断捨離のすごい効果8選!得られる良い効果と失敗しないためのコツ
ゴミ屋敷「遺品整理のコツを知りたい」
「遺品整理を自分でおこなう方法は?」
と気になっている方もいるでしょう。
故人の遺品整理や片付けをするとき、正しいやり方がわからないと時間や手間がかかります。
今回は遺品整理をおこなう方に向けて以下を解説します。
この記事を読むと以下のことが分かります。
● 遺品整理を始めるタイミング
● 自分でおこなうメリットとデメリット
● 手順とコツ
● 業者に依頼する流れ
今回の記事を読めば失敗せずに遺品整理を進められます。これから遺品整理をするご遺族の方はぜひ参考にしてください。
遺品整理はいつから始める?適したタイミングとは
遺品整理はいつから始めるべきなのでしょうか。
実は、遺品整理には法律などにより決められたタイミングがありません。
心の準備や人手が確保できるときなど、状況によって変わります。遺品整理を始めるタイミングとして、主に以下があげられます。
- 心の整理がある程度すんだとき
- 遺族が集まったとき
- 休みがとれるとき
- 部屋を引き払うまでの期間
故人が施設暮らしや賃貸暮らしの場合、部屋の引き払い期限があります。早めに遺品整理やハウスクリーニングを終わらせて、期限までに部屋を引き渡せるようにしなければなりません。
もし、上記で挙げたタイミングが確保できなかったり引き払い期限までに終わりそうになかったりするならば業者への依頼を検討しましょう。
特に「遺品があまりにも多い」「故人の家がゴミ屋敷である」ような場合ですと、自力での片付けは困難です。
自分で遺品整理をするメリット・デメリット
自分と遺族で協力をして遺品整理をおこないたいと思う方も多いでしょう。
自力での遺品整理のメリット・デメリットをここではご紹介いたします。
メリットの方が大きいと感じるのであれば自力での遺品整理を、デメリットの方が強いと感じるのであれば業者への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
自分で遺品整理をおこなうメリット
遺品整理を自分でおこなうメリットは以下の通りです。
- 費用を抑えられる
- 自身で遺品の整理をおこなうことで心の整理にもなる
- 思い出を振り返る機会になる
- 貴重品や財産を見つけられる
自力の遺品整理における最大のメリットは費用です。自分たちでおこなえば、かかる費用は捨てることになる遺品の処分代や掃除用具代程度で済みます。
また、故人のものを片付けると、故人との思い出を振り返ることができたり心の整理がついたりするでしょう。
遺品整理を通じて相続する財産の確認もできます。遺言書やエンディングノートが遺されていた場合はあらかじめ内容の確認をし、故人の意思を尊重したうえで整理を進めましょう。
自分で遺品整理をおこなうデメリット
遺品整理を自分でやるデメリットは以下の通りです。
- 時間がかかる
- 分別に手間がかかる
- 人手が必要になる
- 清掃に専門知識が必要なこともある
最大のデメリットとして、時間や手間がかかることがあげられます。
整理すべきものが多かったり家が広かったりすると相当な労力がかかります。特に一軒家まるごとである場合には一人ですべての作業をおこなうことは難しく、人手が必要な場合もあるでしょう。
しかし、身内だけで十分な人手を用意するのは難しいこともあります。
加えて、ゴミ屋敷であったり害虫や臭いが発生していたりすると専門の清掃知識が必要です。正しい清掃をおこなわないと害虫や臭いが再度発生する恐れがあります。
自分で遺品整理をするために必要なもの
自分たちで遺品整理をすると決めたら道具の準備が必要です。最低限、以下の道具を揃えてください。
用意すべきもの
● ゴミ袋
● 手袋
● マスク
● 掃除機や雑巾など掃除用具
不要なものを捨てるにはゴミ袋が欠かせません。新たに購入して多めに準備をしましょう。ゴミ袋の種類を変えることで必要なもの・不要なものの仕分けをしながら作業を進めることもできます。
また、手を怪我しないために手袋や軍手を、ホコリを吸わないためにマスクも用意します。
遺品整理が終わったら掃除をします。掃除機や雑巾、洗剤など掃除用具も前もって揃えておくと安心です。
道具だけでなく、適切な服装も用意しましょう。
動きやすく怪我をしない服装が理想です。なるべく長袖長ズボンで、靴下を履くように心がけてください。室内が汚れている場合は、室内履きの靴を用意する手もあります。
自分で遺品整理をする流れ
自分で遺品整理をする際は、あらかじめ手順を決めておきましょう。そうすることで確実に整理がおこなえます。複数人で作業をする場合は、より一層必要です。
前もって流れを決めておいて共有すれば全員がスムーズに作業を進めることができます。役割分担にも役立つでしょう。
ここからは、遺品整理の流れをご紹介します。
遺品を必要なもの・不要なもので分ける
最初に、遺品を必要なものと不要なものとに分けてください。
分別と処分の同時作業は効率が悪くなり非常に時間がかかります。まずは分別のみに力を注ぐことで、効率よく片付けられます。
明らかなゴミやもう使わないものは処分、まだ使えるものは売却、残しておくものや貴重品は保管、と分別しましょう。捨てるかどうか悩むもの、判断に時間がかかるものは一旦保留にしても構いません。
分別の際は、エンディングノートや印鑑、通帳などの重要書類や貴重品に注意してください。誤って処分してしまわないようにしましょう。
捨てるものと売却するものを分ける
必要のないものは、さらに「捨てるもの」「売却するもの」に分けましょう。
捨てるものを処分する際には普通ゴミ・粗大ゴミのどちらになるかを確認しながら分けていくと処分の際に役立ちます。
処分がもったいない、まだ使うことができるものについては売却を検討しましょう。特に貴金属や時計、電化製品は売却に向いています。高値で売れる可能性もあるでしょう。
売る予定のものは壊れたり汚れたりしないように仕分けて保管しておくことをお勧めします。
ゴミの分別をして処分
捨てるものと捨てないものを分けたら、次は捨てるものをさらに分別します。
自治体のゴミ回収で捨てられるものは分別ルールに従って処分しましょう。燃えるゴミや燃えないゴミ、資源ゴミなどにわけます。
大きな家具や家電は粗大ゴミ回収で処分できますが、多くの自治体で事前予約が必要です。
故人の家がある地域の分別ルールを前もって確認してください。
自治体のゴミ回収で捨てられないものは不用品回収業者を利用して処分しましょう。分別不要で回収してもらえることが多いため、不用品が多いときや分別が面倒なときにもおすすめです。
買取業者への売却
売却手段として、買取専門業者・リサイクルショップ・フリマアプリ・オークションサイトがあげられます。
貴金属や美術品などは専門の買取業者に査定をしてもらい、価値を見極めてもらうことをお勧めします。自分では価値が分からないからと専門外の業者へ売りに出してしまうと適正価格で買い取ってもらえない可能性があるので注意しましょう。
日用品や家具・家電などはリサイクルショップでの売却でも問題ありません。近場にショップがあれば店頭へ持っていくことですぐに買い取ってもらえますが、出張買取に対応している店も増えています。ショップが近くにない場合や大型家電があるときなどは出張買取がお勧めです。
フリマアプリやオークションサイトは自分で売却価格が決められます。買取よりも高く売れる可能性があるため、少しでも高く売りたい場合に向いています。
ただし、梱包や発送は自分でおこなわなければなりません。人手や時間が足りなければ、買取業者やリサイクルショップでの売却の方が良いでしょう。
整理整頓・清掃
処分したいものや売りたいものを手放した後は、残ったものを整理整頓しましょう。相続するものや引き取るものを仕分けします。
ものがなくなれば清掃をします。賃貸の場合、退去時のガイドラインを確認しながら清掃しましょう。原状回復を目指してください。
ゴミ屋敷化していて臭いや汚れがひどければ専用の清掃用具が必要です。自分たちだけではとても掃除しきれないという時はゴミ屋敷の清掃が可能な業者へハウスクリーニングを依頼しましょう。
実家や持ち家の場合は、家の今後の取り扱い方を決めます。誰が相続するのか、売却や貸し出しをするのか、それとも取り壊すのか、相続人や親戚同士で話し合って決めてください。
遺品整理をスムーズに進めるコツ
遺品整理をスムーズに進めるには、いくつかのコツがあります。コツを掴めば時間や人手をかけることなく効率よくおこなえるでしょう。
ここからは遺品整理のコツを8つ紹介します。できるものから取り入れて遺品整理を楽に進めてください。
思い入れが無いものからスタート
故人の遺品は家族からすると思い出深いものばかりでしょう。
思い出深いものを片付けようとすると、さまざまな出来事を思い出してしまい片付けがなかなか進みません。
最初は思い入れのないものから整理しましょう。消耗品や明らかなゴミ、使っていない食器や日用品がおすすめです。
これらのものを処分してしまえば、以降の整理に弾みがつきます。
売れるものは売ってしまう
思い出があるものをゴミとして捨ててしまうのは気が引けるという場合もあるでしょう。そういった場合は売却を検討してみてください。
誰かに使ってもらえれば思い切って手放せるはずです。売れるものはどんどん売ってみてください。
売るかどうか悩むものはフリマアプリに出品だけするという手があります。確実に売れるわけではありませんし、「やっぱり売りたくない」という気持ちになれば出品を取り下げることもできます。
自分たちの気持ちに合わせて売却方法を変えると良いでしょう。
寄付をする
捨てると売る以外の選択肢として、寄付があげられます。
おもちゃや食器、衣類、日用品など、あまり使用していなくてきれいなものがあれば、ぜひ寄付をしてみてください。
ただし、寄付には送料がかかるケースがあります。梱包や郵送も自身でおこなわなければいけません。寄付団体と寄付の方法を前もって調べておきましょう。
また、汚れているものや痛みがひどいものは寄付できません。
供養をする
写真やお守り、人形、ぬいぐるみなど、処分に抵抗があるものは供養がおすすめです。
供養は主にお寺でおこなわれます。直接持ち込んで依頼する方法が一般的ですが、最近は宅配で供養を依頼できるところも増えています。近くにお寺がない場合は宅配で依頼しましょう。
供養の費用は依頼するものの種類や量により異なりますので、事前にお寺のホームページを確認しておくか電話で相談をしておきましょう。
貴重品を整理する
貴重品や貴金属、資産になるものなどは相続の対象品となります。誤って捨ててしまわないように整理してまとめて保管しておきましょう。
以下に対象になるものをまとめます。
貴重品一覧
● 契約書や権利書
● 請求書や領収書
● 身分証明書
● 貴金属や宝石類
● 骨董品
● 車や不動産
後から相続人同士で揉めないためにも、これらの遺品はリストや表などにまとめておきましょう。
重要書類関係は紙媒体であることが多く、他の雑紙と混ざって捨ててしまう危険性が高いです。
ものを仕分ける際は貴重品があるかもしれないことを頭に入れて置き、誤って捨てないように注意してください。
形見分けをする
思い出の品は形見分けをします。相続人や家族、親戚で話し合いの場を設けて、それぞれ欲しいものや相続するものを決めましょう。
揉めないためにも、価値があるものはリストや表にまとめてから話し合いをします。他の家族や親戚の意向を聞かず勝手に回収したり引き受けることは避けてください。
遺言書やエンディングノートがある場合は形見分けの意向が記されている可能性がありますので、内容を確認したうえで形見分けをおこないましょう。
時間はかかるものと考える
遺品整理には時間がかかります。
慌てて終わらせようとせずに、「時間がかかるもの」と認識して取り組みましょう。そうすれば、時間がかかったとしても気が楽になります。
少なくとも1日で終わることはありません。時間をかけてゆっくりおこないましょう。
必要に応じて業者に頼る
自分たちだけで全ての遺品整理をおこなうことが困難な場合があります。ものが多い、ゴミ屋敷化している、時間や人手をかけられないときは業者に頼りましょう。
遺品整理を専門としている業者が存在し、なかでも遺品整理士という資格を有している業者に依頼をすることで専門家によるアドバイスが受けられます。
遺品整理は自分でする?業者が良い?
遺品整理はプライベートな側面もあるため自分でおこなった方が良いのではないかと考える方もいるかと思いますが、必ずしもそうだとは限りません。
自分でおこなうか業者に依頼するかの判断基準は、遺品の量と家の状態です。
遺品の量があまりにも多い場合は、自分たちだけで全ておこなうことは困難に近いです。また、遺品の量がそこまで多くなくても、分別が難しい品物があったり、処分が難しいものがあるときも、やはり自分たちでの分別は困難でしょう。
家の状態も重要なポイントです。ものが少なくても、ゴミが多く家が汚れていたり、害虫や害獣が発生したりしていると自分たちだけで対処できません。水回りの汚れが酷いと、掃除にかなりの時間がかかるでしょう。
上記の条件に当てはまる際は、専門の業者への依頼がおすすめです。
遺品の整理を任せることができる上に、不用品をまとめて回収し処分してくれます。貴重品の捜索や供養を依頼することもできます。
ゴミ屋敷やハウスクリーニングに対応している業者を選べば、家の清掃もまとめて依頼可能です。
<業者に依頼する場合>遺品整理の流れ
業者に遺品整理を依頼する場合、どのような手順を踏めば良いでしょうか。
こちらでは業者への依頼の流れを紹介します。
先述した条件に当てはまっている方や業者への依頼を考えている方は、以下の手順で依頼を進めてください。
複数業者に見積もり依頼
最初に、業者へ見積もり依頼を出します。
このとき、1社だけでなく複数業者に見積もりを出す相見積もりをおこなってください。相見積もりにより、遺品整理費用の相場がわかります。それだけでなく、どこの業者が一番安いのか、サービス内容はどうかといった比較も可能です。
悪徳業者を避ける目的でも使えます。悪徳業者は、金額が異常に安い、サービス内容が不明瞭、見積もりの項目がわかりにくいといった特徴を持ちます。相見積もりをすれば明らかに怪しい悪徳業者を見抜けるでしょう。
また、他社の見積もり結果を見せると、値引き交渉ができる場合があります。少しでも依頼費用を抑えるためにも、ぜひ相見積もりを活用してください。
スケジュールを決める
依頼する業者を決めたら、スケジュールを相談しましょう。
基本的に業者が作業する際には立ち会いが必要です。特に遺品整理は故人のものを仕分けるときに家族の判断が必要です。
家族や親族が立ち会える日を元に、作業の日程を決めてください。
業者によっては、土日や早朝・深夜の対応に関して追加料金がかかる場合があります。また、家の立地の関係でものの搬出が難しい、トラックが入れないなどがある際も追加料金が必要です。
日程相談時に、これらも確認しておきましょう。
遺品整理業者が作業を実施する
見積もりとスケジュール調整が終われば、あとは当日に作業をおこなってもらうのみです。
立ち会い方法は業者により異なります。最初と最後のみ立ち会いが必要な場合もあれば、作業中はずっと立ち会いが必要な場合もあります。あらかじめ業者に確認しておくと良いでしょう。
遺品の中に捨てて欲しくないものがある、触らないで欲しいものや部屋があるときも、業者に事前に伝えてください。
作業は1日で終わることがほとんどです。ただし、物の量があまりにも多い、部屋の清掃も含む際は2日以上かかる可能性もあります。
遺品整理を上手に進めるために業者に頼ることも検討しよう!
今回は自分で遺品整理をおこなう際のコツや手順を紹介しました。
遺品整理はどうしても時間と手間がかかります。コツを押さえてスムーズに進めていきましょう。
自力での整理が難しければ業者への依頼も検討しましょう。分別が面倒なときや物の量が多いときに特におすすめです。
ゴミ屋敷やハウスクリーニングに対応している業者を選べば、家の清掃までを丸ごと任せられます。
お助けうさぎは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっている業者です。
不用品回収だけでなく、粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理・ハウスクリーニングなども対応可能です。遺品整理士も在籍しております。そのため、法律に則った適切な遺品整理をおこなえるほか、整理作業後の家の清掃にもお応えします。
お助けうさぎの料金は分かりやすい定額パックです。一番お得に処分できる金額をご提案いたしますので、余計な費用はかかりません。
ご相談やお見積もりは無料となっております。まずは金額だけでも知りたいという場合もお気軽にお問い合わせください。