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不用品別の処分方法「実家がゴミ屋敷になってしまって困っている」
「気づいたら家がゴミだらけになってしまってどうすればいいかわからない」
「ゴミ屋敷を役所からすぐに片付けるよう言われてしまった」
といった問題を抱えていませんか。
ゴミ屋敷の片付け・掃除はとにかく労力がかかるので、いざ自力で始めてもあまりの大変さに挫折してしまう方も珍しくはありません。
この記事は「そもそもゴミ屋敷の片付けは自力でなんとかできるものなのか」「お金を払って業者に全てやってもらうべきか」の判断ができずに困っている方のための情報が満載です。
まずはゴミ屋敷の片付けの問題点や片付け方のポイントを把握してから、どう対処していくかを考えていきましょう。
この記事でわかること
・ゴミ屋敷の片付けは自力でできるもの?
・ゴミ屋敷を自力で片付け・掃除する場合の方法やコツ
・ゴミ屋敷の片付けを業者に頼むべき基準
ゴミ屋敷の片付けは業者に頼らずに自力でできる?
結論から言うと、自力でのゴミ屋敷の片付けは不可能ではありません。
しかし、一口に「ゴミ屋敷の片付け」と言っても、家の間取りやゴミの量、ハウスクリーニングの必要性などでかかる時間や労力は大きく変わります。
以下の基準を全て満たしていない場合は、片付けの難易度が極端に跳ね上がってしまうと言っても過言ではないでしょう。
自力でゴミ屋敷を片付けられる基準
・家の間取りが3LDK以内
・水道や電気が使える環境
・人が住める環境
これらの基準に一つでも当てはまらない場合は、かなりの覚悟が必要です。
部屋の数が多くなればなるほど作業量が増えますし、水や電気を使えるかどうかは片付け作業の効率に大きく影響します。
また、長年人が住んでいない物件の場合は、清掃作業の手間も重くのしかかるでしょう。
ゴミ屋敷の片付けを自力でする場合の問題点
そして、ゴミ屋敷の片付けを自力でする場合、以下の問題点も無視することはできません。
作業中に思わぬトラブルに見舞われる恐れがあるので、実際に片づけ始める前に注意しておくべき点を把握しておきましょう。
膨大な時間と労力が必要
ゴミ屋敷の片付けは下記に挙げたように必要なステップが多く、未経験者が少人数で行おうとすると、かなりの時間と労力がかかります。
ゴミ屋敷の片付けに必要なステップ
・作業に必要な人員や道具などの確保
・害虫や害獣の駆除
・片付け、清掃作業
・不用品の分別
・不用品の廃棄
作業メンバーが1人だけの場合、ゴミ屋敷の片付けは困難を極めます。
また、2~3人でとりかかる際も、1日で全ての作業を完了させるのはかなり難しいです。
自力でやる場合はできるだけ人員を集め、最低でも丸2~3日はかかると思った方が良いでしょう。
ゴミ・不用品の処分が面倒
ゴミ屋敷の片付けは、ゴミ・不用品の処分についても考えることがたくさんあります。
ゴミ・不用品処分の問題点
・自治体の決まりに則ってゴミの分別をする必要がある
・ゴミの種類によって決められた回収日・時間を守って捨てる必要がある
・大量の不用品や粗大ゴミの処分にはコストがかかる
・不用品の買取をしてもらう場合、別途業者に依頼する必要がある
ゴミの分別方法は自治体によって異なりますが、「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「プラスチックゴミ」「ペットボトルや缶」「段ボールや雑誌といった古紙」「大型家具や家電といった粗大ゴミ」などに分けて捨てることになります。
こういった分別をせずに最寄りのゴミ集積所に捨ててしまうと、近所からクレームが来てしまうので気をつけましょう。
また、曜日によって捨てられるゴミの種類が制限されるため、即日で作業を終わらせたい場合は自分で車を手配して清掃センターに持ち込むか、不用品回収業者の手配が必要です。
まだ使える物を売りたい場合は、不用品の種別ごとに別途業者を探して買取依頼をする手間も出てきます。
ハウスクリーニングが大変
生ゴミを放置していた家は害虫や害獣が湧いていたり、生ゴミからの液体が床にしみこんでいたり、壁中にカビが湧いていたといった状況に陥っています。
そのため、今後もその家に住む予定があるのであれば、ハウスクリーニングが必須でしょう。
家中を掃除するとなると労力がかかるのはもちろん、こびりついた汚れや臭いは専門の道具・知識がないとなかなか落ちません。
アレルギー症状が発症する可能性がある
ゴミ屋敷の片付け作業は、ハウスダストや害虫によるアレルギーを引き起こす可能性があります。
長年掃除されていない家はほこり、カビ、ダニ、ゴキブリといったアレルゲンの温床。
アレルギー体質の方はもちろん、今まで自覚症状がなかった方もしっかりと対策をした上で片付けを始めましょう。
また、害虫を介した感染症にかかってしまうリスクも否定はできないので、腐敗物が多く散乱している家の場合は特に注意が必要です。
肉体的・精神的な疲労が大きい
ゴミ屋敷の片付け作業はこれまで述べてきたように「きつい・汚い・危険」の3K作業と言っても過言ではありません。
肉体的にも精神的にもかなりの負担がかかるので、年末の大掃除のような感覚で始めて挫折してしまうといったケースも多々あります。
「試しに少しだけ自力でやってみる」のも良いのですが、疲労が大きい場合は絶対に無理しないようにしてくださいね。
ゴミ屋敷を自力で片付ける際に押さえておきたいポイントとコツ
ゴミ屋敷の業者に頼まずにひとまず自力で片づけをやってみたいという方のために、必要な作業のステップ別にコツや注意点をまとめました。
現場の確認・スケジュール決定・掃除道具の用意
現場を見てどう片付けていくか予定を決める
まずは現場の状況を確認しないことには何も始まりません。
現場を見て、本当に自力で片付けができるのかを判断していきましょう。
実際に作業はしないまでも、マスクや軍手を持参し、汚れたり臭いがついたりしても良い服装で現場に行ってください。
状況を把握した後は、実際に片付け作業をするスケジュールを決めます。
必要な日数はゴミの量や人手にもよりますが、最低でも2~3日は確保しておきましょう。
さらに片付け作業前日にはあらかじめ害虫・害獣駆除をしておくことをおすすめします。
片付けのスケジュールを決める際のアドバイス
片付けをする際は一気にまとめてやってしまうのがポイント。
あまり日数が開いてしまうと、だんだんとモチベーションが下がってしまいがちです。
また、日数をかけられない場合は、作業当日にゴミ・不用品処理もできるように廃棄手段を手配しておきましょう。
片付けに必要な道具を用意しておく
ゴミ屋敷の片付け作業には、準備しておくべき道具もそれなりにたくさんあります。
近くにお店がない場合は、必ず全て揃えてから現地へ向かいましょう。
ゴミ屋敷の片付けのために用意しておきたい道具
・ゴミ袋…自治体指定の分別に合わせて用意
・軍手…衛生面・ケガ防止の観点で必須
・マスク…ほこりや羽虫対策、悪臭の軽減に役立つ
・汚れても良い服、靴…作業後に捨てられる物が望ましい
・新聞紙…水分を吸わせる、尖った物を包む緩衝材といった用途に
・殺虫剤…片付け前日に使う他、片付け中にも必要な可能性大
・ビニールひも、ガムテープ…不用品をまとめるのに便利
・掃除用具…ほうき、ちりとり、モップ、雑巾、スポンジ、各種洗剤など
この他にも、万が一ケガをしたり体調不良を起こしたりしたときのために「薬箱」も持って行くと安心です。
害虫・害獣駆除
ゴミ屋敷掃除の際に意外と盲点になっているのが、害虫・害獣駆除の作業。
長年ゴミが放置された家では、一見して姿が見えなくても、片付けている最中に大量に見つかるなんてこともあります。
片付け作業の前日にミストタイプ・燻煙式などの殺虫剤を使ってあらかた駆除し、片付け中に出てきた虫は強力なスプレータイプの殺虫剤で対応していきましょう。
ちなみに、ネズミやシロアリの駆除は個人では難しいので、もし見つかった場合は専門の業者に駆除を頼んだ方が良いです。
ゴミ・不用品の撤去
必ず残しておきたい物をあらかじめリスト化しておく
ゴミ屋敷の片付けは、物を整理するよりも捨てる作業がメインになります。
確実にとっておきたい物以外はどんどん捨てていかないと、いつまで経っても片付けが終わりません。
そのため、事前にとっておきたい物をある程度リスト化し、片付け当日に迷わないようにしておくと良いでしょう。
処分せずにとっておきたい物の例
・通帳、印鑑、契約書類といった貴重品
・現在は買い直すことができない物
・現在日常的に使っている物
・思い出の品
捨てるかどうか迷った場合、直近数年でまったく使っていない、取り出していない物は思い切って手放すようにしましょう。
明らかにいらない物からどんどん捨てるようにする
片付け作業は、最初に「明らかに不要なゴミ」からどんどん捨てていくのがコツ。
最初に捨てたいゴミの例
・食べ物や飲み物の容器
・ペットボトル
・レジ袋や紙袋
・ダイレクトメールやチラシ
・壊れた家具や家電、小物
・数年着ていない衣類や下着
これだけで部屋を埋め尽くしていた物の大部分は片付くのではないでしょうか。
どうしても捨てるかどうか迷う物についてはいったん保留にするのも吉。
「保留用」の箱を作ってまとめておき、片付けがあらかた終わった後でゆっくり選別しましょう。
一部屋ずつ確実にきれいにしていく
部屋が複数ある家の場合は、「玄関に近い部屋から順番に確実にきれいにしていく」のがセオリー。
人手がある場合でも、基本的には「一つの部屋をきれいにしてから次の部屋に移る」を繰り返していきましょう。
複数の部屋を平行して片付け始めてもなかなかきれいになったという効果が見えません。
結果、作業の進捗が見えづらくなり、モチベーションがガクッと下がってしまう可能性が大です。
不用品の選別・処分
ゴミや不用品の処理方法は、片付け作業を始める前に考えておきましょう。
近場のゴミ集積所の利用は、ゴミの量によってはまったく現実的ではありません。
一気に大量に捨てるのであれば、清掃センターに持ち込むか不用品回収業者に依頼するようにしてください。
清掃センターに持ち込む場合はゴミの分別が必須となるため、自治体の決まりに沿った分別方法でゴミ袋を分けておきましょう。
また、不用品は廃棄する以外にもリサイクルに出したり、業者に買取してもらったりといった手もあります。
まだ使える美品であれば、買取をしてもらった方がコストを抑えられるのでおすすめです。
ハウスクリーニング
ゴミ屋敷の片付けは不用品を捨てて終わりではありません。
最後に汚れた床や壁を掃除しましょう。
状態によってはなかなかきれいにならないので、業者にハウスクリーニングを頼むことをおすすめします。
ただし、どの程度きれいにするかの判断基準は、その後に人が住むかどうかで大きく変わってくるでしょう。
ゴミ屋敷の片付けは業者に頼むメリットの方が多い
これまで、ゴミ屋敷を自力で片付け・掃除する方法をお伝えしてきました。
条件次第では自力でも可能ではありますが、やはり時間と手間が相当かかる作業であることは事実です。
ゴミ屋敷の片付けは業者に頼んだ方が圧倒的にメリットが多い特殊な作業と言えます。
以下のチェックリストに当てはまる項目が一つでもある方は、部分的にでもプロの業者を頼むことをおすすめします。
まだどうしようか迷っているという方は、最後の判断基準にしてみてください。
業者にゴミ屋敷の片付けを頼んだ方が圧倒的に良いケース
・片付けにまったくやる気が出ない
・この記事を読んでもどこから手をつけていいかわからない
・そもそも片付けや掃除に苦手意識がある
・ゴミ屋敷を片付けないといけない期限が迫っている
・人手が足りない
・仕事や家事が忙しい
・長時間腰をかがめる、重い物を持つ作業ができない
・近所の目が気になって現場に行けない
・ハウスダストや害虫のアレルギーがある
・ゴミの分別、ゴミ出し作業をしたくない
・大量のゴミや不用品を運搬する手段がない
・複数の不用品回収業者や買取業者へ連絡するのが面倒
こういった問題を抱えている場合、以下の3つの「業者に頼むメリット」との相性が抜群です。
①時間や人手確保の心配をする必要がなくなる
時間や作業人数を十分に確保できない場合は、そもそもゴミ屋敷の片付けはできないと言っても過言ではありません。
片付けから不用品回収までトータルで請け負う業者に依頼すれば、1日で作業を完了させることも可能です。
ゴミ屋敷の片付けの経験が豊富なプロのスタッフが複数人で作業するので、スピーディーにゴミ屋敷問題が解決します。
特にタイムリミットがある方は、今すぐ無料見積りの依頼をしてみることをおすすめします。
②面倒な不用品の処分方法を考える必要がなくなる
ゴミの分別をしたことがない方や複数の業者に連絡して買取の見積りをしてもらうのが面倒な方は、自力でやろうとすると億劫になってしまって挫折するケースが多いです。
ゴミの分別や不用品の処理問題も業者に頼めば手間はかかりません。
不用品の分別から回収だけでなく買取にも対応している業者を選ぶのがおすすめです。
最初から最後まで同じ業者に頼むことで、何度も見積りを依頼したり、連絡を取り合ったりといった手間はなく、費用も安く抑えられます。
③「汚い」「疲れる」ゴミ屋敷の片付け作業をする必要がなくなる
「そもそもゴミ屋敷に入って掃除をすることに何かしらの理由で抵抗がある」という方は、全て業者に任せてしまいましょう。
ゴミ屋敷の片付けにかかる肉体的・精神的負担は、通常のお宅での「片付け」「掃除」とは比べ物になりません。
そういった点に少しでも不安があるのであればプロの出番です。
不用品の片付けからハウスクリーニングまで行っている業者に依頼して、なかなか手をつけられなかったゴミ屋敷問題を解決しましょう!
ゴミ屋敷の片付け業者で料金を見積りしてから自力でやるか決めよう
自力でゴミ屋敷問題を解決することに少しでも抵抗があるのであれば、ひとまず無料見積りをしている業者に相談してみてください。
見積り金額を参考に、自力で処理する場合の労力やコストと比較してみることをおすすめします。
『お助けうさぎ』なら、不用品回収・買取のみを請け負うサービスからゴミ屋敷問題を一気に解決できるトータルサービスまで揃っています。
片付けは自力でして不用品の回収だけ依頼するといった選択肢もあるので、ぜひお気軽にご相談ください。