灯油の捨て方5選|無料回収や引き取りについて詳しく解説
不用品別の処分方法「不要になったスマホの処分はどうしたらいい?」
「どのような方法で処分をするのが適切?」
「スマホを捨てる時、個人情報の扱いってどうなるの?」
現代社会では、『スマホ(スマートフォン)』はなくてはならない重要なアイテムとなっています。子どもから大人まで、年齢問わず1人1台は必ず持っている時代になりました。
しかし、生活必需品だからこそ日々使用をしていくにつれて、徐々に動作が遅くなって行ったりバッテリーが寿命を迎えるなどの変化も生じてきます。そのため、ほとんどの場合で概ね2年程度で新しいスマホに買い替えなければいけないでしょう。
すると、これまで使用していた古く使わなくなったスマホをどうするかの問題が出てきます。処分方法が分からずにずっと保管し続けているということはないでしょうか?スマホは決して捨てられないものではなく、ずっと溜め込んでいる必要はありません。
この記事では、スマホの代表的な処分方法について7種類を紹介いたします。手軽な処分方法や、要らないスマホをお金にかえる方法まで、さまざまな処分方法を徹底解説します。
スマホ(スマートフォン)の処分に困っている方は、ぜひご覧ください。
※当記事ではスマートフォンを「スマホ」と統一して表記いたします。
この記事を読むと以下のことが分かります。
・スマホの正しい処分方法
・処分をする際の注意点
・個人情報の取り扱いについて
スマートフォンとは?
スマートフォンは、携帯電話に続く次世代の電話機(携帯端末)として広く流通している製品です。
特徴としては、これまでの携帯電話と同様に通話機能があることはもちろんのこと、ウェブブラウジングが容易であったり、多くのアプリを使用できるなどの特徴があります。
よりパソコンに近い端末になっていると考えると分かりやすいものでしょう。
そのため、機能も充実しており販売価格もそれなりに高い金額となってきている傾向があります。
機種の種類について
まず、機種については大きく分けていくつかに分けることができます。広く流通している機種ごとのOSにより、大きく分けて2種類となります。
これらは、「Android」と「iOS」の2種類になりますが、これらOSに合わせて各機種の動作・品質や寿命なども大きく変わってきてしまいます。
特にAndroidの場合には、機種性能によってOSのサポート期限が短い傾向が強く、時間とともに使用できなくなる傾向が強いです。iOSの場合は、比較的寿命が長く安定した使用が望める場合が多いです。
スマホ自体の機種は非常に多く、デザインや機能も様々です。価格の安いローエンド向けのものから、価格が高く高性能なものまで存在しています。
昨今では、一般的なローエンドモデルを除き、様々な機種では非常に高い価格に設定されていることもあり、スマホ自体の価値はPC並になってきている傾向があります。
素材や寿命について
含まれている素材
スマホも携帯電話と同様に様々な部品や素材からできています。
実際に使用されている素材の量は極わずかと考えられますが、レアメタルなどの貴金属が使われているものです。そのような理由から、販売価格も高騰してしまうものと考えられます。
しかし、使用ができなくなったスマホ自体の価値はほぼ無い状態となるため、最終的にはゴミとして処分するしかないものになります。
貴金属関係のリサイクルによってお金を得られるようなことがあれば良いでしょうが、現状そのようなシステムは無いため、機種の売り時や処分のタイミングを間違えると損をしてしまうかもしれません。
使用できる期間や寿命
寿命に関しては、一般的に2~4年程度になります。これには動作面とバッテリー面の2つの要因があります。
いくつかの機種ではバッテリーを交換できるような仕様が無いものがあり、ほぼ使い切りの印象が強い機種もあるでしょう。バッテリーを交換してもらえたとしても、有料でお金は掛かってしまいます。
そのため、バッテリーの寿命を機種の寿命と考えて目安にしている人も多いかもしれません。
また、OSの更新によって機種自体の動作が不安定になってくる場合があります。これらは、Androidの機種で顕著でしょう。OSがバージョンアップされると、機種のスペックが対応しきれずにサポート切れになってきます。
Android機種の場合は、iOS機種に比べて2倍ほど寿命を迎えるのが早く、2年程度しか持たずにOSサポート切れとなる場合も多いです。逆にiOSの場合、OSのサポート期限は5年程度は設けられるため、長持ちします。
OSサポートに関しては、セキュリティ面の問題などもあるため、OSサポート時のみが問題なく扱える期間となり、現実的に使用期間が限られている状況にもなってきます。
捨てる場合は何ゴミ?
以外に捨て方に迷ってしまいがちなものですが、基本的に壊れてしまった電化製品等と扱いは同じ部類でしょう。しかし、スマホを自治体の一般ゴミの収集で捨てることはできない場合がほとんどです。
自治体によっては捨て方自体に指定がある場合があります。自治体では資源回収用のボックスが設置されている場合があるため、こちらを利用できれば無料で捨てることが可能です。
ただし、使わなくなったスマホをそのまま捨ててしまって良いかというと、そうではありません。
これまで使用されていたものでもあるため、大事なデータや個人情報が含まれ残されていないかどうかを十分に確認する必要があります。
捨てる際の注意点や確認事項については、改めて解説致します。
昨今では、スマホを不燃ゴミで捨てることはできず、資源回収ボックスにて捨てるように案内される場合がほとんどです。
スマートフォンの処分方法7選
スマホの中には個人情報や支払い履歴、パスワードなど大切なデータたくさん記録されているため、普通ゴミとしての処分はおすすめできません。
そのため、自治体によってはスマホを普通ゴミとして破棄するのを禁じているところもあります。
処分の際には、極力安全にスマホを捨てられる方法を選択するべきでしょう。ここでは、スマホを安全に処分できる方法を7種類紹介します。
スマホの処分方法7選
① 小型家電回収ボックスに入れる
② キャリアショップに引き取りを依頼する
③ 機種変更時に下取りプランを利用する
④ スマホ処分専門業者に依頼する
⑤ リサイクルショップに買取を依頼する
⑥ スマホ買取専門店に持ち込む
⑦ 不用品回収業者に回収を依頼する
① 小型家電回収ボックスに入れる
スマホはレアメタルが含まれている家電のため、小型家電リサイクル法の対象となっています。
貴重な資源を再利用してもらうためにも、スマホをゴミとして捨てるのではなく小型家電回収ボックスに入れてリサイクルに努めることをオススメします。
小型家電回収ボックスは家電量販店や公共施設に設置されています。設置場所が分からない場合は、自治体のホームページに掲載されていますので確認をしてみましょう。
小型家電回収ボックスの利用は完全無料のため、スマホを処分する際には積極的に利用したい処分方法です。
ただし、回収ボックスに入れたスマホは適切にリサイクルに出されることとはなりますが、個人情報に関しては自分で消去する必要があります。
回収ボックスにスマホを投入する前に、データのバックアップを取り、スマホを初期化してデータを消去してからボックスへ投入するようにしましょう。
② キャリアショップに引き取りを依頼する
スマホは、購入したキャリアショップに引き取りを依頼することができます。
他社のスマホであっても回収してもらえることがありますので、購入したショップが不明な場合は一度ショップに問い合わせてみると良いでしょう。
また、ショップによってはデータ消去サービスも行ってくれるため、合わせて対応してもらいたい場合はキャリアショップに引き取ってもらいましょう。データ削除サービスがない場合でも、自分でデータのバックアップをする方法や、削除する方法を教えてくれるショップも多数あります。
ショップに回収してもらったスマホは、「ケータイパンチ」という粉砕機を使い処分されることが多く、物理的に破壊をしてくれるので個人情報保護の観点からも安心な処分方法です。
希望をすれば目の前でスマホをパンチ処理してくれる場合もありますので、気になる方はショップスタッフに進言してみてはいかがでしょうか。
また、料金面も確認をしておく必要があります。無料で引き取りを承諾してくれるところもあれば、処分費用がかかる場合もあります。引き取りは無料だがデータ消去サービスは有料ということもあるので、料金が気になる方は事前に確認をしておきましょう。
意外に知られていないかもしれませんが、不要な携帯電話やスマホは携帯キャリアショップで無料で引き取ってもらうことが可能です。
③ 機種変更時に下取りプランを利用する
スマホの買い替えを検討している方は、機種変更時に下取りを依頼することができます。古い機種をスムーズ処分することができるため、後で処分に困ることもなくなるでしょう。
スマホの契約プランの中には、数年間分割払いを行った後に下取りを行い効率よく新機種へ乗り換えられるプランが存在します。
下取りプランに加入してスマホを数年使えば、指定年数に達した際に分割支払いの残額を払わず次の機種を購入できます。
スマホの下取りプランを実施しているのは、以下のケータイキャリアです。
スマホ下取りプランを実施しているケータイキャリア
・au
・ソフトバンク
・ワイモバイル
・NTTドコモ
・楽天モバイル
・ahamo
・UQモバイル
スマホの下取りプランに加入しているかどうかは、契約書類などで確認ができます。
下取りプランに加入しており、かつ下取り可能な使用年数に足していたら、古いスマホを引き渡し新たな端末を購入できるので手軽です。
支払い残額がすべて無料になることも多いため、同じキャリアを利用し続ける予定がある方は、積極的に下取りプランを利用できた方が良いでしょう。
④ スマホ処分専門業者に依頼する
スマホ処分を専門で行っている業者に、処分を依頼するのもおすすめの方法です。
スマホの処分を専門としているので、データの取り扱いにも長けています。処分前にスマホ内のデータを完全消去してくれるので安心な処分方法といえるでしょう。
電源の入らない壊れてしまったスマホのデータ消去も可能なため、壊れたスマホを安全に処分したい方はぜひ専門の業者を利用してみてください。
個人情報を取り扱う観点からも信頼性は高く、費用と手間が掛かっても良いのであれば必ず利用した方が良いでしょう。
⑤ リサイクルショップに買取を依頼する
まだ使用できるスマホを処分をしてしまうのはもったいないと思っている方は、自分でデータ消去をしたうえでリサイクルショップに持ち込んでみるのはいかがでしょうか。
処分費用は無料かつ、いらなくなったスマホをお金にかえることができます。
スマホは中古であっても需要が高いため、綺麗な状態であれば査定してもらうことで数千円~数万円で買取を行ってくれます。最新機種や人気のある機種、付属品や外箱が綺麗に揃っている場合は、高価買取も期待できるでしょう。
ただし、買取を依頼する前に必ず自分でデータ消去を行ってください。
リサイクルショップ側ではデータ消去を行っていない場合が多く、初期化されていないスマホを査定に出してしまうと買い取りを断られてしまう場合あるので気を付けましょう。
また、古すぎる機種や機能面に不備があるスマホの場合も買い取りを拒否される可能性があります。
販売されてからさほど年数も経っておらず、機能的にも十分に使用できるスマホを処分したいとお考えであれば、この処分方法が最適でしょう。
⑥ スマホ買取専門店に持ち込む
リサイクルショップではなく、スマホの買取を専門に行っている店舗に買い取ってもらうこともできます。こちらも無料で処分ができるだけでなく、不要なスマホがお金にかわるのでメリットは大きいと言えます。
リサイクルショップと違い、ジャンク品(ボタンが効かなかったり、画面にヒビが入っている等)の買取も行っている店舗も珍しくありません。リサイクルショップで買取を断られてしまったスマホは、スマホ買取専門店での買い取りを検討してみるとよいでしょう。
もちろん、最新機種の買取価格はリサイクルショップ同様に高い傾向にあります。
新旧問わずスマホの買取を依頼できるため、少しでも買い取りの可能性を上げたいという時は、スマホ買取専門店での売却がおすすめです。まずは、インターネットでお店を検索をしてみましょう。
ただし、こちらの買い取りに関してもデータの消去は自分で行う必要があります。買取前に必ず個人情報の取り扱いについて確認が行われるので、忘れず消去しておきましょう。
⑦ 不用品回収業者に回収を依頼する
スマホを不用品回収業者に依頼して処分をしてもらうのも1つの方法です。
不用品回収業者は家庭から出た不要なものを回収して適切に処分をしてくれる業者となるので、スマホを処分したいと思った時に家具や家電など他にも処分したものがあるという場合には便利な方法です。
分別や梱包をする必要はないので、不要なものを指示するだけで済む手軽な処分方法でもあります。日時の指定もしやすいため、好きなタイミングで回収を行ってくれるのも嬉しいポイントです。
業者によって、回収料金やデータ消去サービスの有無は異なりますので、まずは複数の業者に声をかけて相見積もりをとり、サービスと料金を比較してみると良いでしょう。
処分方法ごとのメリット・デメリット
ここまで説明をした処分方法の中で、ご自身にどの方法が向いてるかを改めて確認をするためにも、処分方法ごとのメリットとデメリットを比較してみましょう。
【処分方法】 | 【メリット・デメリット】 |
小型家電回収ボックス | 【メリット】 ・無料で処分できる 【デメリット】 ・自身でデータ消去をする必要がある ・ボックスの設置場所が近場にない場合もある |
キャリアショップ で引き取り処分 | 【メリット】 ・データ消去を行ってくれるところが多い ・パンチ処理を行い廃棄を目視で確認できる ・無料で処分できる 【デメリット】 ・ショップに直接行く必要がある ・他社製品は受け付けは確認が必要 |
機種変更時 に下取りに出す | 【メリット】 ・分割払い残額を減らせることがある ・無料で処分できる ・データ消去を行ってくれるところが多い 【デメリット】 ・専用プランに事前加入している必要がある ・壊れたスマホは下取り不可能なこともある |
処分専門業者に依頼 | 【メリット】 ・壊れたスマホでもデータ消去可能な場合がある 【デメリット】 ・処分費用がかかる ・データの消去方法は業者により異なる |
リサイクルショップ に買取を依頼 | 【メリット】 ・お金に換えられる ・最新機種や人気機種なら高額買取も期待できる 【デメリット】 ・自身でデータ消去をする必要がある ・壊れたスマホや古い機種は買取不可能 |
スマホ買取専門店 に買取を依頼 | 【メリット】 ・お金に換えられる ・最新機種や人気機種なら高額買取も期待できる ・壊れたスマホでも買取してもらえる可能性がある 【デメリット】 ・買取機種を限定している場合がある |
不用品回収業者 に回収を依頼 | 【メリット】 ・ほかの不用品と一緒に処分できる ・壊れたスマホも処分可能 【デメリット】 ・データ削除サービスがあるかは業者により異なる ・処分費用がかかる |
上記の表を参考に、ご自身に合ったスマホの処分方法を選んでみてください。
自治体のゴミ回収に出せない理由
ここまで記事を読んで、「なぜスマホを普通ゴミで捨ててはいけないのか?」そう不思議に感じた方も多いでしょう。
サイズが小さいため容易に普通ゴミとして捨てることもできそうに思えるスマホですが、おすすめはできません。
なぜスマホを自治体のゴミ回収で捨ててはいけないのか、3つの理由を紹介します。
スマホの処分に自治体のゴミ回収をおすすめしない理由3つ
① 個人情報が流出するリスクがある
② 火災が起きるリスクがある
③ 多くの自治体でリサイクル家電に該当する
① 個人情報が流出するリスクがある
スマホにはたくさんの個人情報が含まれています。適切な処分を行わなければ、個人情報が盗まれ、悪用されてしまう恐れがあるので非常に危険です。
スマホの中にある個人情報
・電話番号
・メールアドレス
・通信履歴
・ウェブページの閲覧履歴
・クレジットカードなどの支払い情報
・写真や動画など個人特定が可能なメディア
・住所や訪れた場所の位置情報 など
正規ルートで処分する場合、基盤は専用の機械で完全に破壊されるため、情報の盗難は起きません。
しかし、普通ゴミとしてスマホを捨てた場合、基盤が残ったままの状態になってしまうため情報漏洩が極めて起きやすくなるといえるでしょう。
ゴミ袋に入れたスマホを誰かが持ち出してしまう可能性もありますので非常に危険なのです。
② 火災が起きるリスクがある
スマホの中には、リチウムイオン電池と呼ばれる電池が搭載されています。
この電池はデジカメやビデオカメラ、ノートPCなどにも使われていますが、このリチウムイオン電池には高温下で発火しやすいという特徴があります。
リチウムイオン電池はエネルギー密度が高いうえに、電解水に可燃性の物質が含まれています。そのため、過充電・高温下で突然発火し、火災を起こすリスクが極めて高いのです。
普通ゴミにスマホなどのリチウムイオン電池を含む家電製品を出したことにより、ゴミ収集車の中で電池が燃え、火災が発生してしまったという事例も実際にあります。
最新式のスマホは電池の取り出しが難しく、個人で分解をすることはとても困難であり、事前の対処もしきれないことも理由の1つです。
火災を防ぐためにも、普通ゴミでスマホを捨てることはやめておきましょう。
③ 多くの自治体でリサイクル家電に該当する
平成25年より施行された環境省の政策「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(小型家電リサイクル法)」には、スマホを再生資源としてリサイクルするよう記載されています。
これに基づき、スマホを普通ゴミに出すのは規則上禁止している自治体がほとんどです。
自治体がスマホの回収を行う方法の1つが、小型家電回収ボックスでの回収です。普通ゴミとして回収をしない代わりに、専用のボックスを設けているかたちとなります。
小型家電回収ボックスは、家電量販店や公共施設など自治体の各所に設置されています。設置場所は自治体のホームページなどに掲載されているので、面倒だからといって普通ゴミで捨てるのではなく、定められた正しい方法でスマホを捨てるようにしましょう。
スマホを処分する際の注意点
スマホを処分する際の注意点は、以下の4つです。
スマホを処分する際の注意点
① 必ずバックアップを取りデータ消去をする
② SIMカードを抜いておく
③ 分割払い中のスマホは買取処分できない
④ 壊れた端末はショップや専門店に持ち込む
① 必ずバックアップを取りデータ消去をする
スマホを捨てる前に、必ずバックアップを取ってからデータ消去を行いましょう。次に使用するスマホにデータを移し替える場合、バックアップを取ったデータが必須になります。
まだ壊れていないスマホの場合、バックアップはキャリアのデータ移行サービスを利用すれば簡単に移行できます。
スマホに撮り貯めた動画や写真、個人情報などのデータを失わないためにも、データ消去前にバックアップを取るのは忘れないでください。
② SIMカードを抜いておく
スマホを処分する前には、必ずSIMカードを抜きましょう。SIMカードを抜き忘れると、中に入っている情報を盗まれる可能性が非常に高くなるためです。
本体のデータを削除したとしてもSIMカードに情報が残っており、不正利用の被害に遭う例は国内外問わず多数報告されています。
特に売却にてスマホを処分する場合には、個人情報の不正利用を防ぐためにSIMカードは絶対に抜いておいてください。
③ 分割払い中のスマホは買取処分できない
原則として、分割支払いを終える前のスマホは買取処分できません。買取を行っている業者はありますが、トラブルが非常に発生しやすいためおすすめできません。
まだ分割代金の残っている端末は、業者に売り渡されたあとも「赤ロム」として扱われます。 赤ロムとは、分割支払いが残っている状態のスマホ端末を指す言葉です。
元の持ち主が分割代金の支払い遅延をすると、赤ロムはキャリアから遠隔操作でロックされ通信制限をされてしまいます。持ち主に関係なく端末ロックは起こるため、その結果買取を行った業者や端末を買った現在の持ち主から損害賠償請求をされることは珍しくないのです。
まだ支払いが残っている端末を買取処分に出すのは非常にリスクがあるため、絶対にやめましょう。
どうしてもスマホを処分しなければならない場合は、スマホを購入したキャリアショップに行き、事情を話して今後の対応を相談してみることをおすすめします。
どうしても処分をしなければならない場合には、スマホを売却した後に得た金額で支払いをしっかり完済することが重要でしょう。
④ 壊れた端末は必ずショップや専門店に持ち込む
故障した端末のデータを自分で取り出すことは不可能に近いです。データを削除する前に端末が壊れてしまったら、キャリアショップやデータ削除ができる専門店にスマホを持ち込んでください。
データ削除を行わないままスマホを処分してしまうと情報漏洩のリスクが高くなってしまいます。
ご自身の個人情報を守るためにも、壊れたスマホを処分する際には必ずデータ削除をしてくれる場所に持ち込んで処分をしてもらいましょう。
安全なスマホのデータ削除方法
「自分でスマートフォンのデータを完璧に消去できる自身がない…」
そう悩んでいる方も、少なくはないでしょう。
ここでは、安全にスマホのデータを削除する方法を、5つのステップに分けて紹介します。
スマホのデータ削除5ステップ
① バックアップをとる
② おサイフケータイのデータを移行・削除する
③ アカウントとスマホの紐付けを削除する
④ 端末やデータを暗号化する
⑤ 初期化する
スマホのデータを削除するだけでなく、アカウント情報やおサイフケータイのバックアップを取る方法も説明するので、ぜひ参考にしてください。
① バックアップをとる
まず、スマホに入っているデータのバックアップを取りましょう。
キャリア指定のデータ移行サービスなどを使い、必要なデータのバックアップをはじめに取っておいてください。
データ削除を終わらせてからでは、スマホの中のデータを取り出すことは二度とできなくなってしまいます。
② おサイフケータイのデータを移行・削除する
おサイフケータイのデータ移行も行いましょう。
アプリのメニュー内にある「メモリ使用状況」を確認しながら、おサイフケータイに紐付けた全ての支払い方法のデータを引っ越ししてください。
おサイフケータイアプリ内には使用履歴等の情報が記録されている場合があるため、アプリ内のメモリグラフが0になったら引っ越しは完全に完了です。
データ移行してもメモリ内にデータ残留がある場合には、キャリアショップでデータ削除をしてもらうのがおすすめです。
③ アカウントとスマホの紐付けを削除する
Google・Appleなどのアカウントとスマホの紐付けを解除することも忘れてはいけません。
アカウントの紐付けを解除しないと、スマホから支払い履歴などの個人情報を盗まれる確率が高くなります。
アカウントをスマホから削除し、端末をまっさらな状態に変えておきましょう。
④ 端末やデータを暗号化する
あまり一般的な対応ではありませんが、端末に残留したデータを他人に解析できないよう暗号化しておけば、情報漏洩の危険性は一気に下がります。
スマホの設定メニューにある「端末の暗号化機能」か専用のアプリで中に残った残留情報をすべて暗号化しておけば安心でしょう。
暗号化には非常に長い時間と電池残量が必要なことが多いため、時間に余裕がある状態で端末を充電しながら行うのがおすすめです。
⑤ スマホを初期化する
すべての作業が終わったら、最後にスマホを初期化します。初期化は端末内の設定メニューにて簡単に行うことが可能です。
特にバックアップデータが無かったり、細かい対応をする必要がなければ、こちらを実行しておくと確実でしょう。
初期化を行えばスマホが工場出荷時の状態に戻ることになります。ここまでの作業を終えれば、安心して処分をおこなって良いと言えるでしょう。
いらなくなったスマホの処分は『お助けうさぎ』におまかせ!
今回はスマホのおすすめの処分方法を紹介しました。
スマホは小型家電リサイクル法の対象となっており、普通ゴミとしての処分が難しく、適切な方法で捨てなければいけません。
適切な方法といっても、選択肢は7つありますので、ご自身に合った処分方法を検討してみてください。
また、スマホ以外にも捨てたいものがある場合や、急いでスマホを捨てなければいけないという場合は、ぜひ『お助けうさぎ』の不用品回収サービスでの処分をご検討ください。
個人情報の取り扱いには細心の注意を払っており、スマホだけでなくパソコンやハードディスクなどの回収実績も多数ございますので、安心してスマホの処分をご依頼いただけます。
お助けうさぎは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっている会社です。不用品回収の他にも、粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理などあらゆるニーズにお応えいたします。
スマホの他にも家具や家電など処分したい品物があれば一括で回収させていただきます。手間がかからず、時短で処分をできるのがお助けうさぎの不用品回収サービスです。
ご利用料金は分かりやすい定額パックをご用意しています。一番お得に処分できる金額でご提示いたしますので、余計な費用が掛かってしまうこともありません。金額にご納得いただけなければキャンセルも可能です。
お問い合わせはLINE、メールにて24時間365日いつでも受け付けておりますので、まずはお見積もりだけという方もぜひお気軽にご相談ください。
お助けうさぎのサービスについて更に詳しく知りたい方はこちらの「マンガと動画でわかるお助けうさぎ」も併せてご覧ください!