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【知らないと危険】ゴミ屋敷は火事が起きやすい!火災発生理由・事例・対処法を解説!

家がゴミ屋敷になっているけど放っておいて大丈夫そう

正直自分の家がゴミ屋敷になっていても誰にも迷惑をかけていないと思う

その考えは極めて危険です!

なぜなら、ゴミ屋敷を放置してしまうと悪臭・害虫の発生や健康への悪影響、トイレや洗面所が使用できなくなるといった危険が発生します。

特に注意しなければならないのが『ゴミ屋敷の火災・火事』です。

実はゴミ屋敷は火災・火事が起こる可能性が極めて高いのです。事実、ゴミ屋敷で火災が発生してしまった事件は後を絶ちません

この記事では、そんなゴミ屋敷の火事について詳しく解説します

この記事でわかること

・ゴミ屋敷で火災が起こりやすい理由や原因
・ゴミ屋敷の火災事例
・ゴミ屋敷の火事や火災を防ぐ方法

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なぜゴミ屋敷は火事が起こりやすいのか?

「なぜ普通の家よりゴミ屋敷が火事を起こしやすいの?」といった疑問を思い浮かべた方もいるかと思います。

結論からお伝えするとゴミ屋敷には火災を発生させてしまう環境や条件が揃っているからです。

ゴミ屋敷が火事を引き起こしやすい理由

・小さな火種でも大量のゴミのせいで一気に広がってしまう可能性がある
・ストーブやコンロ、コンセントの近くにあるゴミに火が引火する恐れがある
・火事が起きても大量のゴミのせいで気づきにくい

ちょっとした火種でも周囲に燃えるようなゴミが大量にあれば、一気に火が広がってしまいます。ストーブやコンロなど火元の近くにゴミがあれば、誤って引火してしまう恐れもあるでしょう。

そして、もし火事が起きてもすぐに気づくことができれば大事にはなりませんが、家中がゴミだらけだと火事に気づかないことも……。

大量のゴミが火事を引き起こす環境・条件を作ってしまっているのです。

ゴミ屋敷で火事が起こる原因

大量のゴミが火事の原因となることもあるのです。

ここからは、ゴミ屋敷が火事を引き起こしてしまう6つの原因をご説明します。

①タバコの不始末

消防庁によると令和2年(1月~12月)の出火件数は34,602件。出火原因の第一はタバコであり、実に3,098件にも及ぶタバコが原因と考えられる火事が発生しているのです。

タバコの火の不始末による火災は、一般家庭でも多発していますが、ゴミ屋敷の火災原因にもなりえます

特にゴミ屋敷のような燃えやすいゴミがたくさんある環境だと、タバコの灰が落ちたり、火がしっかり消えていなかったりするだけで一気に火が広がってしまう恐れがあります。

参考:消防庁 令和2年(1~12月)における火災の概要(概数)(https://www.fdma.go.jp/pressrelease/statistics/items/210514_boujyo_1.pdf)

②コンロの消し忘れ

コンロの消し忘れもタバコの不始末と同じく出火原因の上位を占めます。

急な電話や来訪で一定時間火元を離れたり、加熱している間に居眠りしてしまったりすれば、火事になりかねません。

ゴミ屋敷というゴミが多い環境で、そのような不注意な行動を起こせばより一層火事の可能性を高めます

また、家中がゴミだらけでキッチンに行くことができない方は、カセットコンロを使っていませんか?

カセットコンロの火を消し忘れてしまったら、一瞬のうちに火事になってしまいます。最悪自分の命を落としかねないので、取り扱いは細心の注意を払う必要がありますよ。

③ストーブ火災

冬に大活躍するストーブ。こちらも火事の原因となることが多いです。

ストーブ火災の原因

・寝ている最中に布団の一部がストーブの火元に触れてしまった
・ストーブで乾かしていた洗濯物が何かの拍子で火元に触れてしまった
・使っていないストーブの電源が意図せず入ってしまい、可燃物が火元に触れてしまった

燃えやすいゴミが近くにたくさんある環境であれば、ストーブ火災を引き起こす確率も格段に高めます。

また、何かの拍子でゴミが崩れてストーブの火元に触れてしまえば火事が起きてしまいます。

ストーブを使用する場合は、燃える物を近くに置かないようにしましょう。また何かあった時のために必ず自分の手が届く範囲内で使用すべきでしょう。

④たこ足配線火災

ひとつのコンセントにテーブルタップや延長コードを複数繋いだ状態を「たこ足配線」と呼びます。

このたこ足配線も誤った使い方をすると、火事を引き起こしてしまう場合が……。

例えば定格容量を超えての使用が挙げられます。基本的にひとつのコンセントで使える電気の定格容量は15A(1,500W)と決められています。この決められた電気量を超えて電化製品を使うと、電源タップが異常発熱して出火する危険があるのです

また、テーブルタップや延長コードに差している電化製品のコンセント部分が抜けかかった状態を放置すると、接触不良を起こして発火する可能性があります

ゴミ屋敷のようなゴミで溢れかえった状態だと、手間や面倒を考えてたこ足配線を増やしたり、ゴミにコードや配線が引っ張られてテーブルタップが抜けかかったりすることも。

たこ足配線の増設使用は避け、接触不良が起きていないか定期的に確認することをおすすめします。

⑤トラッキング火災

コンセントと電源プラグの隙間に溜まった埃が空気中の水分を吸収して、漏電・発火することを「トラッキング現象」と呼びます。

このトラッキング現象の厄介なところは、電化製品のON/OFFに関わらず火災が発生する危険があるという点

時間を選ばず24時間いつでも発火する可能性を秘めているのです。

ゴミ屋敷のようなゴミが多い状態だと、自然とコンセント部分に埃が溜まってトラッキング現象が発生しやすくなります。

⑥他者からの放火

放火が原因となる火事も後を絶ちません。

特に家の前までゴミが溢れかえっているゴミ屋敷は放火の標的になりやすいのです。

ゴミ屋敷が放火されやすい理由

・住んでいる住人に気づかれにくく、放火した後にすぐにその場から逃げられるから
・ゴミ屋敷の被害を受けている近隣住民から恨みを買っている可能性があるから
・ライターやマッチといった持ち運びできるアイテムで簡単に火をつけられるから

また、ゴミ屋敷状態の家だと放火されてもすぐに気づけません。家の外のゴミに放たれた火が家に燃え移れば、逃げる間もなく最悪の事態に……。

ゴミ屋敷は一般家庭より放火される可能性が高く、もし放火されてしまった場合、命の危険があると覚えておきましょう。

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実際に起こってしまったゴミ屋敷の火災事例

ここからはゴミ屋敷で起きた火災事例を3つご紹介します。

自宅や実家がゴミ屋敷になっているのであれば、あなたの家もこういった火事になってしまう可能性は十分にありえます。

火災事例から危険性を知っておくことはとても大事ですよ

①【2015年8月】愛知県豊田市の火災事例

2015年8月25日午後6時40分ごろ、愛知県豊田市にある木造2階建ての住宅や両隣の住宅が燃える火災が発生しました。

出火元の住宅は以前からゴミ屋敷となっており、家の外にまでゴミが溢れかえっている状態だったそうです。

火災当時、住人は蚊取り線香を焚いていたとみられ、それが原因で火災が起きてしまったとの報道があります。

また、以前から何回かボヤ騒ぎがあったため、2010年と2013年に行政代執行や近隣住民によるゴミの撤去がおこなわれたそうです。

そんな中、こちらのゴミ屋敷では火災が起きてしまいました。今回は軽いボヤ騒ぎでは済まず、木造2階建ての住宅は全焼、両隣のうち1棟が全焼、もう一方の家は半焼しています。

幸いなことに死人やケガ人が出たという報道はありませんでしたが、一歩間違えば命すら危うい事件でした。

行政代執行とは?
行政代執行は、国や地方公共団体といった行政機関が命令に背いた人に代わって、その命令を実行することを指します。

②【2016年10月】福島県郡山市の火災事例

2016年10月11日午後11時26分ごろ、福島県郡山市にある建物1棟が全焼する火事が発生しました。

火は約2時間後の午前1時12分ごろに鎮火されましたが、焼け跡から住人とみられる男性1名が発見され死亡が確認されています。

この住宅は以前からゴミ屋敷と知られており、3月末には行政代執行によりゴミの強制撤去をおこなわれたとのこと。

しかし、撤去後もゴミが集められ、結果として今回の火事に至ってしまったようです。

③【2020年12月】神奈川県平塚市の事例

2020年12月4日未明、神奈川県平塚市の住宅が出火し、近隣の住宅や店舗など計6棟に火が燃え広がる火災が発生しました。

火は火災発生から約11時間後に鎮火しましたが、この火災により出火元の男性らが火傷のケガを負ったようです。

火元の住宅は以前からゴミ屋敷として知られており、路上にはみ出すほどのゴミが溢れかえっていたとのこと。

出火原因は男性がライターでガスコンロの火をつけたところ、近くにあったビニール袋に引火。結果として広範囲にわたって火が燃え広がってしまったようです

もしゴミ屋敷が火事を起こしてしまったら?

先述した通りゴミ屋敷での火災事例は多数あります。

もしあなたの自宅や実家がゴミ屋敷になってしまっているのであれば、火事・火災は他人ごとではありません

自分は大丈夫だと思っていても、絶対に火事が起きないという保証はないのです。

もしゴミ屋敷で火事が起きたらどんなリスクを負うの?

火災事例からこのような疑問を持たれた方もいるかと思います。リスクもしっかりと確認しておきましょう!

ゴミ屋敷で火災が起きてしまった際に負う可能性があるリスク

・火傷やケガを負う
・自分や他人の命を奪いかねない
・新たな住まいの確保
・燃えてしまった住宅の取り壊しや建て建て直し費用の発生
・思い出の品や大事な家具家財を失う
・近隣住人や親族によくない噂をされる
・賠償責任を負う

火事の規模にもよりますが住人である自分や近隣住人にケガをさせてしまう可能性があります。最悪の場合、命を失いかねません。

さらにもし家が住めないくらい燃えてしまえば、新たな家の確保や燃えてしまった住宅の取り壊し・建て直しをする必要があります。当然、費用の発生は避けられません。

家が燃えてしまえば大事に保管していた思い出の品や家具家財、コレクション品なども失う可能性があります。

また、基本的には一般家庭であってもゴミ屋敷であっても、重大な過失と判断されない場合は「失火責任法」が適応されるので、近隣住宅に火災被害を与えてしまっても賠償は発生しないと言われています。

しかし、もし出火原因が自分の過失によるものだった場合、被害を与えてしまった近隣住人へ損害賠償金を支払う可能性があります。

ゴミ屋敷で火災を引き起こしてしまうと、このようなリスクを負う恐れがあります。良いことは何一つないので、火事や火災を防ぐ対策をしておくに越したことはないでしょう。

参考:ソニー損保 失火責任法とは(https://www.sonysonpo.co.jp/fire/bsc_005.html)

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ゴミ屋敷の火事・火災を防ぐ方法

ゴミ屋敷で火災が発生してしまうと大きなリスクを伴うことがわかりました。

できれば大事な私財や自分の命を失う事態は避けたいですよね。

ここからはゴミ屋敷の火事・火災を防ぐ方法をご紹介します。

あくまで予防対策なので、これらを実行したからと言って100%火事が起こらないとは言い切れません。

しかし、火事を起こしてしまえば何もかも失ってしまいます。そのような結果を招かないためにもあらかじめ防ぐ方法は知っておくべきでしょう。

①家の外に溢れているゴミを片付ける

まずゴミが玄関や道路まで溢れてしまっているのであれは、家の外のゴミを処分することから始めましょう。

先述した通り、一般家庭以上にゴミ屋敷は放火される危険が高いです。外のゴミに放火されてしまったら、最悪家の中まで火が広がって命を落としかねません。

どうしてもゴミを処分できないのであれば最初は家の中に持ち込みましょう。優先すべきは家の外にゴミを置かないということです。

ただしこれは根本的な解決にはなりません。家の中がゴミでいっぱいになってしまえば、自然と外に溢れてしまうと予想できます。家の中にゴミを持ち入れるのはあくまで一時的な方法と覚えておきましょう。

②コンセントやコンロの周りにゴミを置かない

コンセントやコンロなど、火元になりえる物の周りにはゴミを溜めないようにしましょう。

コンセントは電源プラグを差しっぱなしにしがちですが、コンセントや電源プラグの間に埃が溜まってしまうと、トラッキング火災を引き起こす恐れがあります。

コンセントは、定期的に掃除して埃を取り除きましょう。

コンロの近くにゴミを置いておくと、火をつけた時に周辺のゴミに引火する危険があります。

こういった火事の原因となる物の近くには、なるべくゴミを置かないようにしましょう!

③家族・友人・自治体に相談する

「外に溢れたゴミを家の中に入れる」「コンセントやコンロの周りにゴミを置かない」これらは確かに火事の発生確率を下げますが、一時的な対処にしかなりません。

ゴミ屋敷の火事を防ぐ一番効果的な方法は、そもそもの原因となっている『ゴミ』をどうにかすることです。

もし「ゴミをどうにかしたいけど、どうしたらいいのかわからない……」と悩んでいるのであれば、家族や友人、自治体などに相談してみましょう。

自分一人で抱え込まずに誰かに相談するとよいですよ!

④ゴミ屋敷の片付けを請け負っている業者に依頼する

「家族や友人には相談したくない」という方もいらっしゃるかと思います。

その場合、ゴミ屋敷の片付けを請け負っている業者に依頼しましょう!

ここ最近は、ゴミ屋敷の作業を引き受ける業者が増えています。業者に頼むメリットは以下の通りです。

ゴミ屋敷の片付けを業者に頼むメリット

・片付けにかかる身体的負担を減らせる
・最短1日で家をキレイにできる
・家族や友人に知られることなく片付けを終えられる
・不用品の処分や買取、ハウスクリーニングまで請け負ってくれる場合も

ゴミ屋敷を自分一人だけで片付けるのは至難の業です。片付けをするにしても精神的・肉体的な負荷は相当のものでしょう。

しかし、業者に依頼してしまえば最短1日でゴミ屋敷を片付けられます。さらに片付けの際に出てきた不用品の処分や買取を一括でお願いできるのです。

業者にもよりますが片付け後のハウスクリーニングを一緒に対応してくれるケースもありますよ。

本当にゴミ屋敷をどうにかしたいとお考えなら業者に依頼してくださいね。

ゴミ屋敷で火災を引き起こさないためにも早期対応を

ゴミ屋敷は火事や火災を発生させる危険が極めて高いです。

大量のゴミという存在が火を広めたり、小さなボヤを気づかせにくくしたり、放火の対象になったりするからです。

そんなゴミ屋敷の火災発生原因は、タバコの不始末やコンロの消し忘れ、トラッキング火災などが挙げられます。

もしこれらをきっかけにゴミ屋敷で火事が発生してしまうと、最悪自分や隣人の生命を脅かしかねません。

そうならないためにも、ゴミ屋敷を作るゴミの根本的処分を検討しましょう。何かあってからでは遅いのです。

まずは自分の近くにあるゴミを捨てることから始めてみてくださいね。

自分一人だと難しい場合は、ゴミ屋敷の片付けを請け負っている業者に依頼するのもアリですよ!

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オオウチ
オオウチ

1994年生まれ。不用品回収歴は5年で、これまでに30,000件以上の不用品回収・ゴミ屋敷の片付けを担当してきました。 チームで協力して迅速かつ丁寧な作業を心掛け、お客様に見積もりの説明を行う際には、分かりやすさに重点をおいて説明をさせて頂いています。 また、お助けうさぎのYoutubeチャンネルで撮影も行っていますので「お助けうさぎYoutube」で検索してみてください。

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