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学習机の処分方法8選|無料回収や引き取りについて詳しく解説

「学習机ってゴミとして捨てられるのかな?」
「壊れていない学習机を捨ててしまうのはもったいないな…」
「重たくて移動させることができない!学習机を簡単に処分できる方法はないのかな?」

学習机は子どもが勉強をする際に用いる机として非常に多くのご家庭で所有されています。その役割は確立されたものであり、実際に利用をしたことがあるという人はもちろん、自分の子ども用に購入したという人も大勢いるでしょう。

そんな学習机ですが、長い期間安全に使用ができるよう頑丈に作られているため、簡単に壊れたりすることはなく、処分をするという機会が来ることも滅多にありません。

しかし、子どもが成長したため学習机を使う人がいなくなったという理由で処分を検討する機会はやがて訪れます。引っ越しをして部屋のサイズと学習机のサイズが合わなくなったために処分をしなければいけなくなったということもあるかもしれません。実家の家財整理の一環として、自分が子どもの頃に使用していた学習机を捨てる必要があるという人もいるでしょう。

そこで、本記事では学習机の捨て方・処分方法についてご紹介します。処分に掛かる費用や注意点なども含め詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

この記事を読むと以下のことが分かります。

・学習机の処分方法
・処分費用の相場や注意点
・捨て方ごとのメリット・デメリット

学習机について

学習机とは、学習・勉強をするために設計された机です。「学習机」と呼ばれることもあれば、「学習デスク」「勉強机」と呼称されることもあります。

ノートや教科書などを余裕をもって広げられるデスク、文房具などの勉強道具をいくつも収納しておくことができる引き出し、ランドセルや学習鞄を吊るしておくことのできるフック、その他デスクライトやコンセント、本棚が付いているなど、非常に多機能で優れものの机であることが分かります

一般的には小学生、中学生、高校生が自宅で勉強をするために用いられますが、年齢の制限があるわけではなく大人であっても使用することは可能です。

デザインにこだわりのある製品も多く、性別や年齢関係なくお気に入りの1品を見つけることも容易です。特に子どもにとっては自分だけのお気に入りのスペースができるとして学習机選びに奮起する子もいるでしょう。

キャラクター物の机など、小学生が好むデザインの製品を購入するご家庭は多いでしょう。昔ながらの「the 学習机」というものも、未だに人気が高いものでもあります。昨今では、デザイン性にとらわれず長い期間使用できるオシャレな学習机の人気が高まっています。

種類

学習机は非常に多機能である製品ですが、形状、デザインに関しても豊富に取り揃えられている製品です。ひとえに学習机といっても使用者や使用用途に合わせて選ぶことができるラインナップに富んだ机といえるでしょう。

平机タイプ(フラットタイプ)

学習机の中では最もシンプルなデザインといえるタイプです。卓上には本棚などが設置されておらず、デスク部分を広々と使用することができるようになっています。引き出しなどの装飾品も最低限付いているのみで、「机を使うこと」に特化した形状となっています。

学習机はサイズも大きく、設置する場所によっては圧迫感を感じるという場合もありますが、この平机タイプであれば圧迫感も気にならないでしょう。

棚付きタイプ(スタンダートタイプ)

デスク上に棚が付いており、本を立てかけておくことはもちろん、文房具や時計を置いておいたり、お気に入りの雑貨を飾っておくことが可能となっているタイプです。何かと準備する物が多い学生にとって、この棚付きタイプのような収納スペースが多い机は非常に役に立つ存在となるでしょう。

棚に置いておけるということは、わざわざ引き出しを開けて物を取り出す必要がないということでもあり、教科書などがすぐ手に取れるとして勉強効率も申し分ないものとなっています。

天板昇降タイプ

机部分の高さを変えることのできる学習机です。子どもの成長に合わせることが目的となっています。

子どもの成長スピードは著しいものであり、身長もすぐに変わってしまうでしょう。そんな状況で、成長したからとわざわざ学習机を買い替えることは現実的ではありません。

かといって、サイズの合わない学習机を使い続けるのも子どもにとってはストレスとなってしまうでしょう。天板昇降タイプはそんな悩みを解決できるとして、大人からも子どもからも人気があります。

組み替えタイプ

通常は机部分と収納棚などが一体型となっている学習机ですが、この組み替えタイプは各パーツごとに配置を変えることが可能となっています。

部屋の模様替えついでに学習机のレイアウトを変えてみたり、机と棚を別の箇所に設置してスペースを有効活用してみたりと、様々な使い方ができる優れものです。引っ越しをして部屋のサイズが変わってしまったという時も、この学習机であれば配置に困ってしまうことはないでしょう。

ロフトベッドタイプ

学習机の上部にベッドが備え付けられている非常に大型の学習机です。いわゆる二段ベッドの形状をしており、一段目の部分に学習机が収まっている形となっています。ベッドスペースを確保するために横幅が200cm近くあり、その横幅を活用して収納スペースも非常に多く設けられています。

サイズが大きいため設置場所は限定されてしまいますが、学習机部分がまるで秘密基地のような雰囲気となっており子どもにはかなり人気のあるタイプといえるでしょう。

その他

上記は一般的に流通している種類ではありますが、学習机は他にも様々なデザイン・形状のものが販売されています。

二人並んで座ることができるツインデスクや、机の横に収納スペースを確保したL字型デスクなど形状に特徴のある学習机もあります。現代では学習方法も多様化してきており、それに合わせてパソコンやタブレットを設置できる場所を設けた学習机も登場しています。

いかに効率良く、楽しく、積極的に勉強ができるかが考えられたり、様々な学習机の製造がなされているかが分かります。

素材や材質

学習机は木製であることがほとんどです。長く使い続けることが目的であることと、子どもが安全に使用することができるよう耐久性に優れている製品でなければいけないという理由が大きいでしょう。

また、心理的要因もあるとされています。木製家具は温かみがあり、心を落ち着かせるとして、集中して勉強をする環境としては最適だといえるでしょう。

しかし、木製以外の学習机ももちろんあり、スチール製であったり、プラスチック製のものも存在します。数としては多くはありませんが、木製よりも軽量であり移動が便利であるとして需要が見込まれる材質です。

価格相場

学習机の価格相場は3~5万円程度となります。耐久性に優れており多機能な学習机は決して安価で購入ができる製品ではありません。

しかし、頑丈であるからこそ長期間使い続けることが可能であり、一度購入をしてしまえば子どもが机を必要としなくなる年齢になるまで買い替える必要もありません。

大きな買い物とはなるものの、コストパフォーマンスとしては優秀だといえるのではないでしょうか。

小学校入学から中学を卒業するまでの9~10年間ほどは平均して使用されると考えられます。長い目で見て考えると、決して高すぎる買い物ではないでしょう。

寿命と処分時期

学習机に明確な寿命はありません。10年、20年と使い続けることが可能です。使い方によっては傷が付いたりすることもありますが、完全に壊れてしまうということはほとんどないでしょう。

ではいつ処分すべきなのかというと、学習机の利用を終えるタイミングが処分時期であるといえます。たとえば子供が小学校に入学する際に購入をした場合、学習机の利用を終えるのは小学校卒業時、中学校卒業時、もしくは高校卒業時が一般的です。

すなわち、購入してから7年後、10年後、13年後に一度処分を検討する時期が訪れることとなります。

しかし、人によっては学生卒業後であっても日常生活で使い続けることもあるでしょう。近年では在宅ワークが増えてきたこともあり、仕事用のデスクとして使っているという人もいるかもしれません。

結果として、年齢関係なく学習机を使う機会が全くなくなってしまったというタイミングで処分を進めることとなります。

どのような理由で不要となってくるのか?

デザイン性

学習机を処分するに至る理由の一つにデザイン面の問題が出てきます。やはり学習机は小学生向けに作られているものでもあり、小学校を卒業する頃になると「ダサい・カッコ悪い」というイメージが付き、徐々に使わなくなってくる傾向にあります。

インテリア・デザインを意識すると7年、10年以上そのままの使い続けるには少し厳しいかもしれません。

機能性

よくある学習机の場合、ライトや電飾が施された棚が付属することが多いです。上手く使うことで不便なく使用し続けることはできますが、机を広く使用したい場合にはそのうち邪魔になってきたりします

かといってどこかに仕舞ったりすることができるほどコンパクトなものでもないので、そのまま設置した状態で使い続けるということは多いでしょう。

小学校を卒業するくらいの時期になると、全体的に学習机の使用感が変わってきてしまう面が出てくるでしょう。

全体的に邪魔になってくる

学習机は、机本体と卓上の電飾棚、椅子がワンセットになっているものです。そのため、個別にどちらかを使用し続けるというよりは、セットで使っていくものでもあります。

その時々の状況で、椅子を変えたり電飾棚を外したりと、上手く使用していくことが考えられますが、最終的に扱いづらくなってきてしまうという面があります。

捨て時がある

小・中・高校と、学業が節目を迎えるタイミングとなると、子供の成長などに合わせて学習机を卒業する機会も訪れます。特に「何とか中学生のうちは使っていたけど…」という状況になることが多いかもしれません。

本格的に勉強に取り組む状況となってくると、シンプルな机・デスクに需要が集まり、それに合わせて学習机を処分をするという流れが多いかもしれません。

何ゴミで捨てられるのか?

学習机は「粗大ゴミ」として捨てることが一般的です。

理由は学習机のサイズにあります。粗大ゴミというのは家庭から出る大型のゴミのことを指し、対象品の最大辺の長さが30~50cmを超える場合は粗大ゴミと見なされることとなります。学習机はこのサイズを優に超えることは確実であるため、粗大ゴミとして捨てることとなります。

しかし、工夫さえすれば「可燃ゴミ」として捨てることも可能ではあります。粗大ゴミとしての捨て方、可燃ゴミとしての捨て方、どちらもこのあとご紹介させていただきますので参考にしてください。

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学習机の処分方法8選

学習机の処分方法はいくつかありますが、今回はおすすめの方法を8種類ご紹介します。

① 普通ゴミとして処分する
② 粗大ゴミとして処分する
③ 買い替え時に処分する
④ リサイクルショップで売却する
⑤ ネットオークションやフリマアプリで売却する
⑥ 寄付をする
⑦ 知人・友人に譲る
⑧ 不用品回収を利用して処分する

一つずつ順番に解説していきますので、ご自分に合った学習机の処分方法を見つけてみてください。

① 普通ゴミとして処分する

先述では学習机は粗大ゴミとして捨てることが一般的であるとご紹介しましたが、工夫さえすれば可燃ゴミなどの「普通ゴミ」として捨てることが可能です。普通ゴミとして捨てられるのであれば回収自体は無料でおこなってもらえるため、処分費用的には非常にリーズナブルです。

ただし、捨てる前に学習机を解体しなければいけません

普通ゴミにはサイズ上限が存在します。そのサイズ上限はおおよそ30~50cmとなっており、これを超えるゴミは普通ゴミとして捨てることができず、粗大ゴミとして捨てる必要があります。

自治体によりサイズ上限は異なりますが、学習机の場合はかなり細かく解体しなければいけないということが分かります。

電動ノコギリなどの工具があれば解体することも不可能ではありませんが、簡単にできるものではありません。相応の労力が掛かってしまうことは覚悟しておきましょう。また、解体中に怪我をしてしまう恐れもあるため十分に気を付けてください。

少しでも不安がある場合は、無理をせず別の処分方法を検討することをおすすめします。

机本体・電飾棚・椅子と、3点をまとめて粗大ゴミで処分しようとすると意外にお金が掛かります。そのため、手間でないようであれば、解体して一般ゴミで捨てるというのも出費を抑える良い考えかもしれません。

自治体によっては「解体をしても、元のサイズが規定サイズを超える場合は普通ゴミとして捨ててはいけない」とルールが決められている場合もあります。解体をする前に、一度お住いの地域のゴミ捨てルールについて確認しておきましょう。

② 粗大ゴミとして処分する

続いて、粗大ゴミとして学習机を捨てる方法をご紹介します。こちらも普通ゴミと同様に自治体の運営するサービスとなり、大型のゴミを処分したいという時に利用をする回収方法です。

普通ゴミと異なる点は、事前申し込み制であることと、有料回収であることが挙げられます。申し込みの方法については電話やインターネット申請であることが多いですが、自治体によって方法が異なるため必ず事前に確認をしておきましょう。

また、回収費用についても自治体により異なります。以下は一部自治体の例です。

自治体回収費用
東京都板橋区1,300円
東京都大田区1,300円
東京都西東京市1,000円
埼玉県三郷市1,500円
埼玉県さいたま市550円
千葉県市川市520円
千葉県習志野市2,200円

費用については申し込みの際に聞くか、もしくは自治体のホームページで確認をすることができますが、ホームページで確認をする際は品目名に注意してください。「学習机」という名称で掲載されている場合もあれば、「」「片袖机」「両袖机」という総称で掲載されている場合もあります。

各自治体では、学習机と明記されている場合もあれば、単純に「机」「椅子」として処分を進めなければならない場合も多いです。上記のように、意外に処分費用が掛かってくることが分かります。

また、排出方法についても注意が必要です。粗大ゴミ回収は通常、玄関先などの屋外で行われます。回収員が自宅内まで取りに来てくれるということはありません。したがって、自分自身で学習机を外に運び出さなければいけないということになるのです。

運搬をする際は複数人で運び、怪我をしてしまわないよう細心の注意を払って運びましょう。壁や床を傷つけてしまわないよう配慮する必要もあります。運び出しは地味に大変で場合によっては解体をして運び出す必要もあるでしょう

申し込み時期にも注意が必要です。粗大ゴミ回収は年末年始と春先に需要が高まり、非常に混雑します。学習机は卒業シーズンでもある春先に処分を検討することが多いため、ちょうど混雑時期と重なってしまうこととなります。処分を急いでいないようであれば、混雑時期を過ぎてから申し込みをすることをおすすめします。

③ 買い替え時に処分する

もし学習机を買い替えなければいけないという時は、新しく学習机を購入するお店の「不要家具引き取りサービス」を利用できる可能性があります。

この引き取りサービスは、「同種類の家具を購入した時のみ」に利用できるという条件が定められている場合が多いので、まだ子どもが在学中だけれど学習机が壊れてしまった、兄弟で使用し続けようと思っていたけれどお下がりを嫌がられてしまった、などという場合にはぜひ利用したい方法です。

どのお店でも行っているサービスではないため確認は必要ですが、学習机の購入を検討しているお店があるのであればぜひ聞いてみましょう。以下は実際に引き取りサービスを行っている店舗の一例です。

店舗サービス詳細
ニトリ・4,400円でサービスの利用が可能
・組み立て式の学習机は対象外
・一部店舗ではサービス利用不可
IKEA・IKEA製品のみ引き取り対象
・良品は買取となる場合あり
・使用が危ぶまれるものは引き取り不可
タンスのゲン・購入品の最低価格条件あり
・10,000円~の有料サービス
・同等サイズ品の購入に限る
ルームズ大正堂・購入品の最低価格条件あり
・2,000円でサービスの利用が可能
・東京・神奈川限定サービス

上記の表で分かる通り、店舗により引き取り条件が異なります。引き取りサービスを利用したい場合は、条件に付いて必ず確認をしておきましょう。

特に、配送での回収となるのか、学習机の運び出しは屋内から行ってくれるのかは重要です。店舗によっては玄関先でのみ引き渡しができると条件を出している場合もあるため、サービスを依頼したはいいものの結局運び出しができずに引き取ってもらえなかったということがないように詳細に確認をしておくことが大切です。

実質的に古い学習机を処分してもらえることにはなりますが、あくまでも新たな製品の購入が条件となります。学習机のみ単品を処分してもらうことはできませんので注意しましょう。また、買い替えの際は現在使用中の学習机の購入を証明する必要がある場合があります。

④ リサイクルショップで売却する

リサイクルショップに学習机を買い取ってもらうというのも一つの方法です。無料で学習机を処分できる方法であり、なおかつお金に換えることのできるメリットの大きい方法となっています。

ただし、買い取ってもらえるのは壊れていない学習机に限ります

耐久性の高い学習机が壊れるということは滅多にありませんが、例えば天板の一部が割れてしまっている、引き出しの前板が外れてしまっている、付属の電気スタンドやコンセントが故障し利用できない、こういった場合は買取が難しくなってしまうでしょう。

シールが貼られていたり、落書きがされていたりと、使用感が著しい学習机も買取には向いていません。あくまでも壊れておらず、綺麗でこれからも十分使い続けられるものに限られることとなります。

非常に強度が強い学習机の場合、傷やスレなどの具合が大きく評価に影響してしまう可能性があります。また、色褪せなどが目立つ傾向にあるため、事前にしっかりと汚れを落とすなどの対応が重要と考えられます。

また、他の処分方法と同様に、運搬方法についても注意する必要があります。リサイクルショップの買い取り方法には店頭買取宅配買取出張買取の3種類があります。店頭買取は学習机をショップ店頭まで自分で持って行かなければいけません。宅配買取は宅配業者を利用して配送をする方法ですが、大型家具の場合は配送料が高くなってしまうため店舗によっては断られてしまう可能性があります。

出張買取はショップ店員が自宅まで来てくれて査定をしてくれる方法となるため、学習机を売りたいという時は出張買取を選ぶことをおすすめします。ただし、遠距離出張の場合は出張料金が別途掛かってしまう可能性があるため注意が必要です。

リサイクルショップで買い取ってもらう場合には、多くの場合で出張買取を利用することが前提になってくるでしょう。そのため、運よく売れたとしても掛かってくる買取作業対応費が差し引かれるため、そこまでお金が残ることはないかもしれません。

⑤ ネットオークションやフリマアプリで売却する

ネットオークションやフリマアプリに出品して買い取ってもらうという方法もあります。こちらもリサイクルショップと同様に、不要な学習机がお金に換わる嬉しい処分方法です。

リサイクルショップとの違いは出品する製品に限りがないという点にあります。壊れてさえいなければ、リサイクルショップで買取を断られてしまった学習机でも売ることが可能です。多少汚れや傷やシールが付いていても買ってくれる場合があります。

ネットオークションやフリマアプリは非常に人気の売買方法となっており、人気のサイトであれば月間2万人以上の人がやり取りをしているほどです。リサイクルショップで売るよりも買ってもらえる確率が高いといえるでしょう。

しかし、注意が必要なのは落札してもらえた後です。学習机を購入者側に配送する必要があり、大型家具専用の配送手配が必要であること、またその配送料の支払いが必要であることは覚悟しておきましょう。

配送料を相手側負担にできる場合もありますが、学習机のような大型家具は配送料だけでも10,000円を超えます。相手側としても快く頷ける金額ではないでしょう。

自分と相手どちらも納得がいくよう交渉をして、買取を成立させなければいけないという点は気を付けたいポイントです。

比較的綺麗に使用されていて新品同様というくらい状態の良い学習机であれば需要は高いでしょう。そうなると、個人間の取り引きで高い送料が掛かったとしても、新品の購入額よりも大きく出費を抑えることができる売値であれば、手間とは裏腹に売却できる可能性は非常に高いです。

⑥ 寄付をする

学習机を支援品として寄付するという方法もあります。

学習机は子どもが勉強する環境になくてはならないものです。しかし、誰しもが所有できているわけではありません。そんな子どもたちのために自分の学習机を寄付してみてはいかがでしょうか。

児童養護施設や学習施設、公共施設などで寄付を募っている場合があります。寄付の情報は施設のホームページや自治体の情報誌などで掲載されているため確認をしてみましょう。

注意点として、許可なく勝手に寄付をすることはできません。寄付を募っている施設に学習机の寄付が可能かどうか確認をして、了承を得たうえで初めて寄付をすることができます。

また、運搬方法についても寄付先と相談をしておきましょう。学習机は大きく、容易に運べるものではありません。寄付をする際は郵送手配が必要なのか、自分で車両を準備して運んでも良いのか、施設内への運び入れは必要なのか、など詳細に聞いておくべきでしょう。

寄付については、ほとんどの場合で送料は自己負担となります。持ち込みではなく郵送して寄付を行う場合には、学習机の大きさに見合う送料が掛かってくることとなるため、出費に関してはある程度か掛かることを覚悟しておく必要があります。しかし、慈善活動を重視している場合を除き、粗大ゴミで処分するよりもはるかに多額の費用が掛かることになるでしょう。

⑦ 知人・友人に譲る

友人や知人に譲ることで学習机を手放すという方法もあります。

友人・知人の子どもが近々小学校へ入学するようなタイミングであれば、一度話を持ち掛けてみると喜ばれるかもしれません。学習机は決して安価で買えるものではないため、無料で貰えるのであれば欲しいと言ってくれる人が周囲にいる可能性は十分にあります。

受け渡し方法は検討する必要がありますが、売却とは違い赤の他人と交渉をするわけではないので気負わず提案ができるでしょう。

ただし、学習机やランドセルなど、小学校入学時に必要なものは親や祖父母が買ってあげたいという想いは少なからずあるでしょう。子ども自身の好みもあります。相手の意思も尊重しつつ、まずは軽く提案してみる程度で話を持ち掛けてみると良いでしょう。

また、傷が付いたり、小さくても破損箇所がある学習机を譲ることはおすすめできません。学習机は木製でできているものが多く、木の割れ目で怪我をしてしまうことは十分に考えられます。

どんなに小さい傷でも危険性はあるため、もし譲ってほしいという相手がいたら傷や劣化具合を明確に伝えて了承を得てから譲るようにしましょう。

⑧ 不用品回収を利用して処分する

最後にご紹介をするのが、不用品回収業者に学習机を回収してもらう方法です。有料回収となってしまいますが、その代わりに多くのメリットがあります。

まず、自力で学習机の運搬を行う必要は一切ありません。業者スタッフが自宅室内まで直接回収しに来てくれます。2階以上に設置している場合でも問題ありません。学習机の処分をする際に最大のネックとなる運び出し作業を全てお任せできるというのは非常に大きいメリットといえるでしょう。

2階の子供部屋に設置されている学習机の場合、そのままの状態では階段や家の中を移動できない可能性があります。そのような場合でも、ネジ止を外すなど分解・解体を行って搬出してくれるでしょう。

次に、回収日時を決めやすいという点が挙げられます。自治体のゴミ回収とは違い、業者側が依頼者側の都合に合わせてくれる場合が多いため、希望日に回収してもらうことが可能です。業者によっては依頼当日に回収を行ってくれる場合もあります。

その他、学習机以外にも捨てたいものがあれば一緒に引き取ってもらうことも可能です。不用品の回収が目的であるため、破損や劣化も関係なく、家具や家電、日用品に至るまで何でも回収をしてくれます。ついでに捨てたいものがあれば申し出てみてはいかがでしょうか。

不用品回収業者は事前に見積もりをとり、回収完了後に支払いを行うという流れが一般的です。見積もり料金に納得ができなければその時点でキャンセルも可能となっています。

見積もり料金は業者によって異なるので、時間に余裕があるようであれば複数社に見積もり料金を出してもらい比較をしてみると良いでしょう。見積りだけであれば無料で対応してもらえることが多いためおすすめです。

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処分費用の相場・メリット・デメリット

ここまで学習机の処分方法についてご紹介してきましたが、どの方法にも特徴があることが分かります。改めて、処分に掛かる費用や、メリット・デメリットを比較して確認をしてみましょう。

費用の相場

処分方法費用相場
普通ゴミ無料
※工具の準備が必要
粗大ゴミ500円~2,000円程度
買い替え無料~10,000円程度
※新規購入代金は別途必要
リサイクルショップ無料
※出張対応費が掛かる場合あり
ネットオークション
フリマアプリ
無料
※配送料が掛かる場合あり
寄付する無料
※配送料が掛かる場合あり
譲渡する無料
※配送料が掛かる場合あり
不用品回収4,000円~

メリット・デメリット

処分方法メリットデメリット
普通ゴミ・無料で処分ができる
・普段のゴミ出しと同じ方法で捨てられる
・解体が必要
・自治体によっては完全に不可
粗大ゴミ・比較的安価で処分ができる
・解体は不要
・屋外への運び出しが必要
・事前申し込みが必要
買い替え・購入と同時に処分が可能
・店舗によっては運び出ししてもらえる
・新しい学習机の購入が必須
・サービスの詳細確認が必要
リサイクルショップ・お金に換えることができる
・再利用してもらえる
・売れない場合もある
・買取方法を確認する必要がある
ネットオークション
フリマアプリ
・お金に換えることができる
・大勢の人に検討してもらえる
・売れない場合もある
・配送料の交渉が必要
寄付する・社会貢献活動になる
・再利用してもらえる
・寄付先を探す必要がある
・運搬方法の相談が必要
・一番出費が大きい場合あり
譲渡する・喜んでもらえる
・再利用してもらえる
・運搬方法の相談が必要
・相手が見つからないこともある
不用品回収・運び出し作業を全てお任せできる
・回収日時を自由に決められる
・他の不用品も一括で処分可能
・費用が掛かる

学習机は売ったり譲ったりすることもできるアイテムであるため、場合によっては費用を掛けずに処分することも可能です。ゴミとして捨てなければいけないという場合でも、粗大ゴミ回収などを利用することで安価で処分することも可能です。

しかし、学習机を処分する際の1番の懸念点は「運び出し作業配送」となるでしょう。売却をする場合の多くは回収作業費が掛かったり、配送のための費用が掛かってくるなど、意外にもこのような部分の費用が高いです。

運び出しが苦ではないという場合は、処分方法の選択肢の幅も広がるため、ぜひ売却や譲渡といった方向性もあわせて検討してみてください。運び出しに少しでも不安があるという場合は無理をせずに全てお任せできる不用品回収業者への依頼をおすすめします。

学習机と椅子はセットで処分ができるのか?

学習机といえば椅子もセットで販売されている商品ではありますが、処分時には必ずしも一緒に捨てることができるとは限りません。

今回ご紹介した処分方法では椅子の扱いがどうなっているのか確認をしてみましょう。

処分方法机と椅子の同時処分注意点
普通ゴミ椅子も解体する必要あり
粗大ゴミ処分自体は可能
棚も個々に処分しなければならない
買い替え購入品が机のみの場合は机のみの引き取りとなる
リサイクルショップ買取価格アップのためにもセットでの売却がおすすめ
ネットオークション
フリマアプリ
買取価格アップのためにもセットでの売却がおすすめ
寄付する寄付先による
譲渡する相手による
不用品回収条件なしで回収可能

自治体のゴミ回収を利用する場合は、椅子も処分したいとなると、かえって手間が掛かってしまうことが考えられます。しかし、処分ができないわけではないため検討する余地はあるでしょう。

売却する場合は、むしろ椅子をセットにした方が良いといえます。椅子がない場合は買取額が下がってしまうこともあるため注意が必要です。

椅子の処分で手間も時間も掛けたくないという場合は、やはり不用品回収業者の利用が手軽だといえます。費用こそ掛かってしまうものの、難しいことを考えずとも机も椅子も処分ができるためおすすめです。

やはり重要となってくる部分が、粗大ゴミでは椅子や棚なども処分しなければならないことでしょう。処分を行う場合にセットで扱われる場合もありますが、多くの場合で個別に処分をする必要があります。そのため、実際には2~3つのゴミを処分することになり、費用もそれなりに掛かってきます。

学習机の処分にお困りなら『お助けうさぎ』にお任せください。

今回は学習机の捨て方・処分方法について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

学習机の処分には手間が掛かってしまいがちです。運び出し作業が必要となる方法が多くなってしまうため、人手や車両の準備をしなければならないというネックがあります。

そこでおすすめなのが、不用品回収業者への依頼です。運び出しは全て業者側で行ってくれるため最も手軽な処分方法だといえるでしょう。

学習机が不要になるタイミングは卒業シーズンが最も多く、新生活が始まる季節でもあります。学習机と共に役割を終えるランドセル、学生鞄、制服、教科書、内履きなども、不用品回収業者であれば全てまとめて回収可能です。

お助けうさぎは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっている会社です。学習机の回収も承っております。屋内からの運び出しも当社が行いますので、お客様にお手間はお掛けいたしません。

不用品回収の他にも、粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理などあらゆるニーズにお応えいたします。ハウスクリーニングにも対応しておりますので、回収のついでに清掃をしてほしいというご要望にもお応えできます

お助けうさぎの料金は分かりやすい定額パックをご用意しています。一番お得に処分できる金額でご提示いたしますので、余計な費用が掛かってしまうこともありません

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お助けうさぎの不用品回収サービスについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの「マンガと動画でわかるお助けうさぎ」をご覧ください。

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オオウチ
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1994年生まれ。不用品回収歴は5年で、これまでに30,000件以上の不用品回収・ゴミ屋敷の片付けを担当してきました。 チームで協力して迅速かつ丁寧な作業を心掛け、お客様に見積もりの説明を行う際には、分かりやすさに重点をおいて説明をさせて頂いています。 また、お助けうさぎのYoutubeチャンネルで撮影も行っていますので「お助けうさぎYoutube」で検索してみてください。

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