付けてください。
引き取りサービスを利用できる条件には、過去に同じ店舗で製品を購入した際のレシート等が必要となる場合がほとんどです。そのため、購入を証明できるものが無い場合は利用ができない場合が考えられるため、ややハードルが高いと言わざるをえません。
④ リサイクルショップで売却する
年式が新しく状態の良いコタツであれば、リサイクルショップや家具買取店に買い取ってもらうことが可能です。不要なコタツがお金に換わる非常にメリットの大きい方法だといえます。
ただし、どんなコタツでも買い取ってもらえるわけではありません。壊れているものはコタツとしての役割を果たすことができないので買取できません。たとえヒーター部分が壊れていなくとも、脚が折れていたり、天板が目に見えて汚れている場合などは、中古品としての需要も見込めないため買取は難しいでしょう。
また、売却シーズンにも気を付ける必要があります。コタツは季節性の強い家電です。誰しもが冬に購入をしたいと思うでしょう。したがって、買取需要は秋~冬にしかないということになります。
狙い目としては9~11月頃です。自分がコタツを使い終わった時点で売ろうとしている方は、季節的に需要がなくなっている可能性があるため注意してください。
しかし、コタツの中にはテーブルとして1年中使用できるデザインのものもあります。特に家具のブランド店が販売しているデザイン性の高いコタツは人気があり、年間通して需要が見込めるため季節関係なく売ることは可能でしょう。
自分のコタツが売れるかどうか不安だという場合は、店舗側へ問い合わせをして簡易査定をしてもらいましょう。「買い取れない」、「低価格だが買い取れる」、「一般的な価格で買い取れる可能性がある」、など買取可否について判断をしてくれるためおすすめです。
コタツ製造から9~10年経過している製品の場合、買取を行ってもらえない場合があります。これは、コタツの修理が行えない製品となる場合には商品価値が下がってしまうからです。一般的にコタツの製造メーカーによる修理部品の保管期間は10年とされています。したがって、10年以上が経過する製品は、問題なく使用ができるものであっても、中古品としての価値はほとんどなくなってしまうと考えられます。
⑤ フリマアプリやオークションサイトで売却する
コタツを売りたい場合には、フリマアプリやオークションサイトに出品するという方法もあります。こちらも売ることさえできれば不要なコタツをお金に換えることができます。
フリマアプリやネットオークションに抵抗がないという方は、ぜひコタツを出品してみてください。
コタツは新品で買おうと思ってもなかなか手が出しずらい価格帯にはなっているため、中古品でもいいから買いたいと思っている人は少なくありません。特にフリマアプリやネットオークションは個人売買の場として非常に人気であり、日々多くの人が自分のお目当ての商品がないか探しています。
注意点として、買取がされた後の配送に気を付けてください。コタツは大型家具の部類に入るため、それなりの配送料が掛かります。ですので、送料は5,000~10,000円程度はみておいたほうが無難でしょう。
この配送料を自分で支払うのか、もしく購入者に支払ってもらうのかで最終的な収支・金額のやり取りが大きく変わってきます。相手側に支払ってもらうよう交渉することはもちろん可能ですが、購入してもらえる可能性が低くなってしまうことは否めません。
フリマアプリやネットオークションは個人売買であるため気軽に利用ができるものの、交渉という手間が掛かり、買取成立するまでに時間が掛かってしまうことは覚悟しておく必要があります。
落札後、購入者には「テーブル(机・天板)」「布団」を送る必要があります。割合大きいサイズのものとなってくるため、どうしても送料が掛かってしまうことは否めません。一般的な中古価格相場が1.5~2万円程度であれば、送料は落札者が負担するものとして、商品が5000円程度で売れれば御の字かもしれません。
⑥ 友人・知人・欲しい人に譲る
友人や知人にコタツを譲って使ってもらうという方法もあります。無料で貰えるのであれば欲しいと言ってくれる人が周囲にいるかもしれません。
コタツはテーブルとしても利用ができるため、引っ越しをしたばかりで家具を探している方であっても受け取ってくれる可能性はあります。
ただし、欲しいと言ってくれる人の部屋に置けるサイズであるかどうかは忘れずに確認をしておきましょう。特にダイニングコタツなど複数人で使用する大型のものは注意が必要です。いざ譲ってみたはいいもののサイズが合わずに返却されてしまっては意味がありません。
また、どうやって受け渡すのかも相談しておく必要があります。自分か相手、どちらかがコタツを運べる車両を持っているようであれば気軽に運べますが、配送となると梱包や郵送料等の問題が出てきます。
たとえ友人や知人など顔の見知った相手といえど、後々トラブルになってしまわないようにお互いが納得したうえで譲ることが大切です。
⑦ 不用品回収を利用して処分する
不用品回収サービスを利用してコタツを回収してもらうという方法もあります。不用品回収サービスは家具や家電を処分するうえで非常に便利な手段です。費用こそ掛かってはしまいますが、そのぶんメリットが多数存在します。
まず、何といっても手間が掛かりません。ゴミ捨てのルールを調べる必要もなければ、売れるかどうか確認する必要もありません。相手と交渉したり相談したりといった労力もいりません。電話1本ですぐに回収してもらえます。
また、回収日時が指定できるという点も挙げられます。早ければ依頼当日に回収をしてもらえる場合もあり、粗大ゴミ回収のように収集場所まで運ばなければならないという状況にも陥りません。
加えて、コタツの搬出は全て業者スタッフにお任せができます。コタツであれば自力で運ぶことも不可能ではありませんが、簡単に運べるものではありません。ダイニングコタツであれば尚更です。そんな移動・運搬作業を全て行ってくれるというメリットがあります。
しかしながら、やはり費用面に関しては気にしておきましょう。費用は業者ごとに大きく異なるため、まずはコタツをいくらくらいで回収してもらえるのかどうか一度見積もりを出してもらってください。その見積り額に納得がいくようであれば正式に回収を依頼しましょう。
処分費用の相場とメリット・デメリット
こちらの項目では、コタツの処分方法に掛かる費用の相場とメリット・デメリットを分かりやすく表にまとめました。
処分費用の相場
処分方法 | 費用相場 |
粗大ゴミ | 300~2,000円程度 |
家電量販店 | 1,100円~ |
買い替え | 無料~5,000円 |
リサイクルショップ | 無料 |
フリマアプリ オークションサイト | 無料 ※配送料に注意 |
譲渡する | 無料 ※配送料に注意 |
不用品回収業者 | 4,000円~ |
メリット・デメリット
処分方法 | メリット | デメリット |
粗大ゴミ | ・行政サービスなため安心 ・処分方法としては安価 | ・サイズを測る必要がある ・天板と別回収になる場合がある ・予約時期に注意が必要 |
家電量販店 | ・リサイクルに貢献できる ・処分方法としては安価 | ・対応していない店舗もある ・サービス内容の確認が必要 |
買い替え | ・購入とのタイムラグがない ・無料回収の店舗もある | ・店舗持ち込みが必要な場合あり ・サービス内容の確認が必要 |
リサイクルショップ | ・無料で処分ができる ・季節を選ばない製品もある | ・買取されない場合もある ・通常は秋~冬のみ売却可能 |
フリマアプリ オークションサイト | ・無料で処分ができる ・スマホ1つで処分ができる | ・買取されない場合もある ・手間と時間が掛かる |
譲渡する | ・無料で処分ができる ・喜んでもらえる | ・サイズに注意が必要 ・受け渡し方法の相談が必要 |
不用品回収業者 | ・手間が掛からない ・時間が掛からない ・運び出しサービスがある | ・他の方法よりも費用が掛かる |
壊れていない綺麗なコタツであれば売却や譲渡といった方法がメリットが大きいでしょう。費用的にも満足のいく処分となる可能性が高いです。
しかし、壊れたコタツを処分したい場合は、ある程度費用が掛かってしまうことは覚悟し、処分の際に掛かる手間や時間を考慮して自分に合った方法を選ぶことが推奨されます。
基本的な処分方法として粗大ゴミ収集を選択したとしても、コタツテーブル(机・天板)とコタツ布団の両方を処分しなければならないため、実質2品を処分することになると考えられます。そのため、そもそも安くても費用はそれなりに掛かってくるものでしょう。
可燃ゴミとして処分できないのか?
コタツをゴミとして捨てたいという場合は、通常「粗大ゴミ」として捨てなければいけません。
しかし、例外もあります。自治体によっては「可燃ゴミ」や「不燃ゴミ」などといった普通ゴミとして捨てられるサイズになるまで解体することで、普通ゴミとして捨てても良いとしている場合もあるのです。
普通ゴミとして捨てられるのであれば特別な費用も掛かりません。排出可能日も1週間に1回以上はあるため、時間も掛からないでしょう。
ただしコタツの解体は容易ではありません。ノコギリなどの工具の準備は必須となります。解体場所を準備する必要もあります。解体した際に出た木くずなどを掃除する手間も掛かる可能性は十分にあります。
普通ゴミとして手軽に捨てたいという気持ちは多くの人が持っているかと思いますが、コタツの場合はかえって手間が掛かる作業となってしまうことは否めません。
結果的に、粗大ゴミ回収を利用したり、不用品回収業者へ依頼をした方がコストパフォーマンスとして満足のいくものとなるかもしれません。
コタツテーブル(机・天板)やコタツ布団を細かく裁断することができれば、一般ゴミとして捨てられないこともないでしょう。しかし、少しだけ粗大ゴミの排出量を抑えられるだけで、あまりメリットは感じられません。最終的には残った電熱ヒーター部を処分しなければならないことになるので、テーブル(机)部は素直に粗大ゴミとして捨てた方が楽でしょう。
コタツ布団の処分について
コタツと必ずセットで使用するであろうコタツ布団は、基本的にはコタツと一緒に処分をすることはできません。分別品目としても別けられている場合が多いでしょう。
粗大ゴミ回収を利用して別々の品目として申し込みをし、回収をしてもらうことは可能です。売却する際にコタツ本体と布団をセットにして売ることも可能な場合がありますが数としては少ないようです。
譲る際はセットにして譲渡するということも可能ですが、布団に関してはデザインや衛生面の関係上、受け取られないということもあります。
そのため多くの場合、使用済み布団・コタツ布団として分別処分をすることになりそうです。
不用品回収サービスであれば一括で回収してもらうことも可能なため、もし同時に廃棄処分をしたいというのであれば不用品回収業者への依頼が手間も掛からず便利でしょう。
布団の処分方法については以下記事にて詳しく説明をしておりますので、ぜひ参考にしてください。
コタツの処分にお困りなら『お助けうさぎ』にお任せください。

今回はコタツの処分方法について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
コタツの状態や使用年数、処分する時期、予算によっておすすめの処分方法は変わりますが、その中でもコタツを今すぐに手軽に処分したい場合には、不用品回収業者の利用がおすすめです。
お助けうさぎは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっている会社です。コタツの回収も承っております。コタツ布団も一緒に回収が可能です。屋内からの運び出しも当社が行いますので、お客様にお手間はお掛けいたしません。
不用品回収の他にも、粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理などあらゆるニーズにお応えいたします。ハウスクリーニングにも対応しておりますので、回収のついでに清掃をしてほしいというご要望にもお応えできます。
お助けうさぎの料金は分かりやすい定額パックをご用意しています。一番お得に処分できる金額でご提示いたしますので、余計な費用が掛かってしまうこともありません。
お問い合わせは24時間365日いつでも受け付けておりますので、まずはお見積もりだけという方もぜひお気軽にご相談ください。ご相談とお見積もりは無料で承っております。
お助けうさぎの不用品回収サービスについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの「マンガと動画でわかるお助けうさぎ」をご覧ください。
