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自転車の処分方法6選|無料回収や引き取りについて詳しく解説

「不要な自転車の処分に困っている」
「自転車を引き取ってくれる業者はいないかな?」
「自転車ってゴミとして捨ててもいいの?」

屋外に出ると見ない日はないというくらい日常的な移動手段として浸透している自転車ですが、自転車を所有したことがある人が一度は頭を悩ませることが「自転車の処分方法」ではないでしょうか。

大人用の自転車は長年使い続けられますが、使用回数や保管状態によっては状態も悪くなり、比較的早く買い替えを検討する機会がやってくることもあります。子ども用の自転車は、子どもの成長と共に使用しなくなるものでしょう。

本記事では、不要になった自転車の処分方法について詳しく解説します。

自転車の簡単な処分方法や無料で引き取ってもらえる方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

・自転車の種類について
・様々な処分方法について
・捨て方ごとのメリット・デメリット

自転車について知っておこう

自転車は乗り物の1つであり、小さな子どもからご年配の方まで老若男女が使用できる乗り物です。近年では道路に自転車専用レーンが整備され始めており、私たちの生活に欠かせない移動手段としてますます需要が高まってきました。

それゆえに、数多くのメーカーから色々な種類の自転車が発売されています。自転車が古くなってきたので買い替えを検討したいという方も多いでしょうか。

そこでまずは、自転車の種類や寿命、処分のタイミングについて確認をしておきましょう。

自転車の種類について

ひとえに自転車といえど、たくさんの種類があります。子ども用から大人用、普段使いできるものからスポーツタイプのものまで、幅広いです。

処分したい自転車の種類や、これから購入したい自転車の種類を知っておきましょう。

種類詳細
キックバイクまだ自転車に乗ったことのない小さな子どもが、自転車という乗り物の感覚をつかむのに最適なタイプです。ペダルがついておらず、足で地面を蹴ってタイヤを動かして移動をする設計になっています。足が地面についているのでバランスを崩すことなく安全に乗ることができます。
補助輪付きの自転車子どもが自転車に乗り慣れるよう補助の車輪が付いた自転車です。補助輪が付いているのでバランスが取りやすく、乗り慣れていない子どもでも怪我することなく安全に乗ることができます。運転に慣れてきたら補助輪を外すことで普通の自転車と同様の状態で乗ることができます。
シティサイクル通称「ママチャリ」と呼ばれる自転車です。万人受けする乗りやすい自転車で、カゴや荷台を利用して荷物の運搬に使用することもできます。チャイルドシートを取り付けることで小さな子どもを乗せる2人乗りが認められている自転車でもあります。
折りたたみ自転車その名の通り、折りたたんで小型化できる自転車です。折りたたんだ状態で持ち運ぶことも可能であり、駐輪スペースがないなど置き場所に困っているという場合も室内に保管しておける便利な自転車となっています。
電動アシスト自転車モーターが取り付けられており、ペダルを漕ぐ力をサポートしてくれる自転車です。筋力が低下してきた高齢者の方でも簡単に坂道を上ることができます。チャイルドシートを取り付けて子どもの送迎用として利用している家庭も多いです。
マウンテンバイクスポーツタイプの自転車であり、舗装されていないデコボコした道路や公道以外の荒道でも走りやすい設計になっています。キャンプやサイクリングなどのアウトドアを楽しむために所有している人も多くいます。
ロードバイクスポーツタイプの自転車であり、フレームが非常に軽く、前傾姿勢で乗るように設計されているため空気抵抗が少なくスピードを出して走行することが可能です。本格的なサイクリングを趣味としている人に人気の自転車です。
一輪車車輪がひとつとサドルのみといったシンプルなデザインの一輪車は、自転車の1種です。子どもの遊び道具として使用されたり、学校教育に用いられたり、スポーツ競技にも使用されます。体感を鍛えたり平衡感覚を養ったりする手段として有効な自転車です。

子供用の自転車やシティサイクルは、処分をする機会も非常に多いでしょう。

値段と相場について

種類を確認したところで、各自転車の金額についても確認してみましょう。

自転車を買い替えるとなった際に、自転車の種類と一緒に金額も検討しながら購入を考えてみると良いかもしれません。

種類値段相場
キックバイク4,000~15,000円
補助輪付きの自転車10,000~20,000円
シティサイクル20,000~40,000円
折りたたみ自転車10,000~30,000円
電動アシスト自転車70,000~150,000円
マウンテンバイク20,000~70,000円
ロードバイク30,000~300,000円
一輪車7,000~12,000円

割と安価に購入できる種類の自転車もたくさんありますが、長持ちする良質な自転車を所有した方がコストパフォーマンスは良い傾向にあります。使ってる自転車が安価なもので手放しやすければ、値段の高い丈夫な自転車に買い替えるのもアリでしょう。

電動アシスト自転車やロードバイクなどは効果で人気もあるため、買い替えや処分は容易である場合が多いです。

パーツの素材と寿命について

自転車の寿命は約10年程度とされていますが、パーツごとに寿命があることはご存じでしょうか。

パーツごとに使用されている素材は異なり、強度や劣化の速度は異なります。使用頻度が高ければ高いほど、各パーツの消耗が激しくなることはもちろん、あまり乗っていないという自転車でも、保管状態や保管場所によって劣化は進んでいきます。

パーツのどこか1つでも不具合がある場合、自転車としての正常な機能を果たせないこととなりますので、パーツごとに今の状態と寿命を確認しておくことは大切です。

フレーム

自転車の大部分をしめるフレームは、自転車の核となるパーツであり、人間で例えると骨格ともいえる重要な部分です。

アルミニウムやカーボン、クロムモリブデンといった強度な素材が使用されており、このフレームが折れたりひしゃげたりしなければ、他のパーツを交換して自転車を使用し続けることができます。

各素材の寿命は以下の通りです。

素材寿命
アルミニウム3~15年
カーボン5~10年
クロムモリブデン10~20年

ただし、大きな衝撃を与えると、当然フレームも傷みます。転んで思いっきり地面にぶつけてしまったり、自転車同士でぶつかってしまったりするとフレームにもダメージが入ります。自動車との事故であれば修復困難なほど大きなダメージが入ってしまうでしょう。

また、錆びにも気をつけなければいけません。汗や湿気程度であればそこまで深刻に考える必要はありませんが、雨に晒されてしまう状態の駐輪場を常に利用しているという場合は1年経たずに錆び始めてしまうでしょう。

自転車をとめる時は屋根付きの駐輪場を選んだり、雨に晒されてしまった時は使用後にしっかりと拭いておくなどの対策が必要です。防錆材を使用することで錆びを防ぐこともできます。

大切な自転車は室内やガレージに保管したり、カバーをつけたりすることで、雨風による劣化を防ぐことができるでしょう。

ブレーキ

ブレーキは安全に自転車に乗るための基本的な操作に必要な重要パーツです。ブレーキシューと呼ばれるゴムでできた部分でタイヤのホイールを挟むことでタイヤが減速して、ブレーキがかかる仕組みになっています。

そんなブレーキですが、寿命は1~2年程度と非常に短くなっています。

使用状況にもよりますが、猛スピードで走っている状態から急ブレーキをかけるなど極端にブレーキに負担をかける操作を繰り返していると劣化が早まります。

ブレーキの利きが悪くなったという時はブレーキシューが劣化してきているサインです。また、ブレーキをかけた時に「キューキュー」「ギギー」という不快な音が出ている状態も、ブレーキシューが劣化している恐れがあります。

そのまま乗り続けることは非常に危険なので、ブレーキパーツだけを交換するか自転車の買い替えを検討しましょう。

ブレーキに異音がする状態は明らかに自転車の寿命を迎えているサインです。

ペダル

自転車を漕ぐ際に足を載せる部分です。こちらの劣化速度は自転車の使用頻度に大きく関係してきます。

漕ぐ回数が多くなれば多くなるほど劣化をすると考えて良いでしょう。一般的には30,000~50,000キロメートルを走行した段階で寿命がくるとされています。

また、衝撃によるダメージにも注意しましょう。転んでしまったり、自転車を地面に倒してしまった際にダメージを受けやすいです。ペダルが歪んでしまうとそもそも自転車に乗ることもできなくなり、ペダルを交換するか自転車を買い替える必要が出てきます。

ペダルは人の体重がかかる部分であるためそれなりに強度も高いです。普通に利用している分には問題は起きないため、利用に支障が出た際には買い替えや処分を検討してしまった方が良いでしょう。

タイヤ

タイヤなくして自転車は走行できません。タイヤの性能と寿命は快適に自転車を乗るためにも大切なポイントです。

タイヤの劣化には使用頻度が大きく関係してきます。走行距離にして約1,000キロメートルを走行した時点でタイヤの性能が落ち始め、3,000キロメートルに到達するころには寿命がくると考えてよいでしょう。走行距離が分からないという場合は、3年経過しているか否かで判断しましょう。

また、タイヤはゴムでできており、ゴムの側面にはブレーキを効きやすくするための溝加工が施されています。この溝が浅くなるとブレーキが効きづらくなり走行に危険が及びますので、溝がすり減ってしまっていないかを確認するのも寿命がきているかどうかをチェックするポイントとなります。

新品の自転車を買うとタイヤに突起「ヒゲ」(正式名称:スピュー)があります。これはタイヤの製造過程でできるものであり、摩耗からタイヤの使用頻度の目安を計るものではありません。間違った認識で伝わっていることがあるため注意しましょう。

チェーン

ペダルとタイヤを繋ぎ、ペダルを漕ぐ力にあわせてタイヤが駆動する一種の動力としての役割を持っているパーツです。

鉄や鋼・アルミ合金で出来ており簡単にダメージが入ることはありませんが、こちらも走行するたびに劣化が進んでいくパーツとなっています。タイヤと同じく約3,000キロメートルが寿命の目安となっているので、タイヤとセットで劣化具合を判断しましょう。

チェーンが劣化するとたるみなどが生じ、ペダルを漕いでも歯車(ギア・スプロケット)とのかみ合わせが悪くなり空回り状態になることがあります。チェーンが外れることがある場合、出先で支障をきたす場合が多いため、走行できなくならないように日ごろからチェックしておくことが大切です。

劣化や摩耗を防ぐため、チェーンや歯車部分には油がさしてあります。そのため、チェーンのはめ直し作業をする際には、手に油が付着して汚れてしまうことがあるため注意しましょう。

チェーンや歯車周りで付着した油汚れは石鹸などで手洗いをしても落ちません。落とす場合は、食器用洗剤を使えば一発で落ちます。(概ね洗剤であれば効果はありますが、手汚れと考えると食器用洗剤が最適です。)

バッテリー

こちらは電動アシスト自転車に限ったパーツではありますが、このバッテリーにも寿命はあります。

バッテリーにはリチウムイオン電池が使用されており、寿命の目安は約3年と考えておきましょう。充電の回数で考えると約800回程度が限界となります。充電をすればするほど劣化が進んでいくこととなりますが、使用していなくても時間経過とともに劣化は進んでしまいます。

リチウムイオン電池は非常に繊細で、気温の暑さや寒さでも劣化が進みます。太陽光が直接当たらず、冬場も極端に気温が低くならない屋内で保管することが推奨されています。寿命をむかえたバッテリーは交換を検討しましょう。

交換する際は、購入店に問い合せてメーカー純正のバッテリーと買い替えを行いましょう。

新たなバッテリーを購入する際は必ず買い替えにしましょう。

買い替えであれば、新たな商品を貰い古い商品を引き取ってもらえます。 バッテリー単品を処分する場合、捨てる・処分をする方法として、引き取り可能なお店を探す必要があり、意外と大変な作業になります。

参考:バッテリーはJBRCの加盟店・協力店、自治体で回収してもらえる

海外製バッテリーには絶対に注意!

PSEマークがついていない安価な非純正バッテリーは危険であるため購入しないようにしましょう。また、処分の際にも引き取ってもらえない場合もあり注意が必要です。

参照:電動アシスト自転車が出火し炎上、原因はバッテリーの爆発か?

自転車そのものを処分するタイミングは?

まず、自転車そのものの寿命は約10年と言われています。

各パーツを交換することで長持ちさせることはできますが、核であるフレームの平均寿命が10年前後であることが理由です。フレームが寿命の場合には、交換するというよりも自転車自体を買い替えたほうが良いでしょう。

走行中にフレームが破損した場合、大ケガに繋がります。自転車が明らかに古い場合は買い替えましょう。

自転車って何ゴミ?

次にゴミの分類についてですが、自転車は「粗大ゴミ」として捨てられる可能性があります。

しかし、自転車はゴミとして捨てるのではなく、自転車販売店など専門業者に引き取ってもらうという処分方法が一般的です。

自治体によっては自転車のサイズや種類によって処分できない場合があり、問い合わせても「処分できませんので専門の業者に依頼をしてください」と案内されることが多いです。

専門の業者への依頼は大変そうだと感じてしまう場合もあるかもしれませんが、このあと解説する処分方法を一読いただければ誰でも簡単に自転車を捨てることができるので、ご安心ください。

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自転車の処分方法6選

続いて、自転車自体を処分する方法を解説します。

自治体での回収だけでなく、専門の業者に依頼をする方法や、無料で自転車を引き取ってもらう方法など、代表的な6種類の処分方法をご紹介します。

① 粗大ゴミとして処分する

自転車は粗大ゴミとして処分できる可能性があります。買い替えの予定はなく、最小限の費用で処分をおこないたい方におすすめです。

自転車を粗大ゴミとして処分する方法の手順は以下となります。

  1. お住まいの自治体の自転車の処分方法を調べる
  2. 電話またはインターネットから回収を申し込む
  3. スーパーやコンビニで粗大ゴミ処理券を購入する
  4. 処理券に必要事項を記入し、自転車に貼り付ける
  5. 指定場所・日時に自転車を出す


自転車を粗大ゴミとして処分する際のメリットは、処分費用を安く抑えられることです。回収費用は500円前後とみておくとよいでしょう。無料とはいきませんが、かなり安く自転車を処分することができます。

ただし、自治体によっては自転車の回収をしていない場合があります。

自治体ごとに「回収・処理できない粗大ゴミ」が品目ごとに定められているので、申し込み前に確認をしておきましょう。回収できない品目に自転車が明記されていた場合、他の処分方法を検討する必要があります。

お住いの地域の自治体では回収を行っていない場合もあるため、確実な方法ではないことを頭に入れておきましょう。

② 買い替えのときに販売店に引き取ってもらう

自転車の処分方法のひとつに、買い替えのときに販売店に引き取ってもらう方法があります。新しい自転車を購入したいと考えている方におすすめです。

販売店に引き取ってもらう手順は以下となります。

  1. 自転車購入先の販売店に引き取りサービスがあるかを確認する
  2. 引き取り費用や規約を確認する
  3. 引き取ってほしい自転車を販売店に持ち込む


販売店に引き取ってもらうメリットは、不要な自転車の置き場所に困ることがなくなることと、タイムロスが少ないことです。新しい自転車を手に入れるのと同時に古い自転車を手放せるので、非常にスムーズです。

ただし、引き取りの際の費用や店舗で設けられている規約はしっかりと確認をしておきましょう。無料で引き取りをしてくれる店舗もあれば、有料での引き取りとなる店舗もあります。費用の目安は500〜1,000円です。

処分費用としては割と安価ではありますが、新しく自転車を購入する費用のことも考える必要がありますので、予算内でおさまるかどうか確認をしておきましょう。

新たに購入を前提に古い自転車を捨てる必要がある場合には、こちらの処分方法が一般的です。

③ オークションサイト・フリマアプリを利用する

自転車が壊れておらず、まだ使用できる状態なのであれば、オークションサイトやフリマアプリを利用して売却するという方法があります。無料で自転車を処分したい方、お小遣いが欲しい方におすすめです。

オークションサイト・フリマアプリを利用して処分する手順は以下となります。

  1. オークションサイト・フリマアプリで相場をチェックする
  2. 自転車の写真を撮る
  3. 写真・製品情報・使用状態・金額を設定して出品をする
  4. 購入希望者と配送方法などの条件を相談する
  5. 配送手続きをして購入者に自転車を送る


オークションやフリマで自転車が売れた場合、お小遣いが得られるということが最大のメリットとなるでしょう。有名ブランド、希少性が高いものは、思わぬ高値がつく場合もあります。

デメリットとしては、手間と時間がかかることです。サイトへの会員登録から始まり、出品作業、購入希望者とのやり取り、購入後の配送手続きなど、自分で対応すべきことは数多くあります。

自転車は大型の荷物となるので、配送料は5,000~10,000円程度かかります。配送料を自己負担にするのか購入者負担にするのか、後々トラブルになってしまわないようしっかりと交渉をしておく必要があります。

大きさのある商品となるため、ほとんどの場合で出品者・落札者は近場でやり取りが可能な条件で考えています。場合によっては直接手渡しとなることも多いでしょう。

④ リサイクルショップで買い取ってもらう

リサイクルショップで買い取ってもらう場合は、近場にお店があるという方や、買い取りまでに手間をかけたくないという方におすすめです。

リサイクルショップで自転車を買い取ってもらう手順は以下となります。

  1. 自転車の買い取りを実施しているリサイクルショップを探す
  2. 自転車をショップに持ち込む
  3. 査定を依頼する
  4. 査定額を受け取る


リサイクルショップでは、特定の家具や家電を取り上げて高額買い取りキャンペーンを実施している場合があるので、自転車のキャンペーンをおこなっているショップに査定を依頼することで高額買い取りが期待できます。

ただし、査定をした結果、金額がつかなかったという事例もあります。

機能面の問題がなく新品に近い状態の自転車であれば高確率で買い取ってもらえるかもしれませんが、数年使用して各パーツが劣化していたり、人気商品と比べて機能面で劣っている自転車は買取自体してくれないことがほとんどです。

自転車に買い取り金額がつくかどうか、ショップに持ち込む前に電話やメールで簡易査定を受けておくと安心です。

買取をしてくれない場合でも、無料で引き取り処分をおこなってくれることもありますので、買取金額が気にならないという方は直接持ち込んでみてもよいかもしれません。

室内やガレージなどで保管しているほとんど使用感の無い自転車であれば買い取ってもらえる確率は高いです。

⑤ 友人・知人に譲る

周囲に自転車を必要としている友人がいるようであれば、譲るという方法も選択できます。業者とのやり取りが面倒だという方におすすめです。

新品の自転車は決して安く買えるものではありませんので、無料で自転車がもらえるのであれば欲しいと言ってくれる人が周囲にいるかもしれません。

自転車を友人に譲る際の手順は以下となります。

  1. 自転車を欲しい人が周りにいないか確認する
  2. 希望する方に、製品の特徴・状態を伝える
  3. 現物を見てもらう
  4. 状態に納得してもらえたら、自転車を譲り渡す


この手段のメリットは、手軽さがあることです。親しい友人・知人であるなら、いざこざが起こることも少なく、スムーズに取引がおこなえるでしょう。場合によっては、お金をもらえたり、お礼と称して食事を奢ってもらえたりするかもしません。

譲る際に相手に自宅まで取りに来てもらえるのであれば、手間も費用もかかりません。

デメリットは、欲しい人がいない場合はなかなか手放せないことです。できるだけ早く自転車を処分したい方には不向きな方法となります。

ある程度の使用感があっても、小綺麗で使用するには問題がなく捨てるには勿体ない自転車であれば、タダでもらえる分にはとても喜ばれるでしょう。

⑥ 不用品回収業者に依頼をする

最後に、不用品回収業者に自転車を回収してもらう方法をご紹介します。とにかく手軽に自転車を処分したいという方、いらないものをまとめて処分して欲しい方におすすめです。

不用品回収業者に自転車の処分を依頼する手順は以下となります。

  1. 回収品目に自転車をあげている不用品回収業者を探す
  2. 見積りをしてもらう
  3. 複数社に相見積もりをしている場合は比較をする
  4. 正式依頼する業者と回収日の相談をする
  5. 指定した日時に自転車を引き取ってもらう


不用品回収業者に自転車の処分を依頼するメリットは、即日対応が可能なことです。平日はもちろん、土日祝日にも対応してもらえます。業者によっては朝早くの回収や夜遅くの回収に応じてくれる場合もあるので、平日の昼間は忙しくて対応できないという方にはピッタリの方法です。

また、自転車以外にも処分したい物があれば一括で回収してもらうことも可能です。引っ越しや大掃除、断捨離といった機会に利用をする人が多数います。

ただし、回収費用がかかることは認識をしておきましょう。安くても3,000円~10,000円程度はかかります。

その分、回収日時に融通がきいたり、手続きが簡単だったりと利便性の面では、他の処分方法よりも効率がよいといえるので、検討する余地は十分にあります。

費用はかかりますが、処分したい物の量や大きさを気にする必要が無く運ぶ必要もないので、手間をかけずに急いで処分したい人におすすめな方法です。

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不要な自転車を処分する時の注意点

防犯登録の削除申請をする

防犯登録は自転車の盗難を防止したり、盗難被害にあった時に車両の特定をしたり被害者へ自転車を返還したりする役割を持つ重要なものです。

自転車を購入する際には、自転車1台に対して1つの防犯登録をすることが義務付けられています。ほとんどの場合、購入時にお店で登録を促されます。

そんな防犯登録ですが、自転車を処分する際には登録情報を削除してもらうよう申請を出さなければいけません。

削除申請の手順は次の通りです。

  1. 身分証(運転免許証や健康保険証など)と防犯登録カードを準備する
  2. 防犯登録所として認定されている自転車販売店に自転車を持っていく
  3. 窓口で手続きをおこなう


もし防犯登録カードをなくしてしまったという場合は、自転車を購入した時の保証書や領収書で代用できる可能性があります。保証書や領収書もないという場合は、自転車販売店に相談をしてみましょう。

壊れてしまって廃棄処分をする自転車はもちろんのこと、売却や譲渡をする予定の自転車であっても防犯登録の削除は必要です。

売却相手や譲渡相手が受け取った自転車に対してあらためて防犯登録を行いますので、スムーズに手続きが済むよう事前に自分の情報は削除しておく必要があります。

引き取りなどで販売店を介す場合には購入に合わせて削除も行ってもらえることが多いですが、売却や譲渡をする場合、どのタイミングで防犯登録を削除する必要があるかは事前に確認をしておきましょう。削除を忘れてしまうと相手側に迷惑が掛かりますので注意しましょう。

放置することはNG

使っていない自転車を駐輪場に置いたまま放置をし続けることは推奨できません。

集合住宅の場合であれば、駐輪できる自転車の数にも限りがあり、使用したいと思っている人が使用できない状態となってしまっているかもしれません。

長年放置された自転車は錆びて埃も被り、一目見ただけで放置自転車と判別できるので、駐輪している周辺の壁や床、家具などに悪影響を与えてしまい、近隣の方とのトラブルにも発展しかねません

いつか乗るかもしれないと思っていても、そのまま月日が経てば自転車の劣化が進み、安全に乗ることができない状態となってしまうでしょう。そんな状態でも最終的には自転車を処分しなくてはならなくなるので元も子もありません。

また、放置されていることが発覚した場合、法律で罰せられる可能性もあります。

自転車を1年以上使っておらず、使わなくても移動に不便がないと感じた際には、早々に自転車の処分を検討し始めたほうが良いと言えます。

自転車を放置した結果、盗難され移動された状態で見つかった場合、所有者である自分自身が引き取りに行かなければならなくなり、場合によっては不法投棄のような扱いでペナルティーが科される可能性もあるため注意が必要です。

バッテリーの取り扱いに注意

自治体の粗大ゴミを利用する場合、バッテリーを取り外して自転車とは別に処分をしなければいけない可能性があります。

「自転車本体は粗大ゴミ」「バッテリーはリサイクル回収」と分けて処分をしなければならない状況が考えられます。

自転車販売店や不用品回収業者の回収であれば、バッテリーがついたままの自転車でもそのまま引き取ってもらえる可能性が高いです。

自転車販売店は自転車の取り扱いの長けているので適切な処理が可能であり、不用品回収業者はあらゆる不用品をひとつひとつ丁寧に分別して処理をおこなうので、バッテリーもおのずと分別してくれます。

不要な電動アシスト自転車を捨てたいと思った時は、バッテリーの取り扱いについて処分先に相談してみると安心して処分ができるでしょう。

自転車を処分するなら『お助けうさぎ』におまかせ!

今回は自転車の処分方法についてご紹介しました。

自転車は処分をするのが大変だと思われがちですが、方法さえ知っていれば頭を悩ませることなく処分をすることができます。

自治体のゴミ回収制度を利用できることはもちろん、まだ使用できる綺麗な自転車の場合は売ったり譲ったりすることで無料で自転車を手放すこともできます。自転車の買い替えを検討しているのであれば、自転車販売店で無料で引き取りに応じてくれる可能性があるのでお得です。

不要な自転車を今すぐにでも引き取ってほしいという場合や、複数台の自転車をまとめて処分したいという場合は、不用品回収業サービスを利用することで手軽に処分をすることができます。

不用品回収サービスをご検討いただく際は、ぜひ『お助けうさぎ』の利用をご検討ください。

お助けうさぎは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっている会社です。

子ども用の自転車から大人用の自転車、バッテリー付きの電動アシスト自転車にいたるまで何でも回収いたします。自転車単体の回収も問題ありません。自転車含めた大量の粗大ゴミの回収も承っております。

各パーツが壊れておらず、状態の良い自転車であれば買い取りをさせていただくことも可能です。ロードバイクであれば高額買い取りさせていただける可能性もあります。

また、不用品回収の他にも「ハウスクリーニング」「ゴミ屋敷清掃」「遺品整理」「引っ越し」などあらゆるニーズにお応えいたします。

お助けうさぎの料金は分かりやすい定額パックをご用意しています。一番お得に処分できる金額でご提示いたしますので、余計な費用が掛かってしまうこともありません。

お問い合わせは24時間365日いつでも受け付けておりますので、まずはお見積もりだけという方もぜひお気軽にご相談ください。

お助けうさぎのサービスについて更に詳しく知りたい方はこちらの「マンガと動画でわかるお助けうさぎ」も併せてご覧ください!

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オオウチ
オオウチ

1994年生まれ。不用品回収歴は5年で、これまでに30,000件以上の不用品回収・ゴミ屋敷の片付けを担当してきました。 チームで協力して迅速かつ丁寧な作業を心掛け、お客様に見積もりの説明を行う際には、分かりやすさに重点をおいて説明をさせて頂いています。 また、お助けうさぎのYoutubeチャンネルで撮影も行っていますので「お助けうさぎYoutube」で検索してみてください。

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