灯油の捨て方5選|無料回収や引き取りについて詳しく解説
不用品別の処分方法不用品回収の利用を検討している方の中には、なぜ無料で回収ができるのかと疑問に感じている人が多いのではないでしょうか。
無料の不用品回収サービスを利用するためには、無料で回収できる理由を明確に把握しておかなければ、安心して利用できません。
この記事では、不用品回収が無料でできる理由やトラブルが発生する理由、安全に無料サービスを利用するためのポイントを解説します。
不用品回収を無料で利用したい人は、本記事を参考にしてください。
この記事を読むと、以下がわかります。
・無料不要回収サービスの仕組み
・無料回収できる不用品と有料回収できるものの違い
・無料回収サービスと買取の違い
「無料」は危険?無料回収の実態とは
無料回収サービスと聞くと、トラブルが発生しやすいイメージがある人が多いでしょう。たしかに、無料回収サービスに危険性がみられる可能性が高いことは事実ですが、正当で安全なサービスとして無料回収している業者はいます。
不用品回収をするとさまざまな費用がかかるため、事業として全ての不用品を無料回収するのは困難です。しかし、回収した不用品を再販売して利益を得られれば、事業として成り立ちます。
具体的には、回収した不用品を別ルートで販売する場合や、加工して再販売する場合などがあります。
再販売により利益を得るためには、一定の需要がある不用品のみ回収する必要があるため、すべての品物を回収することはできません。
以上のことから、無料サービスを提供している不用品回収業者のすべてが、悪質な業者ではないものと考えられます。また、無料回収のサービスを提供することには、きちんとした理由があります。
したがって、不用品回収業者に無料回収サービスを依頼する際は、危険性がないかを見抜くことが大切です。
無料で不用品回収ができるのはなぜ?
無料で不用品回収ができる理由は、以下の2点です。
- 回収品がリサイクル資源になる
- 再販・リユース市場で回収品を販売できる
不用品回収業者はボランティアで無料回収しているわけではありません。業者側にも利益がでるからこそ、無料回収をおこなっています。
そのため、無料で不用品回収ができる理由を把握しておけば、安心してサービスの利用ができるでしょう。
それぞれの理由を参考にしたうえで、不用品回収の無料サービスを利用すべきか検討してください。
回収品がリサイクル資源になる
不用品の中には、リサイクルして再資源化できる品目があります。
次のような物はリサイクル資源として換金もしくは無料で処分が可能なため、無料回収しても業者は損をしません。
- ダンボール
- 紙パック
- 瓶
- 新聞
- 缶
- 古着
例えば、不要なダンボールは改修後に工場で分解し新しいダンボールにリサイクルされますので、再度活用可能です。ほかにもそのまま使用できない古着は使えるパーツに分解し、新しい衣服として利用できます。こうした仕組みが存在しているため、不用品回収業者側も無料で回収することが可能となります。
ただし、リサイクル資源として無料回収できるものは業者によって異なるため、事前に公式サイトで確認しましょう。
再販・リユース市場へ販売できる
無料回収した不用品がそのまま販売できる場合は再販やリユースが可能なため、業者側の損にはなりません。
業者の販路としては、自社販売店で再販する場合や国内リユース市場に販売している場合、海外へ輸出している場合などさまざまです。再販売やリユース市場への販売をすれば、業者は利益を得られるため、無料回収できます。
例えば、不用品回収に1万円のコストがかかっても、コスト以上の利益を得られれば無料回収する意味があります。
よって、不用品であったとしても需要がある品物であれば、不用品回収業者側も無料で回収してくれる可能性があります。
無料回収が可能な不用品と有料になるものの違い
特定のジャンルの不用品については無料で回収できるケースもありますが、すべての品物が無料回収できるわけではないと把握しておく必要があります。
無料回収ができる品物は、再資源が可能なものやリユースできるものに限定されます。
一方で有料での回収となる対象は、壊れているものや汚れが酷いもの、飲食品といった再利用できないもの、家電リサイクル法指定品目などです。
家電リサイクル法指定品目とは、エアコン・テレビ・冷凍庫や冷蔵庫・洗濯機や衣類乾燥機などが当てはまります。
また、本来再利用が可能な不用品であったとしても、壊れているものや汚れが酷いものは無料での回収ができない可能性が高いため、注意が必要です。
さらに、業者によって無料回収できる不用品が異なるため、複数の業者のホームページで回収できるかを確認する必要があります。
無料回収が可能な不用品と有料になるものの違いを把握したうえで、業者に回収依頼をしてください。
無料回収サービスと買取サービスとの違いは?
無料回収サービスを提供する業者は限られている一方で、買取サービスを提供している不用品業者が多いです。
買取サービスは不用品の中で価値のあるものを業者が買い取ります。
業者側からすると、無料で不用品を引き取るよりも費用がかかる形となりますが、場合によっては、買取サービスを提供することで無料回収よりもお得に不用品を処分できるため、場合によっては業者側・利用者側共にメリットがある方法となります。
利用者からすると、貴金属やブランドものなど高価な不用品を買取った金額が回収費用を上回った場合、お得に利用できます。一方で業者側からすると、利用者から買い取った不用品を再販して利益がでる可能性もあるため、買取サービスを提供しているのです。
ただ、業者によって買い取れる品物が決められているため、自分に合った業者をしっかり選ばなければなりません。
自分が引き取ってほしい不用品の買取ができるかをホームページで確認したうえで、依頼する業者を決定しましょう。
また、不用品業者によって買取価格は異なります。衣服を買い取ってほしいのであれば、衣服を中心に取り扱っている業者を選ぶと、査定の精度が上がるため買取価格が高くなる可能性があります。
少しでもお得に不用品回収をしたい人は、買取サービスの利用を検討しましょう。
【実例つき】無料回収でトラブルが起こるのはなぜ?
無料回収を行う業者の中には、違法行為に手を染める悪徳業者も存在しています。
業者によっては無料回収を利用して詐欺をする場合があるため、注意が必要です。
過去に無料回収で発生したトラブル事例として、以下の3つがあげられます。
- 後から追加料金が発生するケース
- 不法投棄で罪に問われるケース
- 許可なく勝手に回収されるケース
それぞれのトラブルを参考にし、巻き込まれないように気をつけてください。
後から追加料金が発生するケース
不用品回収業者の中には、トラックに品物を積み込んだあとで追加料金を請求する場合があります。
「無料回収」と宣伝している業者に料金が無料だと確認したうえで、不用品回収を依頼しました。しかし、「回収費用は無料であるもののトラックの積み込みにお金がかかる」と言われ、やむを得ず支払ってしまったという事例があります。
悪徳業者は、利用者が費用を支払わなければならない状況に追い込んだあとに、高額を請求してきます。
「無料回収」と大々的に宣伝している業者は危険な傾向にあるため、注意が必要です。事前に追加料金がかからないかを確認し、業者に不用品回収を依頼すべきか判断してください。
不法投棄で罪に問われるケース
無料回収した不用品を空き地や山、河川などに不法投棄する業者がいます。
主に、回収品の廃棄処理費用を支払いたくない業者や無許可で営業している業者が、不法投棄をしているようです。不法投棄は犯罪であり、業者だけでなく依頼者も罪に問われる可能性があるため注意が必要です。
廃棄物処理法では、無許可営業の業者に不用品回収を依頼すると5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が課せられると定められています。
違法業者に不用品回収を依頼すると利用者側が巻き込まれる恐れがあるため、許可を取った業者か入念に確認しなければなりません。
自分の身を守るためにも、無許可営業の業者に不用品回収を依頼しないように気をつけてください。
許可なく勝手に回収されるケース
回収した不用品とは別の品物を業者が勝手に回収するトラブルが発生しています。
見積訪問をした際に、勝手に不要なものだと決めつけられたり、まだ使用できる家具や家電の処分を執拗に迫ってきたら警戒した方がよいでしょう。許可なく勝手に回収して販売し、業者が利益を得ようと考えている可能性があります。そのため、不用品回収業者が自宅に訪れている場合は自宅のものを勝手に回収していないかを見張っておかなければなりません。
また、見積もりの際に回収対象の不用品が何か、業者側に記録に残すよう依頼をしておくと不用品回収をしてほしいものとは違う種類の品物を勝手に回収されてしまった場合、各種相談窓口に証拠として提出することができます。
見積書や業者とのメールのやり取りを残しておき、許可なく勝手に回収されていないかを確認しましょう。
安全に無料不用品回収を利用するためのポイント
無料回収サービスでは実際にトラブルは発生しているものの、すべての不用品回収業者が悪質なわけではありません。
優良な不用品回収業者を見極めることが大切です。
安全に無料不用品回収を利用するためには、以下の3つのポイントを心がけてください。
許可証を確認する
見積もり書と追加料金の確認をする
口コミや評判をリサーチする
それぞれのポイントを参考にしつつ、不用品回収業者の無料サービスを活用しましょう。
許可証を確認する
安全に無料不用品回収を利用するためには、業者が適切な許可を行政から得ているかの確認が大切です。
不用品回収サービスを事業として行う場合は、正式な許認可を取得しなければなりません。
業者のホームページを確認し、古物商許可や一般廃棄物収集運搬業許可を取得しているかを確認してください。古物商許可とは、事業として中古品の売買をする時に必要な許可証です。また一般廃棄物収集運搬業許可とは、一般家庭からの不用品の収集と運搬を事業としてするために必要な許可証です。
許可なく不用品回収をしている事業者を利用すると、利用者側にもあらゆるリスクが生じる可能性があるため、依頼する業者が許可を取得しているか確認する必要があります。
見積もり書と追加料金の確認をする
不用品回収業者の無料サービスを利用する際には、必ず見積もり書と追加料金の確認をしてください。
優良な不用品回収業者は、見積もりをする時点で料金とその内訳を明確に伝えてくれます。
見積もりを依頼した際に、書面で発行してもらえるか、見積もり発行後に追加料金が発生しないかの確認をしましょう。
確認をした際に曖昧な態度をとる業者や見積もりをしてくれない業者は危険です。
料金説明時の業者の態度を確認しつつ、どの業者に不用品回収を依頼すべきか判断してください。
口コミや評判をリサーチする
依頼する不用品回収業者が安心できる業者かどうか判断する際は、口コミや評判をリサーチするのがよいでしょう。
依頼する不用品回収業者を選ぶうえで、第三者の意見は参考となります。口コミで評判が悪い業者には、注意が必要です。特にGoogle口コミは利用者側のストレートな意見が多く、業者選びの際に参考にしやすいです。
口コミや評判をリサーチして安全な業者であることを確認し、依頼する不用品業者を決定しましょう。
まとめ
不用品回収業者が無料サービスを用意している理由は、主にリサイクル資源になるため処分費用がかからない場合や再販・リユース市場への販売ができるためとなります。
ただ、不適切な対応をおこなっている業者の無料回収サービスを利用すると、あとから追加請求がされる場合や許可なく勝手に品物を回収される場合などがあるため、注意しなければなりません。
不用品回収業者の無料サービスを利用したい場合は、各種許可証や口コミを確認するとよいでしょう。
また、少しでもお得に不用品を処分したいのであれば、無料回収サービスではなく、買取サービスの利用をおすすめします。
買取サービスを利用すれば、不用品回収にかかる金額を抑えることができます。さらに、買取金額が回収費用を上回った場合は、その差額分を受け取ることもできます。
お助けうさぎでは、不用品の買取サービスも実施しています。
公式サイトでは、どんな不用品の買取を強化しているかがわかります。
不用品買取サービスの依頼に悩んでいる人は、お助けうさぎへの利用を検討してください。